※2023年1月31日更新
Lenovo IdeaPad Flex 5シリーズに新型が発売されたため、記事内容を書き替えました。
ノートパソコンの中で、コスパ最強と考えている以下の2台
Lenovo IdeaPad Slim 570 14 AMD
Lenovo IdeaPad Flex 5 Gen8 14 AMD
について、性能や価格帯が似ているということもあり、どちらを購入したほうがよいか?
について、この2機種の価格や各評価項目を整理し、どちらがよりコスパよいか、を比較していきます。
以前の記事で、レノボよりIdeaPad Slim 570 14 AMDをお借りすることができ、実機レビュー記事を書きました。
IdeaPad Slim 570の兄弟機で、IdeaPad Flex 5シリーズも人気機種で、どっちがよりコスパが良いのだろう?と疑問に思ったというのもあり、比較結果を記事にまとめたいと思います。

Lenovo IdeaPad Slim 570 14 AMD 製品紹介
Lenovo IdeaPad Slim 570 14(AMD)
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5625U (2.60GHz 2MB) |
メモリ | 8GB(デュアルチャネル) |
ストレージ | SSD 256GB |
液晶 | 14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.38kg |
サイズ | 約 321.7×211.8×17.9mm(最薄部) |
バッテリー | 56.5Whr(最大15.9時間) |
価格 | 7万円台〜(時期によって変動) |
スペックは上記の通りです。
7万円前後で購入可能で、かつ快適に使える性能や質感をクリアしており、コスパが素晴らしい機種です。

CPU性能・処理速度
ノートパソコンに搭載されている主要CPUのベンチマークとなる、PassMarkというスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-12700H | 27020 |
Ryzen 7 6800H | 23797 |
Ryzen 7 6800U | 20727 |
Ryzen 7 5800U | 18837 |
Ryzen 7 5825U | 18386 |
Ryzen 5 7530U | 17704 |
Core i7-1260P | 17203 |
Core i5-1240P | 17345 |
Ryzen 7 5700U | 15747 |
Ryzen 5 5600U | 15000 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U(最新12世代) | 13865 |
Ryzen 5 5500U | 13348 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Core i3-1115G4 | 6610 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Ryzen3 5300Uのスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。
Lenovo IdeaPad Slim 570は、AMD Ryzen 5 5625Uを搭載しており、普段使いでは極めて快適です。軽めの動画編集もできてしまうスペックです。
Lenovo IdeaPad Flex 5 Gen8 14 AMD製品紹介
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U |
メモリ | 16GB(デュアルチャネル) |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶 | 4″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト, ガラス |
重量 | 約1.55kg |
サイズ | 約 313.1×224.9×17.8(最薄部) |
バッテリー | 52.5Whr(最大14時間) |
価格 | 8万円台〜(時期によって変動) |
スペックは上記の通りです。
CPUは最新のAMD Ryzen 5 7530Uを搭載しています。
IdeaPad Flex 5シリーズはメモリ16GBの構成が8万円台~と安いです。
メモリ8GBでよければLenovo IdeaPad Slim 570のほうですが、メモリ16GBが必須であればこちらのほうがコスパは良いです。
IdeaPad Slim 570とIdeaPad Flex 5シリーズの比較
どちらの機種もコスパ抜群ですが、この2機種の比較をしてみます。
比較項目 | Slim 570 | Flex 5シリーズ |
性能 | ○ | ○ |
ディスプレイ | △(16:9 非光沢) | 〇(16:10 光沢) |
キーボード | △(普通) | △(普通) |
重量 | △(1.38kg) | △(1.55kg) |
インターフェイス | ○ | 〇 |
バッテリー | 〇(最大15.9時間) | 〇(最大14時間) |
価格 | ◎(7万円台〜) | ◎(8万円台〜) |
デザイン | △〜○ | △〜○ |
質感 | △〜○ | △〜○ |
耐久性 | △ | △ |
その他 | – | タッチパネル |
兄弟機なので、ほとんど同じなのですが、Flex 570のほうがコンバーチブル型なので
- タッチパネル搭載
- 重量が重い
という特徴があります。
あとFlex 5シリーズが新型に切り替わり、CPUが最新世代となっています。
軽さとコスパ重視ならLenovo IdeaPad Slim 570

Lenovo IdeaPad Slim 570の最大の長所は、なんといっても
- 7万前後で購入可能
- 快適性能や質感をクリアしている
というところでしょう。
一般ユーザーの大半の方が購入して後悔しない性能・質感と価格を高レベルで実現しています。コスパは神です。
快適性能をもつノートパソコンを少しでも安く、という方にはIdeaPad Slim 570はおすすめです。
メモリ16GBならIdeaPad Flex 5シリーズ
IdeaPad Flex 5シリーズの素晴らしいところは、メモリ16GBでも8万円台で購入できてしまうところです。
Lenovo IdeaPad Slim 570は、メモリ8GBのコスパは素晴らしいですが、なぜか16GBにすると10万~となってしまい、コスパがいまいちになってしまいます。
メモリ16GB必須ならばIdeaPad Flex 5シリーズのほうがよいでしょう。
コンバーチブル必須ならIdeaPad Flex 570

Lenovo IdeaPad Flex 5シリーズはコンバーチブル型でタブレットとしても使えるのが特徴です。
私もHP ENVYというコンバーチブル型を購入しております。
意外とコンバーチブルとして使う機会はないのですが(^^;タッチパネルは便利で、たまに小学生の子どもが使うときもタッチパネルがある方が使いやすいようです。
Lenovo IdeaPad Slim 570とIdeaPad Flex 5シリーズの比較まとめ
比較結果をまとめますと
- メモリ8GBで良くコスパ重視ならIdeaPad Slim 570
- メモリ16GB必須ならIdeaPad Flex 5シリーズ
- タッチパネル必須ならIdeaPad Flex 5シリーズ
かと思います。

Lenovo IdeaPad Slim 570 14 AMDは実機レビューをしたというのもあり、この価格としては素晴らしい性能と質感でした。
ただメモリ16GBの構成が高いのだけがちょっと・・・残念ですね。メモリ16GBで7万後半~8万円台前半でしたら本当に神でした。
メモリ16GB必要なら、ちょっと重くなってしまい、CPU世代も少し古くはなりますがLenovo IdeaPad Flex 5 Gen8が候補になるでしょう。
Lenovo IdeaPad Slim 570 14(AMD)
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