私はスバリストでレガシィアウトバックのオーナーですが、アウトバックの口コミ、評価をまとめてみようと思います。
2021年5月現在、新車では買えない状態が続いていますが、いずれ新型が発売されるものと思いますし、中古でお手頃価格の車両を購入することもできます。
口コミサイトを見ていて、価格.comの口コミが、2021年5月現在、217件投稿されており、一般ユーザーの奇譚のない率直な意見が書かれている、と感じたので、それをまとめようと思います。
全体的に見ていて、口コミ評価は極めて高く、レガシィアウトバックという車をオーナーの皆さんはとても気に入っているというのが感じ取れます。
オーナー目線からも、中古で購入しても、後悔のしない車だと思いますので、口コミを通じて紹介していこうと思います。
レガシィアウトバック紹介
まずは簡単にレガシィアウトバックの紹介をします。
レガシィアウトバックについて
レガシィアウトバックは、スバルのフラッグシップとなる、全天候型4WD ワゴンです。
レヴォーグと比較すると、車高が上げられて、いかにもアウトドア向きの外観により、アウトドア趣味を大事にする方が好んで購入しているというイメージがあります。
世代・年式
レガシィアウトバックの世代・年式は、以下に分けられます。
- 2003〜2009年:3世代目(BP)
- 2009〜2014年:4世代目(BR)
- 2014年〜:5世代目(BS)
2009年以前のBP型は、シャープなデザインで走りも良いのですが、2021年現在購入するにはさすがに古いのと、アイサイトもないので、おすすめはBR型以降のアイサイトつきの車両となります。
グレード・スペック紹介
レガシィアウトバックのBR、BS型は、その大半が2.5リッターガソリンのグレードになります。
BRで、まれに3.6Rという、3.6リッターガソリンのグレードがありますが(私のアウトバックも実はこれです)、極めてレア車で、中古でもほとんど見かけません。
動力性能的には2.5リッターで十分なため、2.5リッターガソリンのモデルを選択するので間違いないと思います。
3.6Rは、これはこれで魅力の詰まった車なのですが、いかんせん自動車税と燃費が・・・(汗)
維持費とパワーのトータルバランスで考えるなら、2.5ガソリンをおすすめします。
参考までに、BS型の2.5ガソリンモデルのスペックを紹介しておきます。
スペック | アウトバック |
---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4820×1840×1605 |
ホイールベース(mm) | 2,745 |
車両重量(kg) | 1570~1580 |
エンジン | 2.5リッターNA |
最高出力 | 175ps/5,800rpm |
最大トルク | 235Nm/4,000rpm |
トランスミッション | リアトロニック(CVT) |
駆動方式 | AWD |
燃費(JC08) | 14.2km/L |
燃費(WLTC) | 12.6km/L |
乗車定員 | 5名 |
BR型の2.5リッターモデルも、ほとんどスペックは同じです、が、
サイズが4790×1820×1605と、BSよりも若干小さいです。
それでいて、室内はとても広いので、最新世代にこだわりがなければおすすめの世代となります。
レガシィアウトバックの口コミまとめ
価格.comの口コミが、一般ユーザーの正直な意見(良いところも期待はずれなところも)がまとまっているので、ご紹介します。
口コミ平均満足度

点数は上記の通りで、インテリア・燃費以外は平均的にかなり高い点数です。
各項目について、口コミをまとめてみます。
エクステリア評価:5点中4.68点
エクステリアはまあ、個人の好みによるところが大きいので、あまり他人の評価を気にするところではないですね(笑)
私の個人的な感想だと、現行のBS型は、私のBR型よりもデザインがよく、羨ましくなります(笑)
インテリア:5点中4.04点
質感はまあまあ、高級感はさほどでもないですが、実用的でそれなりに上品、という評価です。
価格.comのレビューを参考までに紹介します。
決して高級感は狙っていませんが、実用的でなかなか上品に作られています。
プレミアム路線のBL/BPと、実用一点張りのBM/BRとの中間くらいの印象です。
グローブボックスが小さすぎることやセンターコンソールボックスがコストダウン剥き出しのショボさであることは世評の通りですが、小物を収容する場所がないなどの不便は気になりません。
というか、ミニバンならいざ知らず、アウトバックは「自動車」であって「部屋」ではない以上、ティッシュボックスを置く場所がないからと言って非難するのはあたらないと思います。
ナビはダイアトーンを選択しスピーカーはG300に換装しましたがこれには失望しました。
昔の高級CDラジカセレベルの音です。マッキントッシュが懐かしい…。
高級車』を期待すると落胆するのかも知れませんが、実用車として捉えると機能的で無駄のないデザイン。
アイボリー革装ですが、倅がボロボロとこぼす食べカスや麦茶ひっくり返しにも冷静に対処でき選んでこれを良かったと思っています。
また、フロアが黒いのも汚れを気にしなくて済むので良いと思います。
秋に目張りを自作して家族三人箱根道の駅で車中泊(もちろんエンジンOFF)をしましたが、室内幅が広いのでなかなか快適でしたよ。
このような感じで、決して高級ではないですが実用的でそれなりに上品、という意見が多かったです。
アウトバックという、アウトドアで実用的に使われるであろうイメージにぴったり、という感じです。
エンジン性能:5点中4.32点
まあまあの点数です。
日本現行型のBSアウトバックは、2.5ガソリンのみのラインナップです。
2.5ガソリンは、私も実際に乗りましたが、ターボほどの速さはないものの、実用的でパワーも必要十分、そしておおらか、という印象です。
こちらも、アウトドアによく使われるであろう車のキャラとよく合っているのでは、と思います。
リッター100PS未満のクルマを所有するのは初めてですが、市街地走行ならば必要十分のパワー・トルクを持っています。
かつて乗っていたホンダH22Aを少し思い出させるフィーリングです。
ただしそれはせいぜい3000回転くらいまでの話であって中高回転では全く力感がありません。
高速道路では車格にふさわしい余裕が全くなく、都市高速追い越し車線の速い流れにストレスなくついていくのはしんどいなと感じますし、分岐・合流では本気で加速する覚悟が要ります。
これはモードがSでもS#でも根本的には変わりません。
ミニバンを除く400万円クラスではかなり遅いクルマに属することは間違いなく、アウトバックが数々の美点を持ちながら結局マイナーな存在に留まったのはこの非力さが原因のひとつだと思います。
しかし今は、矛盾するようですが、この「非力であること」自体がアウトバックの大きな美点のひとつではないかと感じるようになりました。
パワーがあれば使いたくなるのが人情で、それがひいてはどこか傲慢さを感じさせる運転マナーに繋がりかねないことは自分自身を顧みて否定できません。
このクルマはパワー・トルクがないことでかえって外観から受ける鷹揚なイメージを裏切らないおおらかな運転にドライバーを優しく導いてくれるのだ、と今は思っています。
車格からすると、もう少しトルクが欲しい。(雪道で邪魔にならないぐらいで)
街乗りの範囲では必要十分。エンジンとCVTとのマッチングは良いと思う。
個人的にはCVTのイメージって、シフトが滑るってイメージがありましたがそれはない。
2.5ガソリンは、高速の加速などでもう少しトルクが欲しい、という意見がありましたが、普段使いには必要十分という意見が多かったです。
もう少しトルクを、という意見に対応したのが、私のアウトバックの3.6Rでああったり、新型の2.4ガソリンターボであると思います。
ただ、日本ではハイパワーグレードは人気出ないのですよね・・・
3.6Rは自動車税も高かったせいか、販売は壊滅的でした(汗)
2.4ガソリンターボは、新型が日本で発売されるのならば、期待したいのですが、燃費規制で新型レヴォーグの1.8ガソリンターボが積まれる、という噂もあります。
走行性能:5点中4.59点
非常に高い点数です。
悪天候時の4WDの安定性、直進やカーブの安定性を絶賛する意見が大半でした。
悪路・悪天候にめっぽう強く、直進安定性に優れるのはスバル4WDの良き伝統です。
コーナリング性能はSGPを採用する新型や現行フォレスターなどと比べて数値的には劣っているのでしょう。
しかし、地上高200mmのクルマでコーナーを攻めるなどという無謀なことをしない限り十分な操縦安定性を持ち、山坂道でも標準的なペースでなら問題なく走行できます。
アイサイトは、高速道路では有効で長距離ドライブの疲労がかなり軽減されます。
追従機能で車間距離を最大に設定してもなお短すぎること、レーンキープ機能はぎこちなくて使えるレベルに達していないこと、アクセル操作・ブレーキングは依然として繊細さに欠けることなど欠点はありますが、それでもやはりスバル車の大きなセールスポイントとなりえる出来です。
ハンドリングも含め、道路からの情報は判りやすく入ってくる。
一般道での上下の細かいピッチングは少々目立つが、ふわふわではないのでイイ。
200mmの最低地上高の車ならこれぐらい十分許容。
所有していた車と比較すると、X3よりまし。Q5と同等かなという印象。そこは同乗者も同意見。
コーナリング時の感じは、フラットで切り込んでいくタイプではないが、
この車高でこの速さなのに大きくロールせずに曲がれるんだ。。って感じ。
私もアウトバックのオーナーなのでよくわかりますが、直進安定性や悪天候時の頼もしさは抜群です。
乗り心地:5点中4.33点
高い点数です。
アウトバックは、おおらかな乗り心地も評判高いです。
速度を問わず車格と外観に見合った良好かつ快適な乗り心地です。
ロードノイズはやや気になるものの高級車でもないし十分許容範囲、ワゴンベースのSUVとして静粛性は十分以上だと言えます。
もちろんこの点もSGPの新型に劣るのは確実でしょうが、なんだかんだ言っても所詮はクルマ、少々うるさくて当たり前、新型も大して変わらんわと自分を納得させた、つもりです(笑)。
長いホイールベースとワイドトレッド、比較的低い全高が効いているのでしょうか?最低地上高が200mmもあるわりに安定した乗り心地。
ブワブワしたトヨタミニバンなどを思えばよほど良いと思います。
また、購入時乗り心地が良くなったというB型レヴォーグにも試乗しましたが、補修路面の継ぎ目などで明らかに勝っておりました。
燃費:5点中3.90点
ほぼ平均点、という点数です。
2.5ガソリンで、4WD、この車格としては、燃費はまあまあ、という意見が多かったです。
郊外と市街と半々くらいで、約11km/lです。
コンベンショナルな1.6t弱の2.5L4WDとしてはまあまあ優秀だと思います
そもそも燃費を真剣に気にするなら今どきこういうクルマは選択しないでしょう。
都内街乗り 7~9km位
高速 13~16km位
この排気量&4WDとしては結構良い感じ。
口コミを見る限り
- 市街地は7〜9km/L
- 高速で13〜16km/L
という感じで、この車格、4WDとしてはまあまあ、という印象です。
価格:5点中4.51点
非常に高い点数です。
内容を考えれば妥当です。ただし前述のように価格に比してパワーがないのはこのクルマのセールスに少なからぬ影響を与えたはずです。
友人の購入したセレナ(合皮椅子)はなんだかんだで400万を超えたそうです。
安全性・走行性・装備等々このクルマに乗って得られるカーライフシーンを思えば、ぜんぜん安いと思います。
このサイズの車を購入する場合、ミニバンと比較することが多いと思いますが、ミニバンもなんだかんだでかなり高くなるので、それよりはアウトバックのほうがよい、という意見が多かったです。
レガシィアウトバックの口コミまとめ

口コミを見ていて、レガシィアウトバックの傾向としては以下かなと思いました。
高評価:エンジン性能・走行性能・乗り心地・価格
平均的な評価:インテリア・燃費
なんと、平均を下回っている評価項目がなく、すべてにおいて平均以上の評価でした!極めて高い評価です。
スバル車は、ハンドリングや走行安定性には定評があります。
反面、燃費やコスパは、他社と比べてやや劣るのかなという印象です。
特に燃費は、スバル車全般でみても、突出してよい車種がないのでそう感じてしまいますね。
価格も、スバル車に興味のない方の意見を聞くと、「微妙に高い」という印象を持たれているようです。
しかしこのアウトバックは、スバルで低評価になりがちな燃費やコスパでも平均以上の評価となっており、オーナーがとても満足していることが伺えます。
レガシィアウトバックは新車では購入できないので中古を狙おう
レガシィアウトバックですが、2021年5月現在、新車販売を停止しているので、購入には中古を探すことになります。
私の今のアウトバックも、中古で6年落ちを購入していますが、新車だとおそらく430万程度はかかったと思われるところ、150万程度で購入できたので、かなりお得だったと思っています。
6年乗っていますが、故障もほとんどなく、国産車は本当に中古はおすすめだと思います。
レガシィアウトバックの中古車

これは現行のBS型で、2016年式なので5年落ち、走行3.9万kmなので、乗ろうと思えばあと10年10万kmは余裕で乗れる車両です。
189.8万なので、5年落ちくらいまで我慢できれば、100万円台で購入もできそうな感じです。

現行のBS型にこだわりがなければ、私が乗っている、1世代前のBR型を購入する、という手もあります。
こちらは2013年式の2.5i EXエディションという特別仕様車で、8年落ちとやや古いですが、走行は5.2万kmなので、あと7年くらいは余裕で乗れそうです。
これだと総額148.8万なので、150万以下で購入できそうな感じです。
下取り査定で損をしないようにし、安く購入する
もし、車の買い替えを検討されているのであれば、ネットで愛車の無料買取査定を事前に実施しておくことを、強くおすすめいたします。
私も経験あるのですが、ディーラーの下取りって、買取業者の買取価格よりも安いことがほとんどなんですよね・・・
ディーラーで見積もりもらって、下取り価格を提示されて、前情報がないと、「ふーんこんなもんか」で、終わってしまうと思うのですが、その金額が妥当なのか、は必ずチェックしておいたほうがよいです。
事前にチェックしておけば、ディーラーとの交渉でも、「買取業者だったらこれだけの条件で買い取ってもらえる」と、交渉ができ、値引き上乗せ材料としても使えるからです。
もし、それでも買取業者のほうが圧倒的に条件良ければ、そちらに売ってしまえばよいわけですからね。
私の実体験ですが、ディーラーで下取り50万強で提示されたところがあり、そのまま売ったことがあるのですが、同じディーラー系列で私の車が100万で売りに出されていたことには驚きました!
しかも数日チェックしていたらすぐに売れたし(^^;
おそらく、買取業者に依頼していれば70〜80万程度で売れたはずです。すごくもったいないことをしてしまった・・・
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