※2023年9月更新
XPS 13 Plus(9320)の実機レビュー記事を書きましたので記事を更新しました。

DELLのXPS 13シリーズは、DELLの13インチモバイルノートパソコンです。
ディスプレイのベゼル(枠)を極限まで狭くしており、とてもスタイリッシュなデザインになっています。
2022年5月に新型(9320/9315)が発売され、デザインが一新されました。

ディスプレイは、最近の流行りの16:10で縦に少し長いディスプレイを採用しており、また13.4インチとわずかに大きく、描画領域が広くなっています。
薄さも相当なもので、新型の厚さは9315でなんと13.99mmしかなく、これは最軽量で有名な富士通のLIFEBOOK UHシリーズ(15.5mm)よりも薄いです。

薄くて、かつスタイリッシュでコンパクトなモバイルノートパソコンを探している方にはとくにおすすめできます。
重量は、そこまで軽いわけではなく、9315のタッチパネル非対応構成で1.17kg~と、13インチノートパソコンとしては一般的な重さです。
まとめるとDELL XPS 13シリーズの特徴は以下となります。
◎:質感・デザイン良し
◎:薄型でコンパクト
◎:ボディの耐久性抜群
◎:極細ベゼルの高精細ディスプレイ
△:重量はそこまで軽量ではない
✕:価格は高め
DELL XPS 13 9320/9315の違いまとめ

DELL XPS 13 シリーズには以下2シリーズが販売されています。
XPS 13 Plus(9320):22.09万~
NEW XPS 13 (9315):13.59万~
商品名が似ていてややこしいですが
9320は、デザインに振り切った個性的な機種です。IntelのPプロセッサーを搭載し性能も高く、ディスプレイも綺麗です。
9315は9320の廉価版の位置づけで、9320よりもスタンダードなデザインでコスパ重視の機種です。こちらはCore i5-1230U、1250Uと、薄型軽量用のCPUを搭載しています。
9320と9315の違いをまとめますと以下です。
- 9320:デザインに振り切ったロマンあふれる機種、価格は高め
- 9315:9320の廉価版でコスパが良く多くの方におすすめ
DELL XPS 13 Plus(9320)製品紹介と新品価格まとめ
スペック
初期導入済OS | Windows 11 Home (64bit) |
プロセッサー | インテル® Core™ i7-1360P, Core i5-1340P |
メモリ容量 | 16~32GB, LPDDR5, 6000 MT/s, オンボード, デュアルチャネル |
ストレージ | 512~2TB GB, M.2, PCIe NVMe, SSD |
ディスプレイ1 | 13.4 FHD+ (1920 x 1200) フレームレス 非-タッチ 非光沢 500-Nit ディスプレイ |
ディスプレイ2 | 13.4 FHD+ (1920 x 1200) フレームレス 非-タッチ 非光沢 500-Nit ディスプレイ |
ディスプレイ3 | 13.4インチ, 3.5K 3456×2160, 60Hz, OLED, タッチ, 反射防止, 400 nit, フレームレス |
ディスプレイ4 | 13.4 UHD+ (3840 x 2400) フレームレス タッチ 反射防止 500-Nit ディスプレイ |
ワイヤレス | インテル® Killer™ Wi-Fi 6E 1675 (AX211), 2×2, 802.11ax, Bluetooth® ワイヤレス カード |
内蔵カメラ | 720p HDカメラ |
本体寸法 (幅×奥行き×高さ) | 約 295.30 x 199.04 x 15.28mm |
質量 | 約 1.23kg~ |
バッテリー | 3-セル バッテリー, 55 Whr (内蔵) |
最新第13世代のCore i7-1360P, Core i5-1340Pを搭載しており性能は十分です。
ディスプレイも4種類から選ぶことができます。
外観・デザイン



外観は本当に格好良くて美しく
- 美しいアルミボディ
- 極限まで狭いベゼル
- 薄くてコンパクトなボディ
- スキマのないキーボード
- タッチパッドがシームレス
- ファンクションキーがタッチ式
という特徴があります。

アルミボディの外観は美しく、ディスプレイのベゼルも極限まで狭く、スタイリッシュです。
ボディも薄くてベゼルも狭いのでコンパクトです。

上記はB5ノートとの大きさ比較ですが、B5よりも少し大きいくらいのサイズで、最初見たときは「小さっ!」と感じたほどです。

また最大の特徴はこのキーボードで、スキマがほぼなく美しいくらいに敷き詰められたキー配置です。
スキマがほぼないので、素早く打鍵するときに引っ掛かりを感じることがありますが、打鍵感は比較的良好です。
またファンクションキーがタッチ式、タッチパッドがデザイン上シームレスで枠がないというのも普通のノートパソコンにはないデザインです。
実用上はともかくとして(^^;ロマンやとてつもないこだわりを感じるデザインです。
DELL XPS 13 Plusは、ディスプレイの品質も素晴らしいです。OLEDかつ3.5Kの高解像度のディスプレイを選択できます。




OLEDの高精細なディスプレイはとても見やすく、発色もよく綺麗です。
DELL XPS 13(9315)製品紹介と新品価格まとめ
個人的には、9320よりもこっちの9315のほうが気になるモデルです。
こちらは、9320よりも性能を抑えたCPUを搭載していますが、その分薄くて軽くなっています。
スペック
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | 第12世代 インテル® Core™ i5-1230U 、Core i7-1250U |
メモリ | 16GB |
ディスプレイ | 13.4 FHD+ (1920 x 1200) フレームレス 非-タッチ 非光沢 500-Nit ディスプレイ |
SSD | 512GB~ SSD |
無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.2) |
Webカメラ |
720p(30 fps)のHD RGBカメラ、30 fpsで400pのIRカメラ、デュアルアレイ マイクロフォン
|
指紋認証 | あり |
外形寸法(mm) | 295.4×199.4×13.99mm |
駆動時間 |
3-セル バッテリー, 51 Whr (内蔵)
|
重量 | 1.17kg |
価格 | 13.5万~ |
デザイン

9320よりも薄型軽量にこだわっています。

厚さは13.99㎜と極めて薄く、重量も1.17kgと軽量です。
重量はすごく軽量とまではいかないですが、13.99㎜の薄さは素晴らしい!

キーボードは両端がスキマなく詰まった設計になっており、打ちやすそうな印象を受けます。
インターフェイス

インターフェイスがとても割り切った設計です。
Thunderbolt™ 4(USB Type-C™、DisplayPort、および電源供給に対応)x 2
しかなく、薄型にするためにそうしたのだと思います。
個人的にはTunderbult対応のUSB Type-Cが両側に1つずつあれば、充電もできるしディスプレイ出力もできるので、そこまで不便はないかなと思っています。
価格は9320よりも安く13万円台から購入できます。
9320よりも、薄くて軽いノートパソコンが欲しい方には、9320よりも9315のほうがおすすめできるモデルになると感じます。
私が個人的に欲しくなるのも、9320ではなく9315のほうかなと思います。
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