※2023年8月更新
レノボIdeaPad Slim 5シリーズに新型が発売されていますので記事を更新しました。
ノートパソコンの中で、コスパ最強と考えている以下の2台
Lenovo IdeaPad Slim 5シリーズ
Lenovo IdeaPad Flex 5 Gen8 14 AMD
について、性能や価格帯が似ているということもあり、どちらを購入したほうがよいか?
について、この2機種の価格や各評価項目を整理し、どちらがよりコスパよいか、を比較していきます。
以前の記事で、レノボよりIdeaPad Slim 570 14 AMDをお借りすることができ、実機レビュー記事を書きました。
IdeaPad Slim 5シリーズの兄弟機で、IdeaPad Flex 5シリーズも人気機種で、どっちがよりコスパが良いのだろう?と疑問に思ったというのもあり、比較結果を記事にまとめたいと思います。
- Lenovo IdeaPad Slim 570 14 AMD 製品紹介
- レノボ IdeaPad Slim 5i Gen8 14の製品紹介
- レノボ IdeaPad Flex 5 Gen8 14 AMD製品紹介
- IdeaPad Slim 570とIdeaPad Flex 5シリーズの比較
- レノボIdeaPad Slim 5とFlex 5のスペック比較
- 価格はIdeaPad Slimが安い
- IdeaPad Slim 5iとFlex 5のボディ質感はSlimのほうが高い
- IdeaPad Slim 5i Gen8は有機ELディスプレイが選べる
- IdeaPad Flex はタッチパネルで2 in 1として使える
- IdeaPad Slim 5i Gen8とFlex 5 Gen8の比較まとめ
- 関連記事
Lenovo IdeaPad Slim 570 14 AMD 製品紹介
Lenovo IdeaPad Slim 570 14(AMD)
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5625U (2.60GHz 2MB) |
メモリ | 8GB(デュアルチャネル) |
ストレージ | SSD 256GB |
液晶 | 14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.38kg |
サイズ | 約 321.7×211.8×17.9mm(最薄部) |
バッテリー | 56.5Whr(最大15.9時間) |
価格 | 7万円台〜(時期によって変動) |
スペックは上記の通りです。
7万円前後で購入可能で、かつ快適に使える性能や質感をクリアしており、コスパが素晴らしい機種です。
CPU性能・処理速度
ノートパソコンに搭載されている主要CPUのベンチマークとなる、PassMarkというスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Ryzen 9 7945HX | 55967 |
Core i9-13900HX | 44998 |
Core i7-13700HX | 34286 |
Ryzen 7 7745HX | 32732 |
Core i7-13700H | 30030 |
Core i5-13500H | 23554 |
Ryzen 7 7735U | 21082 |
Core i5-1340P※コスパ良し | 20595 |
Core i7-1360P | 19600 |
Ryzen 7 7730U | 18864 |
Core i5-1335U※コスパ良し | 17352 |
Core i7-1260P | 17257 |
Core i5-1240P※コスパ良し | 17345 |
Ryzen 5 7535U※コスパ良し | 17123 |
Ryzen 5 7530U※コスパ良し | 16509 |
Ryzen 5 5625U※コスパ良し | 15000 |
Core i5-1235U※コスパ良し | 13865 |
Core i3-1315U | 13755 |
Ryzen 3 7330U | 11816 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Ryzen 5 7520U | 9789 |
Intel N100 | 5657 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Ryzen3 5300Uのスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。
Lenovo IdeaPad Slim 570は、AMD Ryzen 5 5625Uを搭載しており、普段使いでは極めて快適です。軽めの動画編集もできてしまうスペックです。
レノボ IdeaPad Slim 5i Gen8 14の製品紹介
レノボIdeaPad Slim 5シリーズは新型が発売されていますので、そちらも紹介します。
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | インテル® Core™ i5-12450H ,インテル® Core™ i5-13500H |
メモリ | 16 GB LPDDR5-5200MHz |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
液晶(有機EL) | 14″ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ブルーライト軽減パネル |
重量 | 約1.46kg |
サイズ | 約 312.0×221.0x16.9mm(最薄部) |
バッテリー | 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 56.6Wh |
価格 | 7万円台~(時期によって変動) |
目立った欠点のない万能スペックで、かつ、価格も非常に安いです。
私自身、旧型の550を妻用に購入し、主にテレワーク・日常用途で使っていますが快適に使ってもらっています。
この値段の割には、質感もなかなか良いです。
Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen8は、レビュー記事も書いていますので参考にしてみてください。
画面サイズは14インチなので大きすぎず小さすぎず万能サイズで、性能も一般用途には十分すぎるくらいで快適に使えます。
コスパ最強ノートパソコンとしてもっともお勧めの1台です。
- AMDモデルならばRyzen 5/メモリ16GBが8万円弱
- Intelモデルならば有機EL/Intel Core i5/メモリ16GBが8.98万円
- IntelでIPS液晶ならばIntel Core i5/メモリ16GBが7.48万円
と、いずれかを購入しておけばコスパ的にはほぼ正解、という機種です。
レノボ IdeaPad Flex 5 Gen8 14 AMD製品紹介
スペック
レノボIdeaPad Flex 5 Gen8
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 7 7730U, AMD Ryzen™ 5 7530U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
液晶1 | 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, ガラス |
液晶2 | 14型 2.2K液晶 (2240 x 1400) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 300nit, 100% sRGB |
カメラ | IR&1080p FHDカメラ(プライバシーシャッター付) |
指紋認証 | あり |
重量 | 約1.55kg |
サイズ | 約 313.1×224.9×17.8(最薄部) |
バッテリー | 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 52.5Wh |
価格 | 7万円台〜 |
14インチ、タッチパネル搭載のモバイルノートパソコンです。
コスパが良い構成は、Ryzen 5 7530Uを搭載した高生です。Ryzen 5でも普段使いには性能は十分すぎるでしょう。
コンバーチブル型で、2 in 1の機能を持つノートパソコンとしては、抜群のコスパを誇ります。
価格と納期
AMD Ryzen 5 7530U + メモリ16GBで7.98万と、2 in 1のノートパソコンとしては抜群のコスパです。
納期も1~2日と速いです。
タッチパネルのノートパソコンがコスパ良く欲しい場合に、真っ先におすすめできる機種です。
Ryzen 7 7730Uの構成も選べますが、コスパが良いのはRyzen 5 の構成のほうです。
IdeaPad Slim 570とIdeaPad Flex 5シリーズの比較
どちらの機種もコスパ抜群ですが、この2機種の比較をしてみます。
比較項目 | Slim 570 | Flex 5シリーズ |
性能 | ○ | ○ |
ディスプレイ | △(16:9 非光沢) | 〇(16:10 光沢) |
キーボード | △(普通) | △(普通) |
重量 | △(1.38kg) | △(1.55kg) |
インターフェイス | ○ | 〇 |
バッテリー | 〇(最大15.9時間) | 〇(最大14時間) |
価格 | ◎(7万円台〜) | ◎(8万円台〜) |
デザイン | △〜○ | △〜○ |
質感 | △〜○ | △〜○ |
耐久性 | △ | △ |
その他 | – | タッチパネル |
兄弟機なので、ほとんど同じなのですが、Flex 570のほうがコンバーチブル型なので
- タッチパネル搭載
- 重量が重い
という特徴があります。
あとFlex 5シリーズが新型に切り替わり、CPUが最新世代となっています。
軽さとコスパ重視ならLenovo IdeaPad Slim 570
Lenovo IdeaPad Slim 570の最大の長所は、なんといっても
- 7万前後で購入可能
- 快適性能や質感をクリアしている
というところでしょう。
一般ユーザーの大半の方が購入して後悔しない性能・質感と価格を高レベルで実現しています。コスパは神です。
快適性能をもつノートパソコンを少しでも安く、という方にはIdeaPad Slim 570はおすすめです。
メモリ16GBならIdeaPad Flex 5シリーズ
IdeaPad Flex 5シリーズの素晴らしいところは、メモリ16GBでも8万円台で購入できてしまうところです。
Lenovo IdeaPad Slim 570は、メモリ8GBのコスパは素晴らしいですが、なぜか16GBにすると10万~となってしまい、コスパがいまいちになってしまいます。
メモリ16GB必須ならばIdeaPad Flex 5シリーズのほうがよいでしょう。
コンバーチブル必須ならIdeaPad Flex 570
Lenovo IdeaPad Flex 5シリーズはコンバーチブル型でタブレットとしても使えるのが特徴です。
私もHP ENVYというコンバーチブル型を購入しております。
意外とコンバーチブルとして使う機会はないのですが(^^;タッチパネルは便利で、たまに小学生の子どもが使うときもタッチパネルがある方が使いやすいようです。
レノボIdeaPad Slim 5とFlex 5のスペック比較
IdeaPad Slimは新型が発売されていますのでそちらのスペック比較もします。
- レノボIdeaPad Slim 5i Gen8
- レノボIdeaPad Flex 5 Gen8
こちら2台のスペックを比較します。
比較項目 | IdeaPad Slim | IdeaPad Flex |
CPU | ◎(Core i5-13500H) | 〇(Ryzen7530U) |
メモリ | 16GB | 16GB |
ディスプレイ | ◎(有機EL) | 〇(IPS) |
サイズ | 14インチ | 14インチ |
アスペクト比 | ◎(16:10) | ◎(16:10) |
解像度 | 1920 x 1200 | 1920 x 1200 |
輝度 | 400nit | 300nit |
色域 | 100%sRGB | 63%sRGB |
ボディ質感 | 良い | 普通 |
キーボード | 〇 | 〇 |
重量 | 1.46kg | 1.55kg |
USB-A | 〇(2) | 〇(2) |
USB-C | 〇(2) | 〇(1) |
USB-C充電 | 〇 | 〇 |
USB-C映像出力 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt/USB4 | × | × |
HDMI | 〇 | 〇 |
Webカメラ | 1080p | 1080p |
プライバシーシャッター | 〇 | 〇 |
バッテリー | 56.6Whr | 52.5Whr |
指紋認証 | × | 〇 |
その他 | – | 2in1,タッチパネル |
価格 | 8.98万円 | 7.48万 |
IdeaPad Slim 5iのほうは、有機ELの8.98万円構成のほうと比較しています。
価格はIdeaPad Slimが安い
価格は、IdeaPad Slim 5i Gen8のほうが、Core i5-12450H+メモリ16GBでも7万円台で購入でき、安いです。
また有機ELモデルも8.98万円と、有機ELディスプレイ搭載にも関わらず凄く安く、有機ELディスプレイ搭載機種を安く購入したい場合にもおすすめです。
有機ELディスプレイ搭載機種は、他メーカーでは上位機種になるのでその分、高くなるのですが、IdeaPad Slim 5i Gen8は凄まじく安いです。
一方、IdeaPad Flex 5 Gen8は
- CPU:AMD Ryzen 5 7530U
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 512GB
の高スペックでも8万弱と、一般的なノートパソコンと比較しても安いです。
タッチパネル + 2 in 1であることを考えると驚異的なコスパです。
IdeaPad Slim 5iとFlex 5のボディ質感はSlimのほうが高い
IdeaPad Slim 5i Gen8
IdeaPad Flex 5 Gen8
IdeaPad Slim 5i Gen8とFlex 5 Gen8は、兄弟機種のため、基本は同じボディを使っているのでは・・・と思いこんでいたのですがどうやら違うようです。
IdeaPad Slim 5i Gen8はフルアルミボディですがFlexのほうは樹脂製で、質感はIdeaPad Slim 5i Gen8のほうが高いです。
またアルミのほうが耐久性も高いのでその点もおすすめできます。
IdeaPad Slim 5i Gen8は有機ELディスプレイが選べる
IdeaPad Slim 5i Gen8の素晴らしいところは、有機ELディスプレイが選べて、かつ、9万円弱と安いことです。
上記は有機ELディスプレイを搭載したYoga 770iですが、IPS液晶と比較しても明らかに色が鮮やかで綺麗です。
写真が趣味であるとか、動画を綺麗なディスプレイで見たいのであれば有機ELディスプレイはおすすめです。
IdeaPad Flex はタッチパネルで2 in 1として使える
IdeaPad Flex最大の特徴は、タッチパネルとして使えて、2 in 1なのでスタンドモード、タブレットモードとして使えて、タッチペンも付属します。
タッチパネルやスタンドモードなどで使いたい場合、IdeaPad Flexは価格も安く、おすすめできる機種です。
IdeaPad Slim 5i Gen8とFlex 5 Gen8の比較まとめ
大半の方にはIdeaPad Slim 5i Gen8 がおすすめ
テレワークやOffice作業など一般的な事務作業用途全般である
- テレワーク
- Office系事務作業
- 文書作成
- Web閲覧
- 動画鑑賞
- SNS・ブログなどの執筆
であれば、IdeaPad Slim 5i Gen8で、十分な性能があります。
また
- 有機ELディスプレイが選べる
- ボディ質感はSlimのほうが高い
- 価格が安い
ことを考えると、大半の方にはIdeaPad Slim 5i Gen8のほうがよいでしょう。
2 in 1かつタッチパネルが欲しい場合IdeaPad Flex 5 Gen8はおすすめ
IdeaPad Flexは、タッチパネルで2 in 1のため、子供のプログラミング教室でタブレットモードで使ってもらうなどの機会がある場合、IdeaPad Flexのほうがよいでしょう。
ただ1.51kg(実測値)と少し重く、持ち運びはちょっと重いということを注意してもらえればと思います。
レノボIdeaPad Flex 5 Gen8
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