モバイルノートパソコンの価格.com売上ランキングで、最新2023年1月のランキングと、ランキング上位機種の長所短所を紹介していきます。
価格.comの売り上げランキングは、ネットで情報収集した方が購入をするからかもしれませんが、本当にコスパの良いパソコンのランキングになっていると感じますので、購入検討されている方の参考になると思います。
価格.comのモバイルノートパソコン売上ランキング


2023年1月最新版のランキングは上記です。
当サイトでもよく紹介しているコスパ最強の
- 1位:HP 14s-fq(14インチ)
- 2位:HP Pavilion Aero 13-be(13インチ)
が強いのは、さすがと感じます。
3~5位には
- 3位:Microsoft Surface Laptop Go2
- 4位:Lenovo Thinbook 14 Gen4
- 5位:HP 245 G9
と続きます。HPが強いですね。
各機種のコスパ検証、長所・欠点を紹介していきます。
HP 14s-fq:まともな性能のPCでは価格が極めて安い
売上ランキング1位の機種を紹介します。
HP 14s-fq
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 3 5300U (2.60GHz 2MB) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
液晶 | 14.0インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSディスプレイ(1920×1080)光沢 |
重量 | 約1.33kg |
サイズ | 324 × 225 × 17.9(最薄部)- 21 (最厚部) mm |
バッテリー | 最大8.5~9.5時間 |
価格 | 5~6万円台(価格.com限定) |
最低限の快適性能はクリアしており、かつ5~6万円台から購入可能と、極めて安くコスパは最強と思います。
ただ質感は、安いのでそれなりです。質感は6.97万のLenovo IdeaPad Slim 570のほうが上で、性能もLenovo IdeaPad Slim 570のほうが若干上です。
あとデザインも、HPとしては良いとは言えず、とてもシンプルです。
どうしても6万以上は出したくないが、それなりに使えるWindowsノートが欲しい場合にはおすすめです。
ただ、必ずRyzen 3 以上のモデルを購入するようにしてください。
HP 14s-fqのメリット
- まともな性能を持つノートパソコンとしては極めて安い
これに尽きます。

AMD Ryzen 3 5300U、メモリ8GB、SSD256GB、IPS液晶という、快適に使うための性能をもつノートパソコンがギリギリ5万円台で購入できます。これは本当に安いです。
HP 14s-fqのデメリット
- 質感やデザインは価格相応
- USB Type-Cでの給電ができない

今時のノートパソコンとしては、ディスプレイのベゼルが太くデザインがちょっといまいちな感じがします。また触った時の質感もそれなりで、しっかりしているという感じではありません。
またUSB Type-Cで給電できない点も外に持ち出して使うにはマイナス点です。これも価格なりというところでしょう。
HP Pavilion Aero 13-be:モバイルノートパソコンコスパ最強
モバイルノートパソコンとして、長らく人気機種となっているのがHP Pavilion Aero 13-beです。
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5600Uモバイル・プロセッサー |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
液晶 | 13.3インチワイド・WUXGA非光沢・IPSディスプレイ(1920×1200)輝度400nit、色域100% sRGB |
重量 | 957g |
サイズ | 298×209×16.9mm |
バッテリー | 最大10.5時間 |
957gという重量も素晴らしいですし、ディスプレイも輝度400nit、色域100% sRGBという素晴らしいスペックです。
それでいて価格も10万弱から購入でき、コスパがずば抜けて高いです。
HP Pavilion Aero 13-beのメリット
- 1kg未満のノートパソコンとしては極めて安い
- 性能も妥協がない

重量1kg未満のモバイルノートパソコンは、大抵どれも高く15万以上するのですが、なんとこの機種は10万以下で買えてしまいます。バーゲンプライスです。
メモリ16GBでも10万強で購入できてしまいます。
また性能もAMD Ryzen 5以上、ディスプレイも輝度400nitと妥協がなく、コスパ優先パソコンの1ランク上の性能を持っています。
HP Pavilion Aero 13-beのデメリット
- キー配置にクセあり
- 発売開始から1年以上経過

HP Pavilion Aero 13-beの弱点はキーボードで、キー配置が上記写真の通り、Enterキーが右端にありません。
この配置は慣れるまでに少し時間がかかります。私が使っているHP ENVYも同様の配置をしていましたが、最初はタイプミスをしていました。まあ2週間程度で慣れて気にならなくなりましたが。
あとこの機種は発売日が2021年夏なので、発売から時間が経っており、CPUもAMD Ryzen 5000番台と最新ではありません。性能は今でも十分なのですが。
そのため最新CPUでないとどうしても嫌だ、という方は避けたほうがよいでしょう。
Microsoft Surface Laptop go 2:Office付き学割であればコスパ良し
Microsoft Surface Laptop go 2
OS | Windows11 Home(64bit) |
Office | Office Home & Business 2021 |
CPU | 第 11 世代インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサ |
メモリ | 4~8GB |
ストレージ | SSD 128~256GB |
ディスプレイ |
|
インターフェイス |
|
カメラ |
|
無線 |
|
重量 | 1,127 g |
サイズ | 278.2mm x 206.2mm x 15.7mm |
バッテリー | バッテリー容量 (WH): 41.0 |
Microsoft Surfaceはマイクロソフトが販売しているノートパソコンで、Laptop Go2は12.4インチと小型で比較的安いのが特徴です。
Microsoft Surface Laptop go2のメリット
- Microsoft Officeが必ず付く
- 幼稚園~大学生の親であれば学生割引で購入できる
という特徴があります。
Microsoftの安心感やボディの品質・質感の高さ、Office付きであることを考えるとコスパは良いと思います。
価格.comで人気のスペックは第11世代Core i5,メモリ8GB,SSD128GBとまずまずのスペックで、Office付き8.28万はなかなか安いと言えます。
Microsoft Surface Laptop go2のデメリット
- Microsoft Officeが不要の場合コスパはいまいち
- CPUが1世代古い
Microsoft Surfaceは良くも悪くもOfficeが必ず付くので、Officeは不要とか、別途Office365のライセンスがあるとかであればコスパはいまいちになってしまいます。
Microsoft Surfaceはなんとなく大学生用ノートパソコンのイメージもありますが、大学だとOfficeは無償ダウンロードできるところが多いので、そういった意味でもOffice付きは無駄になってしまいます。
またCPUはCore i5-1135G7と1世代古く、性能がそこまで高いわけではありません。ただ普段使いで不満を感じることはないでしょう。
レノボ ThinBook 14 Gen4 AMD:価格と性能のバランス良し
レノボの高コスパ14インチノートパソコンです。
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5625U (2.60GHz 2MB) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
液晶 | 14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz |
重量 | 約1.4kg |
サイズ | 約 323x218x17.9mm |
バッテリー | 最大12.7時間 |
価格.com限定モデルだと7万円弱と安くなっており、コスパは高いです。
Lenovo ThinkBook14 Gen4 AMD のメリット
- 価格が安い割に性能と質感のバランス良し
上記で紹介したHP 14s-fqのほうが1万円程度安いですが、こちらは質感で勝ります。
3~4年程度使うつもりなら、+1万出してこちらを購入したほうが満足度は高いと思います。
Lenovo ThinkBook14 Gen4 AMD のデメリット
- 強いて言うならIdeaPad Slim 570とほぼ同じでは?
ThinkBookの短所というほどではないのですが、レノボには下記のIdeaPad Slim 570 14(AMD)という機種があり、スペックがほぼ同じです。
それでいてIdeaPad Slim 570 14(AMD)のほうが、6.97万と少しだけですが安く、納期も早いです。
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5625U (2.60GHz 2MB) |
メモリ | 8GB(デュアルチャネル)~ |
ストレージ | SSD 256GB~ |
液晶 | 14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.38kg |
サイズ | 約 321.7×211.8×17.9mm(最薄部) |
バッテリー | 最大15.9時間 |
価格 | 7万円台〜(時期によって変動) |
どちらを選ぶかは値段や納期次第、といいうところはありますが、納期が早い分IdeaPad Slim 570のほうが、今は良いのではないかと思います。
価格.com限定モデルとは何か?
価格.comのランキングで上位にいる「価格.com限定モデル」とは何か?
実は私もHP ENVYを価格.com限定モデルで購入しましたが、メーカーモデルと何も違いはなかったです。
価格.com限定モデルからリンクされるページも、結局はメーカーホームページになっていました。

おそらく、価格.comのサイトで紹介しているだけで中身は全く同じだと思います。それでいて、HPは価格.com限定のほうが安かったりするので、チェックして安いほうを購入すればOKと思います。

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