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HP Envy x360 14-fcレビュー【良い!高品質な万能2in1・性能も向上】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2024年3月にモデルチェンジした、HPのプレミアム2 in 1である、HP Envy x360 14-fcをお借りし、レビューすることができましたので、実機レビューを書きます。

3/27に記事アップ、掲載していた、HP Envy x360 14の紹介記事は、こちらのページにアクセスされるよう設定しております。

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レビュー機のマシンのスペックは以下の通りです。

  1. CPU:Intel Core Ultra 7 155U
  2. メモリ16GB
  3. SSD 1TB
  4. 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800)

 

新発売モデルということもあり、Intel版は最新のIntel Core Ultra Uプロセッサー、AMD版は最新8000番台の高性能CPUを搭載しています。

また新型より13→14インチとサイズアップ、ただ重量は1330g→1372g(実測値)とさほど増えておらず、宅内、持ち運び両方に対応したサイズと重量です。

HP Envy x360 14-fc/faの特徴を一言で表すと

  1. 宅内・持ち運び両方に使える万能・高品質2 in 1

と言えます。どんな用途にも対応できる、守備範囲が広くて高品質な2 in 1ノートパソコンです。個人的に、欲しくなった1台です。

 

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HP Envy x360 14-fcの特徴とおすすめポイント

高品質で宅内・持ち運び両方に対応した万能2 in 1

HP ENVY x360 14-fcは、全体的に高品質で、かつデザインもよいです。

ボディの外観、質感、キーボード配列や打鍵感、ディスプレイの綺麗さなど、どれをとってもスキのない完成度の高さを感じます。

 

  1. 14インチで宅内・持ち運びの両方に対応
  2. 綺麗なキーボードを活かしての文書作成など事務作業
  3. 綺麗な有機ELディスプレイを活かしての動画鑑賞や画像編集
  4. 動画編集※重作業するならAMD版のほうが良い

など、どんな用途にも対応できる、守備範囲が広くて高品質な2 in 1ノートパソコンです。

今回、Intel版を実機レビューしましたが、性能はAMD版のほうが上です。動画編集やゲームも見据えるなら、AMD版のほうが良いと言えます。

 

ディスプレイが有機ELでとても綺麗

HP ENVY のOLED(有機EL)は、ディスプレイの品質も素晴らしいです。OLEDかつ2.8Kの高解像度のディスプレイを選択できます。

2 in 1でスタンドモードにもできるので、動画鑑賞、写真編集などにもおすすめできるディスプレイです。

 

キーボードが打ちやすく文字入力にも向く

HP ENVY x360 13-bfは、新型でキーボード配置が綺麗になり、文字入力にもおすすめできる機種となりました。

そのため文書作成や文章入力主体の作業においても、おすすめできる機種と言えます。

 

生成AIに適したCPUを搭載

最新世代のCPUであるIntel Core Ultra、およびAMD Ryzen 8000番台は、専用のAIエンジンを搭載したCPUであることを売りにしています。

HP Envyは、製品説明会にも参加し、生成AIの性能が大幅にアップしていることをアピールしていました。

これからはローカルのPC上で生成AIを動かす機会も徐々に増えていくと予想されるので、今後、こういったCPUを搭載したパソコンが、一般的になっていくのだろうと予想します。

 

またキーボードに、Copilotボタンが設けられており、ワンボタンでAIアシスタントを呼び出すことができるのも特徴で、AIを意識したつくりになっています。

 

旧型HP Envy x360 13-ayとの比較

私は旧型のHP ENVY x360 13-ayを個人所有しており、新型になって何が変わったか?を比較します。

  1. ディスプレイに有機ELが選択できるようになった
  2. 画面比率が16:9→16:10になった
  3. 13.3→14インチになった
  4. キーボード配列が綺麗になった
  5. ThunderBoltポートが2つ、HDMIが追加された

 

ディスプレイに有機ELが選べて、画面比率も縦に長くなったのは大きいです。また14インチにサイズアップしたのも、画面が見やすくなったのでプラスだと感じます。

解像度も2.8Kと上がっているので、高解像度で綺麗なディスプレイを楽しめます。

左が旧機種、右が新機種ですが、新機種のほうが綺麗で見やすいです。

またキー配置が綺麗になったのも大きく、文字入力を主体用途にする方にも、おすすめできるキーボードです。

 

比較検討したい機種

レノボYoga 7/7i 2-in-1 Gen9

OS Windows11 Home(64bit)
CPU(7i(intel)) インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125H,Core™ Ultra 7 プロセッサー 155H
CPU(7(AMD)) AMD Ryzen™ 5 8640HS,Ryzen™ 7 8840HS
メモリ 16GB
ストレージ 512~1TB GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC
液晶1 14″ 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 120Hz, ガラス, ブルーライト軽減パネル
液晶2 14″ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチパネル, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz, ガラス
重量 約 1.49kg
サイズ 約 317.72×222.13×16.64mm(最薄部)
バッテリー 71Whr 動画再生時 約 11.2 時間・アイドル時約 26.5 時間
価格 10万円台~(AMD)、14万円台~(Intel)

レノボYoga 7シリーズは、レノボのハイエンド2 in 1ノートパソコンになります。

CPUに、Intel版はCore Ultra、AMD版はRyzen8000番台の最新CPUを搭載しています。

価格は、AMD版のほうが安いのですが、AMD版だと解像度2.8Kの有機ELを選択できません。Intel版だと、カスタマイズで解像度2.8Kの有機ELを選択できます。

私は旧型770の解像度2.8K有機ELと、旧型7 Gen8の解像度1920×1200有機ELの、両方を見たことがありますが、2.8Kのほうがおすすめです。

 

私は旧型のYoga 770 AMDを現在のメインPCとして使っており、ボディの質感の高さ、ディスプレイの綺麗さや性能の高さに、満足しています。

AMD版は、10万円台から購入可能と安く、コスパの良いノートパソコンと言えます。

 

HP EnvyとレノボYoga 7i Gen9性能比較

比較項目 Yoga 7i Gen9  HP Envy
CPU Core Ultra 7 155H Core Ultra 7 155U
PassMarkスコア ◎(25230) 〇(16140)
メモリ 〇(16GB) ◎(16~32GB)
ディスプレイ ◎(有機EL) ◎(有機EL)
サイズ 14インチ 14インチ
アスペクト比 〇(16:10) 〇(16:10)
解像度 ◎(2880×1800) ◎(2880×1800)
輝度 ◎(400nit) ◎(400nit)
色域 ◎(100%sRGB) ◎(100%sRGB)
ボディ質感
キーボード
重量 △(1.49kg) 〇(実測1.37kg)
USB-A 〇(1) 〇(2)
USB-C 〇(2) 〇(2)
USB-C充電
USB-C映像出力
Thunderbolt/USB4
HDMI
Webカメラ 1080p 5MP
プライバシーシャッター
バッテリー 71Whr 59.1Whr(実測6:22)
認証 顔認証 顔認証
その他 2in1,タッチパネル,ペン付き 2in1,タッチパネル
価格 16.3万 16.7万(7%オフ)

レノボYoga 7i Gen9は、Intel版の場合、CPUがIntel Core Ultra 7 155Hと、より高性能なHシリーズになるのが大きいです。HP Envy x360 14-fc/faを比較すると

  1. Intel版はレノボYogaのほうが性能有利
  2. AMD版は2.8K有機ELが選べるHP Envyのほうが良い
  3. キーボードはHP Envyのほうが良い
  4. 持ち運びはHP Envyのほうが軽い
  5. コスパはレノボYoga 7 Gen9が有利

という結論です。

Intel版を選ぶ、コスパ重視ならレノボYoga、AMD版ならHP Envy、全体的な質感やキーボード重視、持ち運びも考えるならHP Envyが良いかなと感じます。

 

HP Envy x360 14-fcのスペック

Intel Core Ultra版

OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ Ultra 5 125U, Core™ Ultra 7 155U
メモリ 16~32GB
ディスプレイ(OLED) 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz)
ディスプレイ(IPS) 14.0インチ・WUXGA非光沢・IPSタッチディスプレイ(1920×1200 / 16:10 / 400nit / 60Hz)
SSD 512GB~1TB PCIe® Gen4 NVMe™ M.2 SSD
光学ドライブ なし
無線LAN IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E対応)
Bluetooth Bluetooth(Ver5.3)
Webカメラ 5MP IR カメラ (約500万画素)
認証 顔認証
外形寸法(mm) 約 313 × 218× 16.9 mm(最厚部)
駆動時間 最大15時間(IPS)、10.5時間(OLED)
重量 1.39kg
価格 16万円台~

AMD版

OS Windows 11 Home 64ビット
CPU AMD Ryzen™ 5 8640HS, Ryzen™ 7 8840HS
メモリ 16~32GB
ディスプレイ(OLED) 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz)
ディスプレイ(IPS) 14.0インチ・WUXGA非光沢・IPSタッチディスプレイ(1920×1200 / 16:10 / 400nit / 60Hz)
SSD 512GB~1TB PCIe® Gen4 NVMe™ M.2 SSD
光学ドライブ なし
無線LAN IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E対応)
Bluetooth Bluetooth(Ver5.3)
Webカメラ 5MP IR カメラ (約500万画素)
認証 顔認証
外形寸法(mm) 約 313 × 218× 16.9 mm(最厚部)
駆動時間 最大14.5時間(IPS)、10.5時間(OLED)
重量 1.39kg
価格 13万円台~

Intel,AMD版とも、CPUが違うだけで、スペックはほぼ同じです。

 

HP Envy x360 14-fcの価格とおすすめ構成

Intel版とAMD版の両方が存在

HP Envy x360 14は、IntelとAMD両方のモデルが発売されています。

最高構成で比較すると

  1. Intel Core Ultra 7 155U
  2. AMD Ryzen 7 8840HS

の比較となります。

ノートパソコンに搭載されているCPUのベンチマークとなる、PassMarkというスコアを紹介します。

CPU PassMarkスコア
Ryzen 9 7945HX 55967
Core i9-13900HX 44998
Core i7-13700HX 34286
Ryzen 7 7745HX 32732
Core i7-13700H 30030
Ryzen 7 8845HS ※最新世代 29904
Core Ultra 7 155H ※最新世代 25230
Core Ultra 5 125H ※最新世代 21300
Core Ultra 7 155U ※最新世代 16140
Core Ultra 5 125U ※最新世代 17921
Ryzen 7 7735U 21082
Core i5-1340P 20106
Core i7-1360P 19600
Ryzen 7 7730U 18864
Core i7-1260P 17257
Core i5-1240P 17345
Core 5-120U ※最新世代 17292
Ryzen 5 7535U 17123
Core i5-1335U 16814
Ryzen 5 7530U 16509
Ryzen 5 5625U 15000
Core i5-1235U 13865
Core i3-1315U 13755
Ryzen 3 7330U 11816
Core i7-1165G7 10681
Core i5-1135G7 10298
Ryzen 3 5300U 10000
Ryzen 5 7520U 9489
Intel N100 5657
Intel Celeron 7305 2665

Intel Core Ultra 7 155Uのスコアは意外と伸び悩んだという印象です。

今回、実機レビューしましたが、上記のPassMarkスコアと大体同じような印象を持ちました。パフォーマンスにすると、約19000でしたがデフォルトだと16000程度でした。

対して、AMD Ryzen 7 8840HSは、サンプルが見つからなかったのですが、類似のRyzen 7 8845HSが、スコア約29000もあるので、8840HSもそれに近いスコアが出ると予想され、性能は8840HSのほうが上と言えます。

また、グラフィック性能について、Intel Core Ultra 7 155Uは、グラフィック性能が大きく引き上げられたIntel® Arc™ graphicsではなく、Intel® Graphicsでした。

対して、AMD Ryzen 7 8840HSは、8845HSと同じく現時点のCPU内蔵グラフィックスでは最高性能の、AMD Radeon™ 780Mのため、グラフィック性能もAMDに分があると考えられます。

Intel版

AMD版

 

性能ならAMDが良い

価格は最高構成のメモリ32GB+SSD1TBで、AMDのほうが1万円安いです。

私が現時点でHP Envyを購入するなら、AMDのほうにします。

個人的にHP Envyは、旧型のAMDモデルを持っていて、気に入っていたのでめちゃくちゃ欲しい・・・と思ってます。

 

HP Envy x360 14-fcの外観と機能

外観・デザイン・質感

外観は上質で綺麗、高級感があります。

色はミッドナイトブルーとメテオシルバーのどちらかが選べます。レビュー機はメテオシルバーでした。

ボディはアルミで高級感があり、ディスプレイのベゼルも狭く、ボディはスリムでスタイリッシュです。

 

上記は旧機種ENVYとの比較で、左が旧機種ですがディスプレイが縦に長くなったため、少し大きくなっています。

2 in 1のためスタンドモードやタブレットモードとしても使えるので、スタンドモードにして動画鑑賞する、タブレットモードにする、外付けキーボードを使うなど、幅広い用途で使えます。

 

重量

メーカー公称の重量は1.39kgです。実測値は1372gとやや軽かったです。

すごく軽いとは言えませんが、14インチ、有機ELタッチパネル+2 in 1であることを考えると納得の重量といえますし、持ち運びも可能です。

 

アダプターはUSB TYpe-Cのもので出力65Wで306gとなります。軽くはないです。

 

本体実測値 1372g
アダプター 306g

持ち運びも考慮するなら、電源アダプターはUSB Type-C対応の軽量でコンパクトなものを買ってしまったほうがよいと思います。私も購入しています。

軽量な充電器とケーブルを買えば、重量を合計100~110g程度に抑えることができます。

 

ディスプレイ

ディスプレイ(OLED) 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ(2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz)
ディスプレイ(IPS) 14.0インチ・WUXGA非光沢・IPSタッチディスプレイ(1920×1200 / 16:10 / 400nit / 60Hz)

構成によりOLED・IPSのディスプレイいずれかを選べます。

HP Envy自体が安くはないので、せっかく購入するならOLEDのほうがよいでしょう。

OLED+2.8K + タッチディスプレイは、とても高品質で申し分のない品質です。

ディスプレイは文句のつけようがない、素晴らしい品質です。 明るくて発色もよく、文字も高解像度で見やすいです。

 

左が旧機種との比較ですが、旧機種と比較してもディスプレイの品質は大きく上がっています。

旧HP Envy(IPS)

新HP Envy(有機EL)

見比べてみると、新機種のほうが、色鮮やかで、暗いところ・明るいところがはっきりしていて、より見やすい画像になっていることが分かります。

ディスプレイはほぼ100点の出来と言えます。

 

キーボード

旧機種

新機種

旧機種は、上記写真の通りENTERが右端になく、慣れないとタイプミスしやすかったのですが、新機種で素晴らしく綺麗な配置で、とても打ちやすいです。

 

キーストロークも十分に深く、キーピッチも14インチとなった影響もあり十分に確保されており、とても打ちやすいです。

打鍵感もとても良好、キーボードはほぼ文句をつけるところがないくらい、良く出来ています。

 

キーボードで点数をつけるならほぼ100点で、とても打ちやすいキーボードです。

タッチパッドの操作感も良好です。これは旧機種のEnvyから踏襲している良さです。

キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所での作業も苦になりません。

指紋認証はありませんが、顔認証には対応しています。

 

    インターフェイス

    左側面のインターフェイスは、奥から順番に

    1. USB Type-A 10Gbps (電源オフUSBチャージ機能対応)
    2. HDMI 2.1 出力端子
    3. Thunderbolt™ 4 with USB Type-C® 40Gbps(Power Delivery、DisplayPort™ 2.1、電源オフUSBチャージ機能対応)
    4. Thunderbolt™ 4 with USB Type-C® 40Gbps(Power Delivery、DisplayPort™ 2.1、電源オフUSBチャージ機能対応)

    となります。

     

    右側面のインターフェイスが、奥から順番に

    1. SuperSpeed USB Type-A 10Gbps
    2. イヤホンジャック

    となります。

    インターフェイスも、ほぼ完ぺきな出来です。

     

    ThunderBoltを、USB Type-C対応のDELLモニターに接続して検証したところ、問題なく4K出力、充電が可能でした。

     

    バッテリー駆動時間のチェック

    バッテリーは59.1Whrと、比較的大きいバッテリー容量となります。

    以下の条件にてバッテリー駆動時間のチェックを行いました。

    • 輝度MAX
    • youtube動画流しっぱなし
    メーカー公称時間 最大10.5時間
    残量0%まで 6時間22分

    有機EL・輝度の高さや解像度2.8Kとしては、バッテリーもちはとても良かったです。

    バッテリー駆動のまま長く使うことも全く問題ない性能です。

    今までのCPUの中でも、トップクラスの省電力性能でした。

     

    WEBカメラ

    5MP IR カメラ (約500万画素)が付いています。プライバシーシャッター付きです。

    顔認証にも対応しています。

    ノートパソコンのカメラで写真を撮りました。映りはとてもきれいで、Web会議も問題なくこなせます。

     

    スピーカー

    背面の手前側左右に2つのスピーカーが搭載されています。スピーカーの音質はまあまあです。HP Envy x360 13-ayが10点とすると、9点くらいです。完全なる主観ですみません(^^;

    何台かのノートパソコンスピーカーを聞き比べてみて、HP Envyのスピーカーはかなり優秀ということが分かっているので、この機種も音質はよいと思いますが、旧型ayのほうが少し良いような・・・?という印象でした。

     

    無線速度のテスト

    自宅のWiFiは、11ac(Wi-Fi5)で5.0GHzを使用していますが、同じ部屋だと550Mbps速度が出ており、とても高速です。

     

    1FにWiFiルーターがある状態で2Fで計測してみたところ、こちらも十分な速度が出ていました。

     

    ネットワークアダプタは、IntelのWi-Fi 6E対応のものが搭載されていました。

     

    機種 無線速度
    ThinkPad X1 Carbon 390Mbps
    ThinkBook 13x Gen2 400Mbps
    Yoga 6 Gen8 510Mbps
    DELL XPS 13 Plus 510Mbps
    IdeaPad Slim 5i Gen8 550Mbps
    HP Envy x360 13-ay 570Mbps
    HP Envy x360 14-fc 550Mbps
    HP Pavilion Aero 13-be 580Mbps
    Legion Pro 5i Gen8 610Mbps

    HP Envyなどは500Mbps以上出ていますが、それと同等レベルで早い結果となりました。

     

    起動時間チェック

    1回目 14.70秒
    2回目 16.85秒
    3回目 14.85秒

    起動時間はそこそこに早いです。

    10秒以内で起動する機種もあるのですごく早いというほどではないですが、ストレスなく起動します。

     

     

    HP Envy x360 14-fcの内部性能・処理速度

    パソコン処理性能を計測する上でメジャーな、以下のベンチマークソフトを使って計測した結果を紹介していきます。

    • PassMark
    • CineBench R23
    • PCMARK10
    • Crystal DiskMark(ディスク速度)

     

    また、ゲーミング性能についても、これもメジャーな以下のベンチマークソフトを使って計測します。

    • DQ10(軽量級3D)
    • FF14(中量級3D)
    • FF15(重量級3D)
    • 3DMark

     

    画像編集性能については、画像編集ソフトRawTherapeeでRAW現像10枚の書き出し時間を計測しました。

    • RawTherapeeでのRAW現像時間

     

    動画編集性能については、動画編集ソフトDavinci ResolveでフルHDのyoutube動画書き出し時間を計測しました。

    • Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し

     

    計測結果については、電源に接続して計測しています。

    PassMarkは、電源に接続しないバッテリー駆動での計測も行っています。

    HP Envyは、Smart Senseというモードが、AIを活用した制御ということで推している機能のようなので、基本はこのSmart Senseというモードで計測しています。

    myHPというアプリから、パフォーマンスという項目を選択でき、このモードだとパフォーマンスは上がりますが、ファンの音がうるさくなるので、常時このモードにするのはちょっと微妙と思います。

     

    CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。

    CPU PassMarkスコア
    Ryzen 9 7945HX 55967
    Core i9-13900HX 44998
    Core i7-13700HX 34286
    Ryzen 7 7745HX 32732
    Core i7-13700H 30030
    Ryzen 7 8845HS ※最新世代 29904
    Core Ultra 7 155H ※最新世代 24910
    Core Ultra 5 125H ※最新世代 21300
    Core Ultra 7 155U ※最新世代 16140
    Core Ultra 5 125U ※最新世代 17921
    Ryzen 7 7735U 21082
    Core i5-1340P 20106
    Core i7-1360P 19600
    Ryzen 7 7730U 18864
    Core i7-1260P 17257
    Core i5-1240P 17345
    Core 5-120U ※最新世代 17292
    Ryzen 5 7535U 17123
    Core i5-1335U 16814
    Ryzen 5 7530U 16509
    Ryzen 5 5625U 15000
    Core i5-1235U 13865
    Core i3-1315U 13755
    Ryzen 3 7330U 11816
    Core i7-1165G7 10681
    Core i5-1135G7 10298
    Ryzen 3 5300U 10000
    Ryzen 5 7520U 9489
    Intel N100 5657
    Intel Celeron 7305 2665

    事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Core i5-1135G7のスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。

     

    Intel Core Ultra 7 155Uは、Core Ultra 155Hと比較すると省電力重視のため控えめの性能となっています。

    AI生成用の、NPUという専用AIエンジンが搭載されています。

     

    PassMark

    電源接続時(パフォーマンス)

    電源接続時(バランス)

    バッテリー駆動時

    PassMarkスコアですが、低くはないですがそこそこ、という印象です。

    Smart Senseとパフォーマンスでは、マルチスレッドで18%程度の違いがありました。ただパフォーマンスだとファンの音がうるさくなるので、普段使いはSmart Senseで使ったほうが良いでしょう。

    マルチ/シングル パフォーマンス Smart Sense
    マルチスレッド 19232 15732
    シングルスレッド 3678 3701

     

    また、バッテリー駆動時でも、Smart Sense時とほぼ性能が変わりませんでした。

    電源接続とバッテリー駆動で、ここまでスコアが変わらないCPUは見たことがなく、CPUの特性か、機種側のチューニングかは不明ですが、バッテリー駆動で使っても全く問題のない性能です。

    マルチ/シングル 電源接続 バッテリー駆動
    マルチスレッド 15732 15522
    シングルスレッド 3701 3505

     

    他の主流CPUの実測値と比較しました。

    CPU マルチ シングル
    Core i-13700HX 36225 3955
    Ryzen 7 6800H 25955 3458
    Core i5-13500H 24533 3830
    Core i5-1340P 21578 3742
    Core Ultra 7 155U 19232 3678
    Core i7-1260P 21696 3540
    Ryzen 7 6800U 21461 3459
    Ryzen 7 7735U 21278 3419
    Ryzen 7 7730U 21446 3258
    Ryzen 7 5800U 18644 3108
    Core i5-1335U 17694 3684
    Core i5-1235U 16601 3465
    Ryzen 5 5625U 16933 3138
    Core i7-1250U 13518 3557
    Core i7-1165G7 11005 3142

    マルチのスコアは、見劣りしますが、シングルのスコアが高く、実際にWeb閲覧などの作業はとても快適です。

     

    CineBench R23

    パフォーマンス

    バランス

    マルチコアスコア:7824

    シングルコアスコア:1674

    マルチコアスコア・シングルコアスコアともに、PassMarkと同じ傾向で、マルチのピークスコアはさほどでもないですが、シングルのスコアが高い傾向です。

    またこちらも、最適なパフォーマンスとバランスで、スコアが誤差の範囲程度しか変わりませんでした。

     

    ほかの主要CPUと比較します。

    CPU マルチコア シングルコア
    Core i7-13700HX 19558 1656
    Ryzen 7 6800H 13505 1481
    Core i5-13500H 11027 1779
    Ryzen 7 6800U 11620 1481
    Core i5-1340P 9301 1714
    Core Ultra 7 155U 7824 1674
    Ryzen 7 7735U 9250 1515
    Ryzen 7 7730U 9411 1423
    Core i7-1260P 9158 1481
    Ryzen 7 5800U 9276 1436
    Ryzen 5 5625U 8064 1390
    Core i5-1235U 6961 1461
    Core i7-1250U 5334 1515
    Core i7-1165G7 4122 1383

     

    PCMARK10

    PCMARK10は、実際のアプリケーションを使用したベンチマークソフトで、実際にパソコンを使った時の作業快適性を計測するのに適しているといわれているベンチマークです。

    測定結果は以下の通りです。

    トータルスコア:5133

     

    Essentials:9003(快適めやす4100)

      Essentialsはパソコン基本性能の測定結果です。

      快適めやすは4100なので、高い数値です。実際に使ってみてもレスポンスは極めて快適です。

       

      Productivity:7169(快適めやす4500)

        ProductivityはOfficeなどビジネス系アプリの速度で、これも十分なスコアです。

         

        Digital Contents Creation:5687

          Digital Contents Creationは画像編集や動画編集などの性能を表すスコアです。

          こちらは、まずまず高いスコアです。

           

          旧型のHP Envy x360 13-bfと比較してみます。

          HP Envy x360 13-bf:Intel Core i7-1250U

          HP Envy x360 14-fc:Intel Core Ultra 7 155U

          計測内容 13-bf 14-fc
          トータル 4637 5133
          App Start-up Score(アプリ起動) 10802 10526
          Video Conferencing Score(Web会議) 7966 7753
          Web Browsing Score(Web閲覧) 8698 8944
          Spreadsheets Score(表計算) 6481 8708
          Writing Score(文書作成) 6274 5902
          Photo Editing Score(画像編集) 8028 8247
          Rendering and Visualization Score(レンダリング) 2624 3929
          Video Editing Score(動画編集) 4853 5679

          旧型のCPUではそこまで高いスコアでなかった、表計算・レンダリング・動画編集のスコアが高くなっています。

           

          以下、他主要CPUとのスコア比較です。

          App Start-up Score(アプリ起動)

          App Start-up Score(アプリ起動) スコア
          Intel Core i5-1340P 12449
          Intel Core i5-1335U 11687
          AMD Ryzen 7 7735U 11574
          Intel Core i7-1250U 10802
          Intel Core Ultra 7 155U 10526
          Intel Core i7-13700HX 10300
          Intel Core i7-1260P 8629
          AMD Ryzen 5 5625U 8457

           

          Web Browsing Score(Web閲覧)

          Web Browsing Score(Web閲覧) スコア
          Intel Core i7-13700HX 10187
          Intel Core i5-1340P 9788
          Intel Core i5-1335U 9582
          Intel Core i7-1260P 9128
          Intel Core Ultra 7 155U 8944
          AMD Ryzen 5 5625U 8862
          Intel Core i7-1250U 8698
          AMD Ryzen 7 7735U 8761

           

          Spreadsheets Score(表計算)

          Spreadsheets Score(表計算) スコア
          AMD Ryzen 7 7735U 11080
          Intel Core i7-13700HX 10928
          Intel Core Ultra 7 155U 8708
          AMD Ryzen 5 5625U 7148
          Intel Core i5-1340P 6973
          Intel Core i5-1335U 6889
          Intel Core i7-1260P 6536
          Intel Core i7-1250U 6481

           

          Writing Score(文書作成)

          Writing Score(文書作成) スコア
          AMD Ryzen 5 5625U 7393
          Intel Core i5-1340P 7352
          Intel Core i7-13700HX 6895
          Intel Core i5-1335U 6402
          Intel Core i7-1260P 6344
          Intel Core Ultra 7 155U 5902
          AMD Ryzen 7 7735U 5181

           

          Video Editing Score(動画編集)

          Video Editing Score(動画編集) スコア
          Intel Core i7-13700HX 7446
          Intel Core i5-1340P 6320
          Intel Core i5-1335U 5961
          Intel Core Ultra 7 155U 5679
          Intel Core i7-1260P 5544
          Intel Core i7-1250U 4853
          AMD Ryzen 7 7735U 4345
          AMD Ryzen 5 5625U 3931

          性能的には、先代のIntel Core i5-1335UなどのUプロセッサーの数値に近いという印象です。

           

          Crystal DiskMark

          シーケンシャルリードが7000を超えており、極めて高速です。

          2021年式のHP Envyも高速でしたが、3500だったのでとても高速です。

          機種 シーケンシャルリード
          HP Envy 14-fc(2024年式) 7142
          DELL XPS 13 Plus 6589
          レノボLegion Pro 5i Gen8 6569
          HP Envy 13-bf(2022年式) 5332
          レノボYoga 7i Gen8 5091
          レノボIdeaPad Slim 5i Gen8 5086
          HP Pavilion Aero 13-be(2023年式) 5045
          レノボThinkPad X1 Gen11 3888
          レノボThinkBook 13x Gen2 3603
          HP Envy 13-ay(2021年式) 3500

           

          DQ10 ベンチマーク(軽量級3D)

          標準品質で快適の結果となりました。

           

          FF14 暁のフィナーレベンチマーク(中量級3D)

          標準品質(ノートPC)で、やや快適の結果となりました。

          CPU スコア
          Intel Core i7-13700HX 29454
          Intel Core i5-13500H 8214
          AMD Ryzen 7 7735U 7490
          Intel Core i5-1340P 7383
          Intel Core i7-1260P 7299
          Intel Core i5-1235U 7287
          Intel Core Ultra 7 155U 6475
          Intel Core i5-1335U 5638
          Intel Core i7-1250U 5187
          AMD Ryzen 7 7730U 5081

           

          FF15ベンチマーク(重量級3D)

          スコアは軽量品質でも重い、という結果になりました。

          CPU スコア
          Intel Core i7-13700HX+RTX4070(標準) 15852
          Intel Core i5-13500H(軽量) 2875
          AMD Ryzen 7 7735U(軽量) 3470
          Intel Core i7-1260P(軽量) 2486
          Intel Core Ultra 7 155U(軽量) 2331
          Intel Core i7-1250U(軽量) 2309

          重量級3Dゲームの動作は厳しいようです。

           

          3DMark ベンチマーク

          Fire Strikeのスコアは5399でした。

          Fire Strikeのスコア目安は以下の通りです。

          グラフィックボード 3DMark Fire Strike
          GeForce RTX 3080 Ti 38323
          GeForce RTX 3080 36176
          GeForce RTX 4070(Laptop) 27898
          GeForce RTX 4060 27500
          GeForce RTX 3060 20764
          GeForce RTX 4050 Laptop 18579
          GeForce RTX 3050 Ti 14911
          GeForce GTX 1060 10000
          GeForce GTX 1650 9000
          AMD Ryzen 7 6800U(CPU内蔵) 6666
          Intel Core Ultra 7 155U(CPU内蔵) 5399
          Intel Core i5-13500H(CPU内蔵) 5237
          AMD Ryzen 5 7535U(CPU内蔵) 5103
          Intel Core i5-1340P(CPU内蔵) 5000
          Intel Core i7-1260P(CPU内蔵) 4462
          Intel Core i5-1235U(CPU内蔵) 4284
          Intel Core i7-1250U(CPU内蔵) 4122
          AMD Ryzen 7 7730U(CPU内蔵) 4000
          AMD Ryzen 5 5625U(CPU内蔵) 3288

          めやすとしてはGeForce GTX 1650、1060がエントリー向けグラフィックボードとなります。

          CPU内蔵のグラフィックでは、エントリーグラフィックボードの半分程度の性能で、重量級3Dゲームは厳しいです。

           

          RawTherapeeでのRAW現像時間

          フリーの画像編集ソフトRawTherapeeを使って、スマホで撮影したRAW画像10枚のRAW現像にかかる時間を測定しました。

          CPU 時間
          Intel Core i7-13700HX 11秒
          Intel Core i5-13500H 13秒
          Intel Core i5-1340P 13秒
          Intel Core i7-1260P 15秒
          Intel Core i5-1335U 17秒
          Intel Core i5-1235U 18秒
          AMD Ryzen 7 7730U 17秒
          Intel Core Ultra 7 155U 21秒
          Intel Core i7-1250U 21秒
          AMD Ryzen 7 5800U 23秒

          PassMarkなどのベンチアークスコアから想像する結果通りのスピードでした。あまり早いとは言えません。

           

          Davinci Resolveでのyoutube動画書き出し時間

          動画編集ソフトDavinci Resolveで、4分のフルHDのyoutube動画書き出し時間にかかった時間を計測しました。

          CPU 時間
          Intel Core i7-13700HX+GeForce RTX 4060 42秒
          AMD Ryzen 7 6800H+GeForce RTX 3050 Ti 48秒
          Intel Core i7-13700H+GeForce RTX 4050 56秒
          Intel Core i5-13500H 1分10秒
          Intel Core i5-1340P 1分17秒
          AMD Ryzen 7 7735U 1分18秒
          AMD Ryzen 7 6800U 1分18秒
          AMD Ryzen 5 7535U 1分22秒
          Intel Core i7-1260P 1分28秒
          AMD Ryzen 7 7730U 1分29秒
          Intel Core Ultra 7 155U(パフォーマンス) 1分36秒
          Intel Core i5-1235U 1分40秒
          Intel Core i5-1335U 1分48秒
          AMD Ryzen 7 5800U 1分56秒
          Intel Core Ultra 7 155U(バランス) 2分17秒
          Intel Core i7-1250U 2分22秒

          動画の書き出し速度は、遅くはないがそこまで速くもない、という結果でした。

           

          PhotoDirectorによる画像生成AI

          PhotoDirectorの機能で、画像の生成AI機能が使えるため、画像生成AIを試しました。

          CPU 時間
          Intel Core i5-1335U 10.58秒
          Intel Core Ultra 7 155U 11.11秒
          Intel Core i7-13700H 11.22秒
          AMD Ryzen 5 7535U 11.40秒

          何度か試してみたところ「はりねずみ」というワードで、大体11秒ちょっとくらいで完了しました。

          Core i5-1335Uと、さほど変わらない結果になりました。さほど負荷がかからない処理なので、あまり大差がないのかもしれません。

          まだ、はじめたばかりなので、これから様々なパソコンでも試していきます。

           

           

          排熱性能と静粛性について

          CPU負荷をツールでかけてみて、CPU温度と本体の温度、静粛性をチェックしてみました。

          パフォーマンスモードで計測しています。

          負荷をかけはじめたときの状態です。

          負荷をかけ続けた時の状態です。

          上記が測定結果ですが、負荷をかけるとCPU温度が上がり、75℃弱まで上がりました。

          その後徐々に下がり60~70℃程度となります。温度は終始低めで推移しており、省電力重視のCPUであることがうかがえます。

          CPU電力は、負荷をかけると15W程度まで上がりますが、こちらも負荷をかけているわりには終始低めとなります。

          この間、キーボードはほとんど熱くならず、普通に使えます。

           

          また、負荷をかけた時の音についてはとても静か・・・というよりはほとんど無音です。

          騒音測定アプリで測定したところ、負荷をかけている状態でも、掛ける前と違いはほぼなく、ほとんど無音でした。

          高負荷をかけても音は気になりません。

           

          HP Envy x360 14-fcのレビュー評価まとめ

          評価まとめ

          各作業のレビュー結果は以下の通りです。

          ※Intel版の評価です。

          Web閲覧 ◎(快適)
          Office系事務作業 ◎(快適)
          動画鑑賞 ◎(快適)
          Web会議 ◎(快適)
          SNS・ブログ ◎(快適)
          プログラミング ◎(快適)
          画像・写真編集 ○(ディスプレイが良い)
          動画編集 ×~△(軽めの動画編集まで)
          ゲーム ×~△(軽めのゲームまで)

           

          ノートパソコン自体の質感、デザイン、耐久性、キーボード、持ち運びやすさ、コスパなどのレビュー結果は以下の通りです。

          質感 ◎(とても良い)
          ディスプレイ ◎(とても良い)
          キーボード ◎(とても良い)
          インターフェイス ◎(Thunderboltあり、HDMIあり)
          デザイン ◎(とても良い)
          耐久性 ○(良い)
          バッテリー ◎(とても良い)
          持ち運び △(14インチ2in1としては軽い)
          コスパ ○(品質や性能を考えると良い)

          非常にバランスがよく、総合力が高いです。

           

          HP Envy x360 14-fcの良い点

            1. 高品質で万能、なんでもこなせる
            2. ディスプレイが高品質
            3. キーボードが高品質
            4. 2 in 1
            5. 14インチで画面が見やすく、持ち運びも可能

            とにかく高品質で万能、どんな作業でも満遍なくこなせます。

            一般的な事務作業や画像編集はもちろん、動画編集や軽めのゲームもOKですが、性能を求めるならAMD版がよいでしょう。

            キーボードの品質もとても良く、文字を打つ機会が多い方にもおすすめできます。

            旧型の13.3インチ→14インチとサイズアップしましたが、重量はさほど増えていないので、画面は見やすく、かつ持ち運びもできる機種となっています。

             

            HP Envy x360 14-fcで気になった点

            1. Intel版はCore Ultra Hシリーズを搭載してほしかった

            Intel版のCore Ultra 7 155Uは、思った以上に、省電力性能に振ったCPUだと感じました。

            そのため、ハイパフォーマンスのHシリーズを搭載してほしかった、というのが正直な感想です。

            性能を求めるなら、AMD版のほうを購入したほうがよいでしょう。

             

            このノートパソコンを購入するのに向く方

              1. 事務作業だけでなく動画編集など様々な用途に使いたい方
              2. 綺麗なディスプレイで動画鑑賞を楽しみたい方
              3. 宅内メインだがたまに持ち運びもしたい方
              4. 高品質なノートパソコンが欲しい方

              冒頭紹介の通り、万能で高品質・宅内・持ち運び両方に対応できます。スキのない完成度のノートパソコンです。

              キーボードが素晴らしいので文字を打つ用途が多い方にも、おすすめできます。

              HP Envyのキャッチコピーが「なりたい自分を、起動しよう」です。

              この万能っぷりは、様々な可能性を感じさせる機種で、本業や副業との相性も抜群と言えます。

              また全体的に、高品質なので、購入したときの満足感は高い機種だと言えます。

              他機種の比較検討もされたいのであれば、価格やスペックが似ている冒頭紹介のレノボYoga 7i Gen9も検討してみましょう。

               

               

               

              関連動画

              試験的にレビュー概要のYouTube動画を作成してみました。興味のある方はご参照ください。

               

               

              こちらはショート動画です。

               

              AMD版のレビューもしましたので参考にしてみてください。

              HP Envy x360 14-faレビュー。Intel版よりおすすめ【万能2in1】2024年3月にモデルチェンジした、HPのプレミアム2 in 1である、HP Envy x360 14-faをレビューすることができまし...

               

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