在宅勤務SEがWi-Fi(無線LAN)規格の通信速度比較をまとめてみる

ワークライフバランス

無線LANって、いくつも種類があり、わかりづらいですよね。

今時のルーターだと、11nと11acの2種類がデフォルトで使える機器が多いと思う。

プライベートで自宅Wi-Fiを使う分には、あまりヘビーな使い方をしていなかったので通信速度をあまり気にしていなかったのだが、

仕事でリモート接続するとなると、通信速度が仕事の効率にかなり影響を及ぼすので、真面目に調べてみることにした。

一応、私はSE(システムエンジニア)で、10年前に情報処理技術者試験のネットワークスペシャリストに合格したので知識は多少はあるのだが・・・

なにせ10年前ですからね!?しかも仕事ではシステム設計・開発メインなのでネットワークの仕事をあまりしておらず、大分知識が錆びついてました(^^);

改めて無線LAN規格を調べなおし、通信速度検証をしてみて、色々気づいたことがあったので、共有できればと思っている。

 

Wi-Fi(無線LAN)の規格

種類は多いが、2020年5月現在では、以下の2つが主流なので、この2つだけ抑えておけば、よいだろう。

・規格:IEEE 802.11n(Wi-Fi4) 最大通信速度:600Mbps 周波数帯:2.4GHz/5GHz

・規格:IEEE 802.11ac(Wi-Fi5) 最大通信速度:6.9Gbps 周波数帯:5GHz

上記よりも更に速い、IEEE 802.11ax(Wi-Fi6) というのもあるが・・・こちらは2020年5月現在で、対応機器がまだ多くはないようなので、当記事では11nと11acを主体に取り上げたいと思う。

よくわからない用語が並んでいると思うが・・・順に解説していこう。

 

規格

Wi-Fiの国際的な標準規格のこと。

主流はIEEE 802.11nとIEEE 802.11ac になるが、無線LANルーターの商品紹介やマニュアルを見ると、対応している規格が必ず記載されているので、それをまずは確認することになる。

といっても、最近の無線LANルーターなら上記2つはまず間違いなくサポートされているので、さほど気にしなくてもよいかも。

別記事で紹介した、持ち運び用の1,827円無線ルーターでさえ、IEEE 802.11nとIEEE 802.11ac はサポートされている。

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最大通信速度

言葉の通り、理論上の通信最大速度。

11acは最大6.9Gbpsって、無茶苦茶速くね!?と思うかもしれないが・・・

実はカラクリがあって、家庭用の無線LANルーターだとこんな速度は出ない。

11acは、アンテナ1本あたり約867Mbpsでの通信を可能としており、それを8本まで束ねることができるので、最大6.9Gbpsという速度が「理論上」出せる、という仕組みのようだ。

実際には家庭用の無線LANルーターや、パソコン・スマホではアンテナを8本も搭載しておらず、我が家の無線LANルーターはアンテナ3本搭載のようだった。

仮にアンテナ1本でも、867Mbpsだから十分速くね!?と思うかもしれないが・・・

どうも実際には、大体のルーター、パソコン、スマホで、867Mbpsの50%、433Mbpsを最大速度として定義しているようだ。

私の手持ちのパソコン、スマホ、タブレットは、11acだと433Mbpsが最大速度のようだった。まあそれでも、10年前に比べたら十分速いけどね・・・

ちなみに、11nのほうも同じような仕組みになっており、家庭用だと600Mbpsの理論値は出せず、我が家の機器だと150Mbpsが最大速度であった。

 

周波数帯

無線LANが使う電波の周波数帯。

11nは、2.4GHz帯と5GHz帯両方を使える。

11acは、5GHz帯のみだ。

何が違うか、代表的なものだけ上げると、5GHz帯の電波は障害物に弱い、ということだ。

我が家で検証してみたが、11acを無線LANルーターがある同じ部屋で使うと、実測値は400~430Mbpsくらい出るのだが、隣の部屋で使うと、100Mbps~140Mbpsと一気に速度が落ちてしまった。

逆に、11nの2.4GHz帯は、障害物には比較的強い。我が家の環境だと、同じ部屋で実測値130~140Mbps程度、隣の部屋で70~100Mbps程度だった。

 

通信速度比較結果

上記でもう書いてしまったが

・11acを無線LANルーターがある同じ部屋で使うと、実測値は400~430Mbps。隣の部屋で100Mbps~140Mbps。

・11nを無線LANルーターがある同じ部屋で使うと、実測値は130~140Mbps。隣の部屋で70~100Mbps。

11acのほうが早い結果となった。

ちなみに、我が家のインターネット回線は、NURO光を使用している。

「みんなのネット回線速度」というサイトで、光回線の通信速度ランキングをユーザーの平均値から見ることができるのだが、無線で400~430Mbpsという速度は、このサイトを見ても相当に早い部類に入るようだ。

NURO光は安い、速いと、とてもおすすめできる回線であり、紹介記事も書いたので、是非参考にしてみてほしい。

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最新規格 IEEE 802.11ax(Wi-Fi6)とは

規格の説明で少しだけ紹介したが、2020年現在の最新規格は11ax(Wi-Fi6)となっている。

・IEEE 802.11ax(Wi-Fi6) 最大通信速度:9.6GMbps 周波数帯:2.4GHz/5GHz

我が家の環境にはWi-Fi6対応無線ルーターやパソコンがないので試せないのだが、ネットで調べていると、実測値でも1Gbps近くの通信速度が出せるようだ。

Wi-Fi6対応の無線LANルーターがあり、パソコンやスマホがWi-Fi6に対応しているのなら、ぜひWi-Fi6で繋いでみるとよいだろう。(2020年現在では、まだなかなかないだろうが・・・)

リーズナブルなWi-Fi6対応無線ルーターを探したので、参考にしてみてほしい。

この商品はAmazonで12,800円。Wi-Fi6対応無線ルーターでは一番リーズナブルだった。(2020年5月現在)

私も、Wi-Fi6対応パソコンなど購入した場合は、無線LANルーターを購入して、通信速度がどの程度速くなるか、試してみたいと思う。

 

無線LANルーターにどうつなげばいいの?

今時の無線LANルーターは、11nと11acの無線LANアクセスポイント両方が、デフォルトで設定されているので、使う方としては、どちらかを選んで接続するだけ、だ。

どっちの規格でつながっているかは、スマホやパソコンで無線LANにつないだ後、プロパティで通信速度、規格、周波数帯などを見ることができるので、それでわかるようになっている。

多分、無線LAN通信速度にそこまでこだわらない方は、適当に11nと11acのどちらかに繋いでしまっているのではないだろうか?

基本的には11acのほうに繋ぐほうが早いので、そちらを選択して繋ぐことをお勧めしたい。

ただ、11acは障害物に弱いので、無線LANルーターと離れた部屋で使う場合は、通信速度の実測値を計測し、比較してみよう。

>>通信速度計測サイト(fast.com)

上記サイトで、通信速度実測値を計測することが可能だ。

 

まとめ

無線LANの通信速度について、私もわからないことがあったので、あらためて調べなおしてみた結果をまとめさせていただいた。

しかし10年以上前は、無線LANは54Mbpsが主流だったと記憶しているが・・・技術の進歩というのはすごいものだ。

通信速度の速い無線LANに接続し、快適な在宅ワークを送ってほしい。

 

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