※2022年4月19日
先行発売されていた量販店モデルの14インチ軽量モバイルノートパソコンが、とうとうダイレクトモデルが発売されました。
最新世代のIntel第12世代CPUを搭載したノートパソコンが、いよいよ発売されはじめました!
今回紹介するのは、ダイナブックのノートパソコンで、2022年3月に、Intel第12世代CPUを搭載した機種が新発売されています。
今回新発売されたのは、13.3インチの軽量モバイルノートパソコンで、GZ/HVというモデルです。
他にも、15.6インチのCZ/HVというモデルも発売されています。
また、14インチモデルで重量940g、ディスプレイ画面比率16:10という、RZ/LVというモデルも発売されています。

ダイナブック(Dynabook)は、もともと東芝のPCブランド名でしたが、鴻海グループ傘下のシャープが東芝のPC関連会社を買収し、社名を「Dynabook株式会社」へ変更しました。
そのため、少し前の知識で、ダイナブック=東芝というイメージを持たれている方がいるかもしれませんが、現在は買収されているので東芝とは関連のない会社になります。
ダイナブックのモバイルノートパソコンですが、性能がよくて軽量、キーボードもよく、シャープの液晶を使っているので、液晶もキレイと、バランスの良い性能を持っています。
それでいて、価格はそこまで高いわけでもなく(すごく安いわけでもないですが・・・)予算があるのならおすすめのパソコンになります。
13.3インチのモバイルノートパソコンで、重量879gというのが素晴らしい!
- スペック申し分なしで最新第12世代IntelCPU搭載
- ディスプレイ性能良し
- 重量879gと超軽量
- キーボード良し
という、スキのない出来です。
最新Intel第12世代CPUはどの程度性能アップしたのか?
Intel第12世代のCPUは、性能が格段に向上している、という前評判がありましたが、実際に公表されはじめたCPUスコアを見ていると確かにその通りと思います。
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-1280P(最新第12世代) | 約23000 |
Ryzen 7 5800U | 18704 |
Ryzen 7 5825U | 17572 |
Core i7-1260P(最新第12世代) | 約18000 |
Core i7-1240P(最新第12世代) | 約17000 |
Ryzen 7 5700U | 15747 |
Ryzen 5 5600U | 15000 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Ryzen 5 5500U | 13348 |
Core i7-1195G7 | 11835 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1155G7 | 10448 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5425U | 10000 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Core i3-1115G4 | 6610 |
Core i3-1005G1(旧世代) | 5403 |
Intel Celeron N4120 | 2510 |
目安としてはCorei3-1115G4のスコア6610程度あれば、テレワークなど日常用途では十分で快適です。
ブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Ryzen3 5300Uのスコア10153程度あると、重作業でも十分快適に使えます。
第12世代のCPUが、Core i5-1240PとCore i7-1260P、1280Pですが、第11世代と比較して大幅性能アップとなっています。これは大いに期待できます。
ちなみに第12世代ですが、末尾のアルファベットにより以下の通り分類されます。
末尾H:ハイパワーなクリエイター・ゲーミング用
末尾P:一般的なノートパソコン用
末尾U:省エネ版の薄型軽量ノートパソコン用
なぜ第11世代→12世代でここまでのパワーアップを実現できたかというと、CPUのコア数が大きく増えているから、のようです。
CPUのコアとは内部にある演算回路のことで、コアが増えるほど並列処理が可能になり、トータルの処理性能もアップします。
第12世代では、このコアにP(performance:高性能)コアとE(efficient:高効率)コアと2種類のコアを搭載するようアーキテクチャが一新されています。
コア数がどれだけ増えたかというと・・・
Core i7-1165G7:4コア
Core i7-1270P:Pコア4 + Eコア8コア = 12コア
確かにこれだけ増えれば、スコアも大幅アップするな、というところです。AMDに押されていたので一気に巻き返しするため大幅パワーアップさせたというところでしょうか?
Dynabook GZ/HV 製品紹介
13.3インチモデルを紹介します。
Dynabook GZ/HV
スペック
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-1260P プロセッサー |
CPUコア数 | 12コア/ 16スレッド |
メモリ | 16GB(16GB×1)/最大16GB |
ディスプレイサイズ | 13.3型ワイドFHD 高輝度・高色純度・広視野角(IGZO・非光沢) |
SSD | 512GB SSD |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.2) |
スピーカー | ステレオスピーカー |
Webカメラ | 有効画素数 約92万画素(Webカメラシャッター付き) |
指紋認証 | なし |
顔認証 | あり |
Office | なし |
外形寸法(mm) | 約306.0mm(幅)×約17.9mm(高さ)×約210.0mm(奥行) |
駆動時間 | 約24.0時間 |
重量 | 約879g |
発売年月 | 2022年3月 |
上記は一番安い構成になります。
この構成で15.7万です(2022年3月現在)
ダイナブック直販サイトは、会員登録するだけで、相当な割引になるので、価格を参考にする場合はかならず会員登録しましょう。
CPUに最新の第12世代CPUを搭載しています。
メモリは16GB、SSDは512GBと、スペック的には極めて高く、申し分のないスペックです。
重量・耐久性
このノートパソコン最大の売りは、重量879gと軽量であることだと思います。
また、耐久性もすばらしく、アメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠した耐久テストをクリアしています。

ディスプレイ
IGZOという、シャープ製のAQUOSスマートフォンにも採用されているディスプレイを使用しています。

解像度は一般的なフルHD(1920×1080、16:9)で、最近のはやりの1920×1200(16:10)の少し縦長ディスプレイではないのが少し残念ですが、スペックは十分です。
キーボード

海外製の13.3インチノートパソコンだと、キーボード配置にクセがあるものが多いのですが、ダイナブックのキーボード配置は極めてオーソドックスで使いやすいです。
キーストロークも1.5mmあるので打鍵感も十分です。
海外製の安いモバイルノートはキーボードがちょっと・・・という方は、ダイナブックを検討してみる価値があるでしょう。
Dynabook CZ/HV 製品紹介
15.6インチモデルのほうも紹介します。
Dynabook GZ/HV
スペック
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i5-1240P プロセッサー |
CPUコア数 | 12コア/ 16スレッド |
メモリ | 16GB(8GB×2)/最大32GB |
ディスプレイサイズ | 15.6型ワイド Ultra HD(4K)(非光沢) |
SSD | 512GB SSD |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.2) |
スピーカー | ステレオスピーカー |
Webカメラ | 有効画素数 約200万画素 |
指紋認証 | なし |
顔認証 | あり |
Office | なし |
外形寸法(mm) | 約361.0mm(幅)×約19.9mm(高さ)×約244.0mm(奥行) |
駆動時間 | 約7.5時間 |
重量 | 約1.80kg |
発売年月 | 2022年3月 |
上記は一番安い構成になります。
この構成で14.9万です(2022年4月現在)
ダイナブック直販サイトは、会員登録するだけで、相当な割引になるので、価格を参考にする場合はかならず会員登録しましょう。
CPUに最新の第12世代CPUを搭載しており、Core i5とCore i7のいずれかを選択できます。
Core i5でもメモリ16GBを選択でき、Core i5 + メモリ16GBの構成がバランス良いと言えます。
メモリは16GB、SSDは512GBと、スペック的には極めて高く、申し分のないスペックです。
Dynabook RZ/LV 製品紹介
14インチモデルを紹介します。
予算が出せるのなら、もっともおすすめの機種となります。
Dynabook RZ/LV
スペック
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-1260P プロセッサー |
CPUコア数 | 12コア/ 16スレッド |
メモリ | 16GB(16GB×1)/最大16GB |
ディスプレイサイズ | 14.0型WUXGA高輝度・広視野角(Low blue light)(非光沢) |
SSD | 512GB SSD |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.2) |
スピーカー | ステレオスピーカー |
Webカメラ | 有効画素数 約92万画素(Webカメラシャッター付き) |
指紋認証 | あり |
顔認証 | なし |
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 |
外形寸法(mm) | 約312.4mm(幅)×約15.9mm(高さ)×約224.0mm(奥行) |
駆動時間 | 約20.5時間 |
重量 | 約940g |
発売年月 | 2022年4月 |
上記は一番安い構成になります。
この構成で22.85万です(2022年4月現在)
ダイナブック直販サイトは、会員登録するだけで、相当な割引になるので、価格を参考にする場合はかならず会員登録しましょう。
CPUに最新の第12世代CPUを搭載しており、Core i7-1260Pのみのようです。
メモリは16GB、SSDは512GB〜と、スペック的には極めて高く、申し分のないスペックです。
しかも16:10縦長ディスプレイの14インチで、重量940gと、非の打ち所がないスペックです。
予算があるのならば圧倒的におすすめの機種です。
Intel第12世代CPUを搭載したノートパソコンがいち早く発売!14インチモデルが最もおすすめ
私もノートパソコンが欲しくていろいろ探していたのですが、Intel第12世代CPUを搭載した機種がそろそろ発売される、と見たので楽しみにしていました。
とうとう、発売され始めたな!というところで、他のメーカーからも発売されるのを楽しみにしたいと思います。
13インチ、15.6インチ、14インチモデルと3機種ありますが、予算が出せるのならば、14インチモデルが、最もおすすめな機種となります。
ダイナブック直販サイト(14インチ)