新型レヴォーグ、アウトバックオーナーでスバリストの私も、実際に試乗することができました!
出来の良さは、カーオブザイヤーを受賞したことからも予想できたが、実際に乗ってみて、今までのスバル車とは一線を画する仕上がりでした!
その衝撃の走りを、アウトバックと比較しながら解説しようと思います。
新型レヴォーグの価格とグレードまとめについては以下記事に書いているので参考にしてみてください。

なお12月20日まで、デビューフェアでぶつからないミニカーを貰えるので、是非子供を連れて試乗に行ってみましょう。うちはミニカーを息子がすごく気に入ってくれました(笑)

新型レヴォーグ紹介
まずはじめに、新型レヴォーグの紹介をします。
グレードごと価格
レヴォーグの価格は以下の通りです。
グレード | 価格 |
GT | 310.2万 |
GT EX | 348.7万 |
GT-H | 332.2万 |
GT-H EX | 370.7万 |
STI Sport | 376.2万 |
STI Sport EX | 414.7万 |
STI Sport R | 444.4万 |
STI Sport R EX | 482.9万 |
※EXはアイサイトX搭載グレードですべて38.5万円高
アイサイトXグレードだと結構高いですが、そのかわりナビが標準装備になります。
C型レヴォーグでは、STI Sportのみ5.5万一律の値上げとなっています。
近年の原材料・物価高に伴い、年次改良のたびに少しづつ値上げされる傾向にあります・・・フォレスターも残念ながら毎年値上げされています。
新型レヴォーグのスペック
スペック | 新型レヴォーグ1.8 | 新型レヴォーグ2.4 |
価格 | 409.2万 (STI Sport EX) |
477.4万 (STI Sport R EX) |
駆動方式 | AWD(ACT-4) | AWD(VTD-AWD) |
全長×全幅×全高 | 4755×1795×1500 | 4755×1795×1500 |
車重 | 1580kg | 1630kg |
最小回転半径 | 5.5m | 5.5m |
エンジン | 1.8Lターボ | 2.4Lターボ |
排気量 | 1795cc | 2387cc |
最高出力 | 177ps/ 5200-5600rpm |
275ps/ 5600pm |
最大トルク | 300Nm/ 1600-3600rpm |
375Nm/ 2000-4800rpm |
JC08モード燃費 | 16.5km/L | – |
WLTCモード燃費 | 13.6km/L | 11.0km/L |
使用燃料 | レギュラー | ハイオク |
エンジンは1.8リッターターボと、ハイパワー版の2.4ガソリンターボです。
2.4ガソリンターボはB型で追加されました。
新型レヴォーグの走りについて

試乗したグレードは、STI Sport EXです。
15分ほどの試乗で、渋滞気味の市街地を〜50km/h程度までの速度域で走ったので、高速領域は試せていないが、そういういつものシチュエーションで走ったからこそ、出来の良さが際立つ結果となりました!
カーオブザイヤーは伊達じゃない!
静粛性
まず走らせてみてすぐ感じたのが、「新型レヴォーグ、すごく静かだな!」ということです!
自分のレガシィアウトバック3.6Rも、決してうるさい車ではない、むしろ静かな部類に入るのですが、新型レヴォーグは、アウトバックを2〜3段階は上回る静粛性でした。
エンジンがものすごく静かで車内に聞こえてこないし、走らせたときのロードノイズもほとんど聞こえてきません。
この静かさはいままで試乗した中でもあまり経験なく、メルセデスベンツクラスの高級車レベルの静かさでした!
ハンドリング
次に衝撃だったのが、新型レヴォーグのハンドリングです。
ドライブモードはコンフォートとノーマル半々で走ったのだが、凄まじいまでに滑らかで雑味のないハンドリングは、感動モノでした!
とくにコンフォートモードのほうが、軽くて回しやすく、かつ応答はしっかりしているという、普段使いにはベストバランスと感じる出来でした!こりゃあすごい・・・
乗り心地
乗り心地も大きくレベルアップしている部分と感じました。新型レヴォーグは、アウトバックと比較しても振動をほとんど感じず、とても快適な乗り心地でした。
1.8リッターターボエンジン
新型1.8リッターターボも、今までのスバル車からすると、素晴らしい仕上がりです(こればっかりですが(^^;)
先代の1.6リッターターボは、走らせると「ターボが効き始めたな」というタイミングを感じることができたのですが、今回の1.8ターボは、良い意味ですごく普通!
自分のアウトバックの3.6Rに乗っているのと似たような感じで、大排気量エンジンに乗っているかのような仕上がりでした!
運転している途中、ターボエンジンであることを忘れてしまい、まるで自分の車の大排気量エンジンを違和感なく運転しているような感触で、「あれ、これターボだよな?」と気づいて、その自然な加速に驚く、という出来でした!
走りの総合評価
走りは文句の付け所がない・・・自分のアウトバックが10点なら、新型レヴォーグは20点くらいの出来です。
先代のレヴォーグSTI Sportも1週間代車で借りて運転したが、先代レヴォーグがアウトバックと比較して14点くらい、新型レヴォーグは20点くらいの出来だと感じました。
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新型レヴォーグの広さはどうか?

先代レヴォーグは、アウトバックと比較するとやや狭いのが難点でした、
新型レヴォーグは、室内広さはアウトバック(BR)とほぼ同じ、比較しても狭い感じは全くしない仕上がりでした。
子供を後部座席にチャイルドシートつけて乗ってもらいましたが、アウトバックと広さ感はまったく同じ、シャープなデザインの割には、室内広さはしっかりと確保されています。


トランクも大容量が確保されています。
自分のアウトバックとほぼ同等の広さ、しかも上記画像のようにサブトランクが用意されており、ここもかなりの容量が確保されているので、合計容量は自分のアウトバックよりも上です。
ファミリー向けと考えても、新型レヴォーグはアウトバックと比較しても問題はなさそうでした。
新型レヴォーグの試乗評価
新型レガシィアウトバックの試乗評価結果について、まとめたいと思います。
以下の評価観点に則って評価をしたいと思います。
あくまで個人的な評価ですが、S~Dの5段階評価としています。
評価項目 | 評価観点 | 評価 |
エクステリア | 所有して満足感があるか・高級感はあるか | A |
インテリア | ファミリー用として使いやすいか | B+ |
エンジン性能 | 加速感が良いか、運転して違和感がないか | A |
走行性能 | 運転しやすいか、安心・安定感があるか | S |
乗り心地 | ファミリー用として快適か | S |
燃費 | 燃費が良いか、維持費がかからないか | B |
安全性能 | ファミリー用として安全性能が優れているか | S |
価格 | 価格に見合った価値があるか | A |
個人的な欲しさ | 個人的に欲しいかどうか | S |
- S:ずば抜けて良い
- A:とても良い
- B:普通に良い
- C:あまり良くない
- D:明らかに良くない
エクステリア:A
ステーションワゴンとして、高級感のあるデザインになったな、という印象です。

輸入車ステーションワゴンと比べると、デザインではまだ及ばないという感じもありますが、先代と比較してもかなり良くなった、と感じます!
総額400万は超える車なので、決して安い車ではないですが、納得できるデザインの上質感があると思います。
インテリア:B+

インテリアも、400万を超す車としてふさわしい質感を備えていると感じます。
私が高く評価したいのは、先代と比較して、後席が広くなったというところです。
ファミリー用途としても不満のない広さになったと感じます。
エンジン性能:A
前述の通り、良い意味で、大排気量ガソリンエンジンのようなフィーリングです。
軽快感や加速感は、先代の1.6ガソリンターボのほうが上であったと感じますが、やや荒削りなところがあったので、上質感ならば新型の1.8ターボのほうがよいです。
毎日乗るなら、新型のほうが洗練されていてよいですね。
走行性能:S
ずば抜けてよいので、S評価とさせていだきます!
絶品なハンドリングと、走行安定性で、文句のつけようがない出来です!
乗り心地:S
こちらも素晴らしい乗り心地です。
歴代のスバル車の中でも最高で、他の色々な車をみても、ここまで良い車はなかなかないと感じます。
静粛性も抜群です。
燃費:B
WLTC燃費で13.6km/Lと、数値だけで見るとそこそこですが、実はこのクラスのステーションワゴンで4WD、ということを考えると相当に頑張っています。
・・・ただ問題なのは、ライバルの高級ワゴンは、燃費のよいディーゼルモデルやハイブリッドなどをラインナップしているのですが、レヴォーグには現状ガソリンターボ1本しかないところです。
これは今後の年次改良で追加されることを期待します。
価格:A
乗り出し400万〜と決して安い車ではないですが、性能や商品力を考えると、コスパは良いと感じます。
ファミリー用途として考えると、価格に対する大きさや広さがそこまでではないので、走りの良さや安全性能に、どこまで価値を見いだせるか、というところが評価点になると思います。
個人的な欲しさ:S
私がもし、ファミリーでなく独身であったとしたら、たぶん買ってます(笑)
また、もし私がお金がすごくあり、車を2台持ちできる余裕があり自分用に車を購入できるのであれば、買ってます(笑)
・・・ただ保有できるのが1台のみ、かつ、ファミリー用、妻がメインで使うことを考えると、フォレスターやアウトバックのほうが、おそらく用途には合っているよなあ、と感じます。
新型レヴォーグの出来は今までのスバル車と一線を画する出来です!

今まで、様々なスバル車や、ドイツ車にも試乗してきましたが、今回の新型レヴォーグは、今までのスバル車では考えられない出来の良さが感じられます。
その走りのレベルは、メルセデスベンツ・BMW・アウディなどと同等レベルまで引き上げられていると感じます。
内装をもう少しお金かけて「これがアウディです」と言われても、納得するレベルに仕上がっています。
気になる方は是非試乗に行ってみましょう!
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