ホンダ新型ヴェゼルが4月23日発売となり、試乗をしてきましたので、価格やグレードなど整理しようと思います。
試乗をしてみて、新型ヴェゼルは、ファミリー用途を意識した、快適で洗練されたコンフォート都市型SUV、という印象を受けました。
SUVらしいオフロード感は、ほぼないですが、全てにおいて洗練されており、加速感や乗り心地も快適、という、コスパよく、洗練された良い車が欲しい方にはうってつけの車であると思います。
新型ヴェゼル、とても好評なようで、販売台数も好調なようです。
その分納期も長く、最上級グレードのe:HEV PLaYだと、なんと来年3月!?みたいな状況のようです(^^;」
デザインも洗練されており、クラス以上の高級感を保有している車だと感じます。売れるのも納得、という感じです。

一般ユーザーの口コミ評価をまとめた記事も書いていますので参考にしてみてください。

あと私も試乗し、試乗記+採点評価をしているのでそちらも参考にしてみてください。出来はとても良いです。

はじめに新型ヴェゼルの各グレードごとの価格を紹介します
ヴェゼルの各グレードごとの車両価格は、以下の通りです。
グレード | 価格(FF) | 価格(4WD) |
G | 227.92万 | 249.92万 |
e:HEV X | 265.87万 | 287.87万 |
e:HEV Z | 289.85万 | 311.85万 |
e:HEV PLaY | 329.8万 | – |
Gはガソリングレード、e:HEVはハイブリッドのグレードになります。結構シンプルなグレード体系ですね。
Gのガソリングレードは、1.5ガソリンとなります。
ぶっちゃけ、ガソリングレードだと、スバルXVが1.6ガソリン、4WDで220万から購入可能なので、XVのほうがお得と言えます。
なのでデザインの好みとか、メーカーの好みとかがなければ、ガソリンを選ぶならXVのほうがよいと個人的には思います。
ヴェゼルを購入するなら、e:HEVのハイブリッドのグレード、が断然おすすめと感じます。
実際、試乗させていただいたディーラーでも、今まで売れたのはハイブリッドのみ、という状況のようでした。
新型ヴェゼルのスペック
新型ヴェゼルのスペックをご紹介します。
ハイブリッドのほうが断然おすすめなので、ハイブリッドのほうのスペックをご紹介します。
項目 | スペック |
---|---|
全長×全幅×全高 | 4330×1790×1580mm |
ホイールベース | 2,610mm |
最小回転半径 | 5.3m(16インチ)、5.5m(18インチ) |
車両重量(kg) | 1350〜1400(FF)、1430〜1450(4WD) |
エンジン | 1.5L + モーター |
最高出力(ガソリン) | 106ps/6,000~6,400rpm |
最大トルク(ガソリン) | 127Nm/4,500〜5,000rpm |
最高出力(モーター) | 131ps/4,000~8,000rpm |
最大トルク(モーター) | 253Nm/0-3,500rpm |
トランスミッション | CVT |
駆動方式 | FF、4WD |
燃費(WLTC) | 24.8~25.0km/L(FF)、22.0km/L(4WD) |
タンク容量 | 40L |
乗車定員 | 5名 |
価格 | 289.85万(e:HEV Z) |
ガソリン+モーターのハイブリッドですが、ガソリンエンジンは、基本的には発電に使い、モーターの力主体で走る仕組みです。
モーターのみだと131ps、253Nmと、絶対的な加速力はそこまででもないですが、モーターのトルクが素晴らしく、街乗りでのパワー感は十二分、という感じでした。
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私の実体験ですが、ディーラーで下取り50万強で提示されたところがあり、そのまま売ったことがあるのですが、同じディーラーで私の車が100万で売りに出されていたことには驚きました!
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新型ヴェゼルのグレードごと装備比較
新型ヴェゼルのグレードごと装備比較表を以下にまとめます。
ハイブリッドのX、Z、PLaYについてまとめます。
Xがハイブリッドのベースグレード、Zが装備充実の一番売れ筋グレードのようです。
PLaYはナビ・ETCとパノラマルーフが標準装備になるのが違いとしては大きいですね。ただ納期もかかるようで、2021年5月時点で、納期予定は2022年5月!?とも言われているようです(^^;
装備 | X | Z | PLaY |
安全装備 | |||
Honda SENSING | 〇 | 〇 | 〇 |
サイドエアバッグ | 〇 | 〇 | 〇 |
カーテンエアバッグ | 〇 | 〇 | 〇 |
ブラインドスポットインフォーメーション | 〇 | 〇 | |
フルLEDヘッドライト | 〇 | 〇 | 〇 |
タイヤ・アルミホイール | |||
16インチタイヤ&アルミホイール | 〇 | ||
18インチタイヤ&アルミホイール | 〇 | 〇 | |
パワーリヤゲート | |||
パワーリヤゲート | 〇 | 〇 | |
シート・ステアリング | |||
ファブリック | 〇 | 〇 | 〇 |
本革 | |||
本革巻ステアリング | 〇 | 〇 | |
パワーシート | |||
運転席パワーシート | |||
助手席パワーシート | |||
ポジションメモリー機能 | |||
シートヒーター・ベンチレーション | |||
運転席・助手席シートヒーター | △ | ○ | ○ |
後席左右シートヒーター | |||
USB充電 | |||
ワイヤレス充電 | △ | 〇 | |
ナビゲーション | |||
ナビゲーション+ETC | △ | ○ | |
サンルーフ | |||
パノラマサンルーフ | ○ |
ハイブリッドのベースグレードXでも、そこまで装備の見劣りはない?ような気もします。
大きいのは、タイヤがXだと16インチ、ZとPLaYでは18インチになることでしょうか。
見た目の違いは大きいと思います。

左がX、右がZグレードになります。
タイヤサイズとアルミホイールが違うだけで、かなり印象が変わるという感じですね。
あとはステアリングが本革巻きでない、ブラインドスポットインフォーメーションがつかない、ラゲッジ開閉が自動でない、など、装備の差がいくつかあります。
ただ、XとZでは価格差が約24万と、まあまあの差があるので、装備差が気にならなければあえてXを選ぶのもアリだと思います。
ZとPLaYの違いは、
- PLaYだとナビとETCが標準装備
- PLaYだとサンルーフが標準装備
- PLaY専用の内装が用意されている
など、結構な差があるようです。

上の左がZで、右がPLaYの内装になります。
サンルーフがほしければPLaY一択ですが、納期が長いのが最大の問題・・・
納期が長いのを我慢するか、いずれ出回るであろう、新古車を探してみるか!?ですかね。
新型ヴェゼルの見積もりと値引き参考
新型ヴェゼルの実際の見積もりと値引きについてまとめます。
私が実際に見積もってもらったのがZのホワイトパール(有料色)のため、これを基にご紹介します。
見積もりめやす
項目 | 金額 |
車両本体価格 | ¥2,937,000 |
付属品 | ¥232,067 |
諸費用 | ¥297,800 |
合計 | ¥3,466,867 |
付属品:フロアマット(3.1万)・ナビ(15.4万)・ETC
諸費用:税金・手続き関連・点検パック、延長保証(17万)
値引きなしで、合計約347万となりました。
オプションは最低限です。
点検パック+延長保証で17万と、これが結構高いなという印象です。
安くするなら、この17万はカットかな、というところです。
車検を安く済ませるなら、車検代行で十分ですからね。
点検も、経験上、車検とオイル交換を、安い業者にお願いしてしまうのが一番コスパが良いという印象です。日本車はまず壊れないので、この程度でよいかなと。
あとはフロアマットの3.1万も、社外品にすれば約2万ほどカットできます。
実際、私も前のレガシィのフロアマットは、純正品が高かったので社外品で済ませました。

これなんかは楽天で12980円と、純正よりも安いです!
フロアマットなので、形がきちんと適合していれば問題ないので、こだわりがなければ社外品を検討して節約してみてはいかがでしょうか。
値引きめやす
2021年6月現在、まだ発売したばかりというのと、売れまくっているというのもあるので、値引きは良くて10万〜13万程度というところのようです。
見積もりを限界まで頑張るならば、Zグレードにて
- 値引きなしで347万から点検パックと延長保証をカット(−17万)
- フロアマットは社外品(−2万)
- 値引き13万
- 見積もり総額:315万
ナビとETCをつけるなら、これくらいが最小見積り金額の限界といったところではないでしょうか・・・
Zグレードで300万を切るのは、難しそうですね。
あとは、下取り業者にも買取依頼をして、損をしないようにしましょう!
私の実体験ですが、ディーラーで下取り50万強で提示されたところがあり、そのまま売ったことがあるのですが、同じディーラー系列で私の車が100万で売りに出されていたことには驚きました!
おそらく、買取業者に依頼していれば70〜80万程度で売れたはずです。損をしないためにも、下取りは専門業者に見積もりをとったほうがよいかと思います。
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ユーカーパックの良いところは、やりとりする業者は1社だけで、全国5000社のオークションに代理出店してくれるので、複数の業者を相手にせず、高値査定を狙えるということです!
また、買取業者と直接交渉し、少しでも買取金額を上げたい場合は、複数の業者に直接一括査定依頼できる、こちらがよいかと思います。
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私も一括査定依頼は利用したことがあり、複数業者と直接やりとりするのは確かに面倒ですが、その分リターンも大きく、高値で車を買い取ってもらえる可能性が高くなります。
ガチで買取査定を上げたい場合は、こちらも利用するのがよいと思います。
是非とも有効活用し、有利な下取り条件を引き出してみてください!
新型ヴェゼルはコンパクトSUVながら動的質感は高い。オススメできます。

新型ヴェゼルは、エクステリアやインテリアも洗練されており、走りの動的質感も高いレベルにあります。
また、ハイブリッドは燃費も良いため、売れるのも納得の出来、という感じです。
ただハイブリッドは少し高いかな?
乗ってみた感じ、数年前に試乗した、スバルXVの2リッターガソリンと、とても印象がよく似ているという感じがしました。
スバルXVの2リッターガソリンは、その当時(2017年)2.0i-Lが確か248万だったので、それと比較すると少し高いかな?という感じはします。
ただ出来はすごく良いし、とても洗練されているので、コスパ良く、高級感のある車が欲しいと思っている方には、ちょうどよい選択肢になると思います。