レノボのThinkPad T14 Gen2(AMD)は、ThinkPadという高品質のノートパソコン、かつ、高性能スペックの14型ノートパソコンです。
重量が1.47kgと、もっと安いThinkPad E14よりも重量が抑えられており、かつ、10万以下から購入可能という、なかなかコストパフォーマンスのよいモデルになっています。

- 最新世代AMD Ryzen 5 PRO 5650U
- メモリ8GB
- IPSフルHDディスプレイ(輝度300nit)
- SSD256GB
というハイスペック構成でも、9.85万円で購入可能な、コストパフォーマンスがよいモデルになっています。
少し、ディスプレイ、メモリなどのスペックを上げて、構成をいじってみて
- 最新世代AMD Ryzen 5 5600U
- メモリ16GB
- IPS フルHD 色域100%sRGBディスプレイ(輝度400nit)
- SSD256GB
という構成にしたところ、11.3万でした。
この高性能なディスプレイ、CPU、メモリの構成を考えると、コストパフォーマンスはなかなかと思います。

レノボ ThinkPad T14 Gen2(AMD) 製品紹介
Lenovo ThinkPad T14 Gen2(AMD)
![]()
スペック
OS | Windows10 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5600U(カスタマイズ可) |
メモリ | 16GB(カスタマイズ可) |
ストレージ | SSD 256GB(カスタマイズ可) |
液晶 | 14インチIPSディスプレイ(1920×1080)輝度400nit、色域100%(カスタマイズ可) |
重量 | 1.47kg |
バッテリー | 最大12.5時間 |
価格 | 11.3万円 |
スペック的には、ThinkPad E14 Gen3(AMD)と似ているのですが、T14のほうが軽いです。
参考までに、ThinkPad E14 Gen3(AMD)とスペック比較します。
– | ThinkPad E14 Gen3(AMD) | ThinkPad T14 Gen2(AMD) |
OS | Windows10 Home(64bit) | Windows10 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 3 5300U | AMD Ryzen™ 5 5600U |
メモリ | 16GB | 16GB |
ストレージ | SSD 256GB | SSD 256GB |
液晶 | 14インチ非光沢・IPSディスプレイ(1920×1080)輝度300nit、色域100% | 14インチIPSディスプレイ(1920×1080)輝度400nit、色域100% |
重量 | 1.64kg | 1.47kg |
バッテリー | 最大17.7時間 | 最大12.5時間 |
価格 | 7.95万円 | 11.3万円 |
うーんコストパフォーマンス重視ならE14のほうかな!?
Lenovo ThinkPad E14 Gen3 AMD
![]()
でもT14のほうが、軽いという特徴があります。
ディスプレイ
輝度400nitは普通ですが、色域100% sRGBというディスプレイを、カスタマイズで選ぶことができます。
参考までに、私の手持ちノートパソコンで、色域100%と、65%のノートパソコンのディスプレイを比べてみました。

左側が輝度400nit、色域100% sRGBのLenovo IdeaPad Duet Chromebookです。
右のIdeaPad Slim 550は輝度300nit、色域65%で、比較しなければ十分に見やすいディスプレイですが、やはり輝度400nit、色域100% sRGBの明るさと発色には敵わない、というところです。
発色がよいので、綺麗な写真の保存や編集、画像編集などのクリエイティブ作業にも向くと言えそうです。
CPU性能・処理速度
CPU性能を測るベンチマークとしては最も有名なPassMarkスコアについて、ノートパソコンによく搭載される主要なCPUのスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Ryzen 7 5700U | 16419 |
Ryzen 5 5600U | 15948 |
Ryzen 5 5500U | 13348 |
Ryzen 5 4500U(旧世代) | 10961 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Ryzen 3 5300U | 10151 |
Core i5-1135G7 | 10013 |
Ryzen 3 4300U(旧世代) | 8254 |
Core i3-1115G4 | 6610 |
Core i3-1005G1(旧世代) | 5403 |
Intel Celeron N4120 | 2510 |
スコア5500〜8000:テレワーク等日常使いでは快適。
スコア8000〜11500:日常使いでは極めて快適、動画編集やゲームも問題なし。
スコア11500〜:複数アプリの重作業や高度な3Dゲーム用途などに。普通の人はここまではいらない。
私は、レノボのIdeaPad Slim 550で、Ryzen 3 5300Uを搭載したパソコンを実際に購入して使っていますが、5300Uでも極めて快適です。
Ryzen 5 5600Uのスコアは15948と、Core i7よりもスペックが上なので、重作業でも全く問題なく快適に使用できるでしょう。
キーボード
レノボのThinkPadは、キーボードタッチが抜群に良いことで有名です。

キーピッチは縦:約19mm、横:約19mm、キーストロークは約1.9mmです。
キーピッチ、キーストロークともに十分です。
特にキーストロークの1.9mmはとても深く、タイミングがとてもしやすいキーボードです。
我が家で購入したレノボのIdeaPad Slim 550 14が、キーピッチは横19㎜、縦18.5㎜、キーストロークは1.5㎜で、これでも十分打ちやすいと思いました。
ThinkPadは、これよりも更に打ちやすいキーストロークを確保しているのは素晴らしい!
こちらも、大量にタイピングするようなビジネス用途で力を発揮できそうです!
レノボ ThinkPad T14 Gen2(AMD) はハイスペックノートパソコンとして長く使えそうな出来です。
上述のとおり、レノボのThinkPad T14 Gen2(AMD)は、ハイスペックなノートパソコンとしては抜かりのない品質を確保しています。
また、キーボードがThinkPadはよいので、たくさんタイピングする方にもおすすめできます。
ただ、ThinkPad E14 Gen3のほうが重いですがコストパフォーマンスは良いので、悩ましいところです。私ならE14のほうにするかな(^^;
半導体不足の影響のためか、ノートパソコンはすぐ品切れになったり、しれっと値上がりしたりと、とても荒れた状況になっているなという印象です。
なので、購入検討しており、短納期であれば、チャンスを逃す前に購入してしまったほうがよいと思います。
Lenovo ThinkPad T14 Gen2(AMD)
![]()