2022年10月追記
2022年4月に新型レヴォーグ・アウトバック・フォレスターに搭載されている、1.8ターボ(CB18)に不具合があり、出荷を見合わせており再開に2ヶ月半を要する、というニュースがありましたが、現在は生産を再開しています。
新型レヴォーグで、発売から現在まで発生した不具合(リコール情報)をまとめます。
2021年3月に発生した新型レヴォーグの不具合(リコール)内容
以下は、2021年3月に発生したブレーキ関連のリコールについてのまとめです。
内容は、制動装置(電動ブレーキブースタ)の不具合とのことで、対象は計1万2094台とのことです。
不具合件数は45件あり、物損1件の事故が発生しているとのこと。
不具合内容を引用すると
電動ブレーキブースタにおいて、内部構成部品である回転角センサのマグネットのモータシャフトへの組付け位置が不適切なため、イグニッションオンにした際などに、ブレーキペダルのストローク値をソフトウエアが誤認識する状態になることがある。
そのため、バッテリが上がったり、クルーズコントロールがセットできずブレーキランプが点灯し続けたり、又は警告灯が点灯してブレーキペダル踏力が重くなるおそれがある。
・・・とのことです。
ブレーキの不具合はちょっと嫌ですね・・・該当する方は早めに対応されたほうがよいと思います。
リコールの対象
- 車体番号:VN5-002043 ~ VN5-015294
- 製造期間:令和2年11月2日 ~ 令和3年2月5日
- 台数:12094台
とのことです。
新車で発売直後に購入された方は、全員が対象と思って間違いないでしょう。
リコールの対処方法
改善措置として、全車両の電動ブレーキブースタユニットのシリアル番号を確認し、該当するものは電動ブレーキブースタユニットを良品に交換する。
・・・とのことです。

一般的な作業時間は1時間半くらい?のようです。
ディーラーでただ待っているにはちょっと長い時間ですね。
試乗などお願いして待つのがいいかもしれません(笑)
新型レヴォーグのリコール・不具合情報まとめ
2021年10月現在、新型レヴォーグのリコール・改善情報がいくつか出てきたので、まとめます。
2021年3月5日
テレマティクスシステムの構成部品であるDCM(データコミュニケーションモジュール)において、イグニッションオフ時の通信停止制御プログラムが不適切なため、イグニッションオフのタイミングによってはDCMがスリープ状態に移行せず、通信をし続けることがある。そのため、バッテリを消費し続け、バッテリ上がりに至るおそれがある。
2021年3月5日
電動ブレーキブースタにおいて、内部構成部品である回転角センサのマグネットのモータシャフトへの組付け位置が不適切なため、イグニッションオンにした際などに、ブレーキペダルのストローク値をソフトウエアが誤認識する状態になることがある。そのため、バッテリが上がったり、クルーズコントロールがセットできずブレーキランプが点灯し続けたり、又は警告灯が点灯してブレーキペダル踏力が重くなるおそれがある。
2021年4月1日
運転支援装置において、衝突被害軽減ブレーキの制御プログラムが不適切なため、カーブ路にあるガイドポストや対向車の進行方向等を正しく認識できず、システムが衝突対象として過敏に反応することがある。そのため、意図しないところで障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、衝突被害軽減ブレーキが作動するおそれがある。
新型レヴォーグに関するのは上記3件です。
バッテリ1件、ブレーキ1件、新型アイサイト1件、という内訳です。
個人的には、新型エンジンに関するものが1件もないのが素晴らしい!と思います。
また、国土交通省のホームページにも、ユーザーの不具合情報一覧があるので、新型レヴォーグのものをまとめてみます。
突然メーターパネルに警告表示が出て、運転支援制御装置(アイサイト)使用不可になる。ディーラーで気温(暑さ)でステアリングタッチセンサー故障したことが原因と言われた。
アイサイトX作動、車線中央維持走行中、片側一車線対面通行車線にてセンターライン及びセンターポール沿いに接近してセンターラインにタイヤが乗るか乗らないか位近くをトレースして走行した。
ハンドルタッチセンサーの異常でエンジンを始動したところ、自動運転機能の不具合が発生しているエラー表示が出ていた。
アイサイトが正常に作動しない。
運転支援装置(アイサイト)のプログラムに関わる改善対策の措置を受けた車で、衝突被害軽減ブレーキが不要作動した。
一般道を走行中、対向車線のバイクに反応して突然自動ブレーキが作動し、急制動がかかった。
アイサイトの車線中央維持機能を利用時、車線左側に寄って走行する。
ブレーキブースター及びバッテリーの不良により、一般道でのブレーキ操作時にブレーキペダルが重くなった。それ以降、ブレーキペダルを踏みこんでも停止しづらい状態になり、警告音及び警告表示が出た。
チェックしたところ現状上がっているのが、この8件ですね。
正直なところ・・・意外と多く件数上がっているな、という印象です(汗)
発売して1年足らずですからね・・・実は新型フォレスターでも同じページをチェックしましたが、もう3年経っているのに、2件しか上がっていませんでした。
販売台数との兼ね合いもあるので、一概には比較できませんが・・・ちょっとレヴォーグのほうが多いのかなと言う印象です。
一般ユーザーからの不具合報告は、ほぼすべて新型アイサイトXに関するものです。
やはり新機能なので、色々あるようですね・・・
これは、B型で改善することを期待したいと思います。
リコールは面倒だが、悪くもない・・・と思う
個人的な意見ですが、リコールは確かに面倒ですが、無償修理してもらえるし、ディーラーにいく良い機会なので、悪くもないかな、と思っています。
不具合を隠さないできちんと対応してもらえるほうが、ありがたいですよね。
それに、待ち時間に試乗をお願いする、とかもできますしね(笑)
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スバルは故障が多い?そういうわけでは全く無いので、安心してください
こういうニュースを見ると、スバルは故障しやすいのか?みたいなことを感じる方もいると思いますが、全くそんなことはないです。
スバル車が故障しやすいか、について書いた記事があるので、参考にしてみてください。

また、スバルのA型(初期型)について記事を書いていますので参考にしてみてください。

ただ、新型レヴォーグのようにアイサイトXなど、スバルにとってはじめての機能を装備している車種のA型の場合、やはりリコールなどの対応はゼロではないと思います。
その場合、1年待ってB型の購入にするか、初期不要にすべて手が入った認定中古車を購入する、などを検討してみてはいかがでしょうか。
私は、A型を認定中古車で購入していますが、購入して短い期間での不具合というのはまったくありませんでした。