コスパ最強ノートパソコン レノボIdeaPad Slim 5i Gen8について、OLEDとIPS液晶両方の実機を見る機会がありましたので、比較記事を書きます。
- 有機EL/Intel Core i5/メモリ16GBが8.98万円
- IPS液晶/Intel Core i5/メモリ16GBが7.48万円
と、有機EL(OLED)・IPS液晶ともに性能や質感からすると全メーカー最安値レベルです。
IdeaPad Slim 5i Gen8は、フルアルミボディで質感も高く、性能も良いのでおすすめの機種です。
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8はOLEDとIPSどちらがよい?
OLEDモデル:Intel Core i5-13500H・有機EL・メモリ16GBで8.98万円
IPSモデル:Intel Core i5-12500H・IPS・メモリ16GBで7.48万円
です。(価格は2023年9月時点で変動する可能性があります)
2台とも触ってみた感想としては
- 動画鑑賞や写真を楽しむ用途メインなら有機EL
- 事務作業メインならIPS
- 迷ったら有機ELを買っておけばOK
- 事務作業メインならレノボThinkBook 13x Gen2も良い
と思います。
CPUが、IPSとOLEDモデルで1世代違いますが、性能はどちらも十分に高く、あまり気にしなくても良いと思います。
上記は有機ELモデルのほうのディスプレイです。テレワークなど事務作業用途で使う機会が多いなら、有機ELの画面は色が鮮やかすぎると感じるのでIPSのほうでよいと思います。
趣味やプライベートで使うなら有機ELのほうが画面が綺麗でよいと思いますし、迷ったら1.5万円の価格差で有機ELが手に入るのはとてもコスパが良く、有機ELを選択すればよいと思います。
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8(IPS/OLED)のスペック
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ i5-12450H ,インテル® Core™ i5-13500H |
メモリ | 16 GB LPDDR5-5200MHz |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
液晶(有機EL) | 14″ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 約1.46kg |
サイズ | 約 312.0×221.0x16.9mm(最薄部) |
バッテリー | 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 56.6Wh |
価格 | 7万円台~(時期によって変動) |
目立った欠点のない万能スペックで、かつ、価格も非常に安いです。
CPUが1世代違うのと、ディスプレイ以外のスペックは同じです。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-13700H | 30030 |
Core i7-12700H | 27020 |
Core i5-13500H | 22939 |
Ryzen 7 6800H | 23797 |
Core i5-12500H | 21683 |
Core i7-1360P | 20813 |
Ryzen 7 6800U | 20727 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Ryzen 7 5800U | 18837 |
Ryzen 7 5825U | 18386 |
Core i5-1340P | 17878 |
Ryzen 5 7530U | 17704 |
Core i5-1335U | 17352 |
Core i7-1260P | 17203 |
Core i5-1240P | 17345 |
Ryzen 5 5600U | 15000 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Core i3-1115G4 | 6610 |
上記はCPUベンチマークとして有名なPassMarkのスコアです。
Core i5-13500H、12500Hはゲーミング・動画編集も余裕でこなせるくらいのハイスペックCPUとなっています。
レビュー記事を以下に書いていますので参考にしてみてください。
OLED
IPS
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8の価格と納期
上記スペックのマシンが、2023年9月現在、7万円台から購入できます。
納期も1~2日と速いです。
性能に対する価格・コスパは素晴らしいものがあります。
コスパ最強ノートパソコンとしてもっともお勧めの1台です。
動画編集や写真を楽しみたいならOLEDがよい
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8のようにボディ質感や性能が高く、有機ELディスプレイを搭載して8.98万円という価格は、全メーカー最安値レベルです。
上記は有機EL搭載モデルの写真を撮ったものですが、とても色鮮やかで明るく、美しいディスプレイです。
写真が趣味であるとか、動画を綺麗なディスプレイで見たいのであれば、当機種は極めてコスパが良く、おすすめです。
テレワークなど事務作業用途メインならIPSも良い
IPS液晶のほうのモデルがディスプレイ性能がいまいちというと全くそんなことはなく
- 解像度1920×1200
- 画面比率16:10
- 非光沢
- 輝度300nit
- sRGBカバー率66%
という、IPSモデルでも事務作業に適したディスプレイ性能があります。
一般的な事務作業用途であれば十分に見やすいディスプレイで、文字を見たりするのはむしろOLEDよりIPSのほうが見やすいのでは?と思えるディスプレイでした。
そのため事務作業用途メインならIPSのほうでよいと思います。
迷ったら、有機EL搭載で8.98万円というのは全メーカー最安値レベルのため、有機ELのほうを購入すればよいと思います。
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 IPS/OLEDの比較
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8のIPS・OLEDの比較をします。
比較項目 | OLED | IPS |
CPU | Core i5-13500H | Core i5-12500H |
PassMarkスコア | ◎(22939) | ◎(21683) |
メモリ | 〇(16GB) | 〇(16GB) |
ディスプレイ | ◎(有機EL) | 〇(IPS) |
サイズ | 14インチ | 14インチ |
アスペクト比 | ◎(16:10) | ◎(16:10) |
解像度 | 〇(1920×1200) | 〇(1920×1200) |
輝度 | ◎(400nit) | 〇(300nit) |
色域 | 133%sRGB | 66%sRGB |
ボディ質感 | 〇(アルミ) | 〇(アルミ) |
キーボード | 〇 | 〇 |
重量 | 1.46kg | 1.46kg |
USB-A | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × | × |
HDMI | 〇 | 〇 |
Webカメラ | 1080p | 1080p |
プライバシーシャッター | 〇 | 〇 |
バッテリー | 56.6Whr | 56.6Whr |
指紋認証 | × | × |
その他 | – | – |
価格 | 8.98万円 | 7.48万円 |
価格差は1.5万円、性能やボディはOLEDとIPSでほぼ同じです。
OLEDで8.98万円というのはとても安く、興味があるならOLEDのほうを購入すればよいと思います。
ただ上述の通り、文字を打つなど事務作業用途メインならIPSでもよいと思います。
事務作業メインならレノボThinkBook 13x Gen2も良い
レノボ ThinkBook 13x Gen2
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ i5-1235U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 13.3″ WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, LEDバックライト, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 1.2kg |
サイズ | 約 296x209x12.9mm |
バッテリー | 56Whr 最大19.2時間 |
価格 | 9万円前後(時期により変動) |
事務作業メインなら、IdeaPad Slim 5i Gen8ではなく、レノボThinkBook 13x Gen2も良いと思います。
こちらはディスプレイが13.3インチと少しコンパクトになりますが、その分軽量で持ち運び安いです。
Intel Core i5、メモリ16GB、SSD512GBと十分なスペックで、ディスプレも解像度2K、100%sRGB、輝度400nitと素晴らしいスペックです。
重量は1.2kgとなかなか軽量で、価格は8万円台~と、かなりのコスパです。
個人的には、キーボードの配置が綺麗で打ちやすいのが高評価ポイントでした。
キーボードとタッチパッドはIdeaPad Slim 5i Gen8と明確に差を感じるポイントでした。
またディスプレイもsRGB100%と十分に綺麗で、文字も見やすいディスプレイであったので、事務作業メインならこっちの機種のほうがよいと思います。
実機レビューを書いているので参考にしてみてください。
レノボIdeaPad Slim 5i Gen8のIPS/OLED比較まとめ
- 動画鑑賞や写真を楽しむ用途メインなら有機EL
- 事務作業メインならIPS
- 迷ったら有機ELを買っておけばOK
- 事務作業メインならレノボThinkBook 13x Gen2も良い
以上となります、参考になれば幸いです。
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