私の職業はSEで、ここ7~8年くらいはJavaのWebシステム、もしくはVisualStudioでのC/S開発主体で実施してきています。
立場的に、若手や協力会社プログラマに作ってもらったプログラムのレビューや、リリース、保守などを実施してきています。
どういったプログラムが読みやすいか、保守しやすいか、というのも大体わかってきたが、プログラミングのスキルを上げるために、もっと勉強をしたいと思い、書籍を買って読んだり、探したりしています。
当記事では、私が読んだり、探したりしておすすめと思った本を紹介していきます。
実践Javaコーディング作法 プロが知るべき、112の規約と21の心得
会社の先輩がおすすめ、と言って教えてくれた本で、Javaのコードを例に、プログラミングのお作法について実践的なことがたくさん書かれています。
実際のプロジェクトで見たことのあるコーディング規約で、この本に載っていることが書かれていたな、と思うものもあり、とても参考になりました。
新人や若手のコードを見ていると、Javaのスキル云々より、まず変数やメソッドなどの命名がバラバラでわかりづらい・・・などど感じることが多いです。
そのため、当書の第一章「命名に関する規約」だけでもあらかじめ読んで理解しておくと、それだけでプロっぽいコード内容になる、と感じます。
この本の内容を、自分が関わっているプロジェクトのスタンダードにしたい気分です。
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
プログラミングの名著、で検索すると、ほぼ必ずヒットしてくる本です。
この本も、どういったコードがわかりやすくて、理解しやすいか、ということがコード例をもとにたくさん書かれているので、ぜひ参考にしてもらいたい本です。
Java言語で学ぶデザインパターン入門
この本も超絶に有名な本でしょう。
オブジェクト指向言語でよく使われるコーディング内容を23のパターンで解説したもので、プログラミング上級者はこのパターンをきちんと理解して、クラス構成などを設計しているな、と感じます。
プログラミング上級者を目指すならば必読の本といえそうです。
まとめ
いくつか本を紹介したが、自分が常々感じるのは
プログラミングは本を読むだけではなかなか理解が進まず、自分でコードを色々書いてみて、はじめて理解できる。
と感じます。
また、他人が作ったプログラムの保守や改修などを経験していると、「これはわかりづらいなあ」とか、「これは冗長で改修しづらいなあ」と感じることがよくあります。
そういったコーディングをしないためにも、今回ご紹介した書籍の内容をしっかりと理解し、第三者がみても保守しやすい、理解しやすいコーディングを心掛けてもらいたい、と思います。