ノートパソコンで14インチというと、持ち運び重視の13インチよりは画面が少し大きい、15~16インチの据え置き型よりは持ち運びしやすいなど、バランスの取れた万能サイズです。
また14インチは、13インチや15~16インチよりも、コスパに優れた商品が多いのが最大の特徴です。
そのためコスパ重視でノートパソコンを選ぶなら、最もおすすめできるサイズと言えます。
当記事で、14インチのおすすめ機種を紹介していこうと思います。
タイトルで、「軽量・もしくは安い」と表現したのは、軽く・かつ安いを両立する機種は、14インチでは存在しないからです。
そのため、14インチのノートパソコンを選ぶときは、何を重視するかをまず決めておいたほうがよいでしょう。でないと、製品選びが中途半端になってしまいます。
- コスパ重視
- 軽量で持ち運び重視
- 性能やディスプレイ品質重視
上記いずれかで、自分が重要視する点をよく考えて、選択しましょう。
14インチノートパソコンのサイズ感や特徴
14インチノートパソコンというと、実に様々な種類の製品がラインナップされています。
ここでは14インチノートパソコンのサイズ感や特徴について紹介します。
サイズ感


左:HP ENVY 13インチ 解像度1920×1080 画面比率16:9
右:Lenovo IdeaPad Slim 550 14インチ 解像度1920×1080 画面比率16:9
写真の通り、14インチのほうが一回り大きいです。
ただ13インチよりも大きすぎて邪魔になるということはほぼ、ないです。
それに持ち運びの大きさで考えても、大差ない違いです。
15インチ以上だと、一気にサイズアップして持ち運びが苦しくなるので、持ち運びを考慮するなら14インチまででしょう。
14インチのほうが、一回りサイズが大きくなる分、以下のメリットがあります。
- ディスプレイが大きいので見やすい
- キーボードサイズが大きいので打ちやすい
そのため、作業性を考えると、14インチのほうが13インチよりも良いのは間違いないです。
ちなみに画面描画領域(描画範囲の広さ)については、解像度・拡大率の設定によるので、解像度・拡大率の設定が同一であれば13インチでも14インチで描画領域の違いはありません。
私は、13インチ・14インチとも、フルHD(1920×1080)の場合、拡大率125%で使っています。
そのため描画領域は、どちらも同じですが、14インチのほうが画面が大きい分、やや見やすいのは間違いないです。

左:HP ENVY 13インチ 解像度1920×1080 画面比率16:9
右:Lenovo ThinkPad 14インチ 解像度1920×1200 画面比率16:10
上記の写真は、14インチに画面比率16:10の少し縦長ディスプレイを搭載した、Lenovo ThinkPad X1 Carbonを例に紹介しています。
最近、この16:10の画面比率のディスプレイがトレンドになっており、高めの価格帯のノートパソコンは大抵16:10の画面比率になっています。
トレンドになっている理由は、縦長のほうがExcelなどの事務作業がやりやすくなるからです。
事務作業をしていると実感しますが、縦に描画領域が長いほうが、情報量が多くなり作業性が上がります。
そのため作業性重視であれば、16:10の縦長ディスプレイを搭載した機種を選定してみましょう。
コスパ最強の機種が多い
14インチのノートパソコンは、コスパが最強の機種が多くラインナップされています。
モバイル重視の13インチや、据え置き型の15~16インチのノートパソコンよりも安いことがほとんどです。
そのため、サイズに拘りはないがとりあえず快適に使えるノートパソコンが欲しいとなったら、14インチから選べば、最も安く購入できます。

上記は、妻のテレワーク用のために購入したLenovo IdeaPad Slim 550(14型)で、14インチのコスパ最強ノートパソコンです。
2021年9月に購入しましたがOfficeなしで約5.7万で購入できました。性能や質感もなかなかよく、コスパは抜群でした。
ほかにもDELL Inspiron 14 AMDなど、14インチは各メーカーのコスパ重視マシンが多いので、そこそこの品質のノートパソコンをとにかく安く購入したい方には最もおすすめできます。
ただし、コスパ重視機種は、重量はそれなりに重いことは気を付けておきましょう。
例えばLenovo IdeaPad Slim 550の実測値は1.39kgでした。毎日持ち運ぶにはきつい重さです。
持ち運びを考慮するなら、高くなりますが軽量な機種を探してみましょう。

高いが軽量な機種もラインナップされている
14インチのノートパソコンは、持ち運びを考慮した機種もラインナップされており、軽量な機種も存在します。


上記写真は、過去にレビュー用として借用した、NEC LAVIE NEXTREME Carbonという14インチノートパソコンです。
高いですが重量858gと、すばらしく軽量な機種でした。
14インチには、探すととても軽量な機種が存在するので、作業性を損なわずに持ち運びたいのであれば、軽量な14インチを選んでみましょう。
現在、コロナでの出社控えも少し落ち着き、テレワークと出社をバランスよく組み合わせるスタイルの勤務形態が増えていると思います。
出社とテレワークが混在した勤務形態だと、ノートパソコン1台を家で使うか、勤務場所に持ち運ぶかで作業をすることになりますが、この場合、軽量な14インチが最強と思います。
- 14インチ(持ち運びと作業性のバランス良し)
- 重量1.2kg以下
- 画面比率が縦長(16:10もしくは3:2)
上記を満たすノートパソコンは高いのですが、テレワークと出社を繰り返す勤務形態には最強の相棒となります。
14インチノートパソコンの快適性能スペックと価格目安
テレワークなど一般的な用途で使うのに快適なスペックはどの程度が目安になるか、は以下の通りです。
快適に使えるスペック目安
- 毎日持ち運ぶなら1.2kg台以下が目安、1kg未満が理想
- コスパ重視なら1.4~1.5kgくらいが標準
- 解像度FULL HD(1920×1080)以上
- 解像度WXUGA(1920×1200)以上だとなお良し
- IPS液晶、有機ELであればなお良し
- 輝度250~300nit以上
- TN液晶は視野角が狭いので避けよう
- Intel Core i3以上
- AMD Ryzen 3 以上
- 最低8GB
- 少し予算に余裕があれば16GB以上
- デュアルチャネル(4GB×2もしくは8GB×2)だとなお良し
- SSD 256GB以上
- メインとして長く使うならSSD 512GB以上
重量について
毎日持ち運ぶのなら、重量1.2kg台以下が目安になります。
1.3kgを超えると、通勤などで毎日持ち歩くのはしんどくなるでしょう。
私は、通勤の際はDELL Latitude 5320を毎日持ち歩いており、重量は1.21kgです。

ビジネスリュックに入れてしまえば、通勤に限定すれば、まあ持ち運べるかなという重量です。
ただこの重量を常に持ちつつ、いろいろ歩きまわると疲れます・・・
ノートパソコンを相棒のように、外出時には常に持ち歩きたいという方は、重量1kg未満を目安にしましょう。
私はLenovoのクロームブックも持っており、こちらは約940gで、この程度の重量であれば、カバンに入れつつ持ち歩くのも、そこまで苦にはならないです。
ただ軽量になるほど、価格は上がると考えておきましょう。
特に14インチの場合、1kg未満の重量のノートパソコンは高く、選択肢も少ないです。
CPUスペック目安
ノートパソコンに搭載されている主要CPUのベンチマークとなる、PassMarkというスコアを紹介します。
CPU | PassMarkスコア |
Core i7-12700H(最新12世代) | 27020 |
Ryzen 7 6800H | 23797 |
Ryzen 7 6800U | 20727 |
Ryzen 7 5800U | 18837 |
Ryzen 7 5825U | 18386 |
Core i7-1260P(最新12世代) | 17203 |
Core i5-1240P(最新12世代) | 17345 |
Ryzen 7 5700U | 15747 |
Ryzen 5 5600U | 15000 |
Ryzen 5 5625U | 15000 |
Core i5-1235U(最新12世代) | 13865 |
Ryzen 5 5500U | 13348 |
Core i7-1165G7 | 10681 |
Core i5-1135G7 | 10298 |
Ryzen 3 5300U | 10000 |
Core i3-1115G4 | 6610 |
Intel Celeron 7305 | 2665 |
Intel Celeron N4120 | 2510 |
事務作業でブラウザをたくさん立ち上げ、かつ重いアプリを複数立ち上げたまま快適に使うのであれば、Ryzen3 5300Uのスコア10000以上あると、重作業でも十分快適に使えます。
スコアを見てみると分かりますが、少し前まではIntelのCore i3,5,7 が主流でしたが、AMD Ryzenの躍進により、とりあえずIntelを選んでおく、という時代は終わりました。
AMD Ryzenのほうが値段が安く、性能も十分なので、一般用途であればAMD Ryzenを選んでおいたほうがよい状況です。
IntelのCPUのほうが、充電器につないでいないときのパフォーマンスが落ちにくい、ということがよく言われています。
モバイルノートパソコンは、充電器に繋がないで使うことが多いと思うので、パフォーマンスが落ちにくいというのは重要です。
ただ、私の私用パソコンはHP ENVYで、CPUはAMD Ryzen 7 5800Uですが、充電器に繋がないで使っていても、普段使いでパフォーマンスが落ちたと感じることはほぼないです。
そのため、コスパ重視であればそこまで気にせずAMDモデルの購入でよいと思います。
テレワークなど用途で快適な性能を確保する場合、Core i3以上、もしくはRyzen 3以上のスコアを持つCPUを選びましょう。
- Intel Core i3もしくはAMD Ryzen 3 以上を選択すれば普段使いでは問題なし
- AMD Ryzen がコスパ良くおすすめ
- Intel最新12世代はまだ高い
メモリ容量目安
普段使いでコスパ最重視なら、8GBが目安です。
4GBだと、普段使いでもレスポンスが厳しくなることが多いので、最低でもメモリ8GBは確保しましょう。
メモリは、容量を増やすことによる価格差はさほどでもないのですが、快適性能の体感を得やすいパーツと言えます。
つまり、スペックアップによるコスパの良いパーツです。
例えば、CPUをAMD Ryzen 5→7に変えても、体感性能はほとんど違いを感じられないと思いますが、メモリ8GB→16GBに増やすのは、効果を体感しやすいです。
そのため、少し予算に余裕があるのであれば、CPUよりも、メモリをスペックアップすることを最重要視したほうがよいでしょう。
また、グラフィックス性能を最大限に活かす場合、メモリはデュアルチャネル(同じ容量のメモリを2枚差し)が必須となります。
デュアルチャネルでないと、メモリの性能がネックになり、グラフィックス性能を引き出しきれないからです。
メモリ16GB以上の場合、ほぼ間違いなくデュアルチャネルですが、8GBの場合はデュアルチャネルかどうかは機種によりけりです。メーカーの仕様表をよく確認してみましょう。
ただゲームや動画編集などをしないのであれば、さほど影響はありません。
- 最低8GB
- 少し予算に余裕があれば16GB以上
- デュアルチャネル(4GB×2もしくは8GB×2)だとなお良し
価格めやす
コスパ重視か、モバイル用途を見据えた軽量機種かで、価格に大きな違いがあります。
- コスパ重視機種なら5万円台~7万円台
- 重量1.1kg台以下の軽量機種なら20万以上
コスパ重視でそこそこ快適・そこそこの質感のノートパソコンでよければ、時期にもよりますが5万円台~7万円台で探せます。
以下に、コスパ重視でのノートパソコンを紹介している記事を書いているので、参考にしてみてください。

コスパ重視の14インチノートパソコンで、妥協しなくてはいけない点は以下です。
- ディスプレイ品質(輝度・色域)
- 重量
- キーボードやボディの質感

左:HP ENVY 輝度400nit、色域(sRGBカバー率)約100%
右:Lenovo IdeaPad Slim 輝度300nit、色域(sRGBカバー率)約63%
右のIdeaPad Slim 550がコスパ重視の機種です。
輝度と色域の性能差が、HP ENVYとの価格差に表れています。
上記写真の通り、明るさと色の鮮やかさに若干の違いがあることが分かります。
事務作業として使うには、IdeaPad Slim で十分ですが、写真編集などを行う場合は少し物足りなくなるでしょう。
また、コスパ重視だと重量がやや重くなり、毎日持ち運ぶのはきつくなります。
軽量な14インチの機種は素晴らしいですが、高くなることを覚えておきましょう。
14インチノートパソコンおすすめメーカー
14インチノートパソコンを購入する際のおすすめメーカーを紹介します。
- Lenovo(ラインナップ豊富)
- DELL(コスパ重視)
- HP(コスパ重視)
- Dynabook(軽量機種)
14インチでコスパ重視ならLenovo・DELL・HPが3強です。
この3社は、ただ安いだけでなく、品質も一定レベルをクリアしており、かつ安いのが特徴です。
そのため低予算でノートパソコンを探すのであれば、この3社の人気機種から選んでおけば、まず外れを引くことはないでしょう。
何が人気機種かは、例えば価格.comのランキングを見るなどでチェックできます。
また予算があり、テレワークや出社で最強の相棒を探すなら、LenovoのThinkPadか、Dynabookの14インチがおすすめでしょう。
NECのNEXTREME Carbonも軽量でよいのですが、CPU世代が旧世代Intelなのが少し残念です。
14インチノートパソコンおすすめ機種紹介(コスパ重視)
コスパ重視の14インチおすすめノートパソコンを紹介します。
レノボ IdeaPad Slim 5シリーズ 14(AMD)
14インチノートパソコンで、必ずおすすめに上げられるのが、レノボのIdeaPad Slim 5シリーズ 14(AMD)です。
※2022年7月、新型の570(14 AMD)が発売されました。
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5625U (2.60GHz 2MB) |
メモリ | 8GB(デュアルチャネル)~ |
ストレージ | SSD 256GB~ |
液晶 | 14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
重量 | 約1.39kg |
サイズ | 約 321.7×211.8×17.9mm(最薄部) |
バッテリー | 最大15.9時間 |
価格 | 6.9万〜(時期によって変動) |
目立った欠点のない万能スペックで、かつ、価格も非常に安いです。
14型モバイルノートとしてはベンチマークとも言うべき価格と性能で、「日常用途のモバイルノートが欲しければとりあえずこれを選んでおけばOK」という、価格対性能で点数つけると絶対王者となるような機種です。
私は車が趣味なのでよく車の紹介記事を書いてますが、車だとここまで絶対的な正解となるものはめずらしいです。よくCセグメントのベンチマークがゴルフと言われますが、ゴルフは安くないです。
Lenovo IdeaPad Slim 550 14(AMD)は、実際に購入し、レビュー記事も書いていますので参考にしてみてください。

価格推移は以下の通りです。
年月 | 価格 |
2022年3月 | 5.4万 |
2022年4月 | 6.9万 |
2022年7月 | 6.9万 |
2022年9月 | 6.9万 |
2022年10月 | 7.9万 |
2022年11月 | 7.9万 |
10月以降はずっと7.9万~で推移しています。
DELL Inspiron 14と比較してみて、どちらを購入するか検討してみましょう。
DELL Inspiron 14 AMD
項目 | 新型 |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5625U |
メモリ | 8GB~ |
ストレージ | SSD 256GB~ |
液晶 | 14.0-インチ 16:10 FHD+ (1920 x 1200) 非光沢 非-タッチ 250nits WVA ディスプレイ |
重量 | 約1.54kg |
サイズ | 約 314×227.5×15.7~19.0mm |
バッテリー | 54Wh (最大時間は未公表) |
価格 | 7万円台〜(時期により変動) |
DELLのInspiron 14も、7万円台から購入可能(セール時期の場合)でコストパフォーマンスは良く、最大のメリットは納期が安定しているということです。
2022年8月現在、即納と、半導体不足で納期が安定しない中、抜群の安定感を誇ります。
ディスプレイが16:10になっている、CPUがAMDの最新モデルになっているなど性能アップしているので、相当にお買い得です。
このモデルは、ずっと即納で推移し続けており、DELLの納期確保は本当に素晴らしいです。
価格推移は以下の通りです。
年月 | 価格 |
2022年3月 | 6.5万 |
2022年4月 | 6.88万 |
2022年9月 | 7.1万 |
2022年10月頭 | 7.99万 |
2022年10月末 | 8.39万 |
2022年11月 | 8.39万 |
円安影響を受けてか、じわじわと値上がりしています・・・
レノボのIdeaPad Slim 570と価格をよく見比べて、どちらを購入するか選択しましょう。
HP 14s-fq
HPで、質感はそれなりですがコスパ抜群14インチノートパソコンが発売されています。
HP 14s-fq
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 3 5300U (2.60GHz 2MB) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
液晶 | 14.0インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSディスプレイ(1920×1080)光沢 |
重量 | 約1.33kg |
サイズ | 324 × 225 × 17.9(最薄部)- 21 (最厚部) mm |
バッテリー | 最大8.5~9.5時間 |
価格 | 6万円台~(価格.com限定) |
最低限の快適性能はクリアしており、かつ6万円台で購入可能と、極めて安くコスパは最強と思います。
ただ質感は、安いのでそれなりです。質感はLenovo IdeaPad Slim 570と、DELL Inspironのほうが少し上です。
あとデザインも、HPとしては良いとは言えず、とてもシンプルです。
予算はあまり出せないが、それなりに使えるWindowsノートが欲しい場合にはおすすめです。
価格推移は以下の通りです。Ryzen 3モデルの価格です。
年月 | 価格 |
2022年3月 | 4.5万 |
2022年4月 | 4.5万 |
2022年6月 | 5.2万 |
2022年9月 | 5.9万 |
2022年10月 | 5.9万 |
2022年11月 | 6.48万 |
HPは、円安の影響をさほど受けていなかったのですが、最近じわじわと値上がりしてきています。
14インチノートパソコンおすすめ機種紹介(軽量機種)
14インチで軽量なおすすめ機種を紹介します。
Lenovo ThinkPad X1 Carbon
初期導入済OS | Windows 11 Pro 64bit その他のエディション選択可能 |
プロセッサー | インテル® Core™ i7-1280P vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i7-1270P vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー インテル® Core™ i5-1250P vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i5-1240P プロセッサー インテル® Core™ i7-1260P vPro® Essentials プロセッサー インテル® Core™ i5-1240P vPro® Essentials プロセッサー インテル® Core™ i7-1265U vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i7-1255U プロセッサー インテル® Core™ i5-1245U vPro® Enterprise プロセッサー インテル® Core™ i5-1235Uプロセッサー |
セキュリティ・チップ(TPM) | あり |
その他のセキュリティ機能 | パワーオン パスワード、スーパーバイザー パスワード、システム マネジメント パスワード、ハードディスク パスワード(NVMe パスワード)、セキュリティ キーホール、HPD |
メモリー | オンボード: 8GB/16GB/32GB 最大32GB(LPDDR5) |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
光学ドライブ | なし |
ビデオ・チップ | CPU内蔵(インテル® Iris® Xe グラフィックス) |
ディスプレイ | LED バックライト付 14.0型 WQUXGA IPS 省電力液晶 (3840 x 2400) 、マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減、光沢なし LED バックライト付 14.0型 WQUXGA IPS 省電力液晶 (3840 x 2400) 、マルチタッチ非対応、ブルーライト軽減 14.0型 2.8K OLED (有機 EL ディスプレイ)液晶 (2880 x 1800) 、マルチタッチ非対応、ブルーライト軽減、光沢なし LED バックライト付 14.0型 2.2K IPS液晶 (2240 x 1400) 、マルチタッチ非対応、ブルーライト軽減、光沢なし LED バックライト付 14.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200) 、マルチタッチ対応(10点)、Privacy Guard、光沢なし LED バックライト付 14.0型 WUXGA IPS 省電力液晶 (1920 x 1200) 、マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減、光沢なし LED バックライト付 14.0型 WUXGA IPS 省電力液晶 (1920 x 1200) 、マルチタッチ非対応、ブルーライト軽減、光沢なし |
インターフェース | USB 4 (Thunderbolt4 対応) x 2 USB 3.2 Gen1 (Powered USB) x 1 USB 3.2 Gen1 x 1 HDMI マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック |
ワイヤレスWAN | 対応(4G LTE Cat.16/5G Cat.20) |
ワイヤレスLAN | Wi-Fi 6E対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) |
Bluetooth | v5.2 |
イーサネット | なし |
オーディオ機能 | Dolby Atmos® Speaker System, Dolby Voice, 4mic+4スピーカー(キーボード面にスピーカー) |
カメラ* | インカメラ: 全てプライバシーシャッター付き FHD 1080p RGB+IR Webカメラ 人感検知機能付き FHD 1080p RGB+IR Hybrid Webカメラ FHD 1080p RGB Webカメラ HD 720P RGB Webカメラ |
カードスロット | なし |
キーボード | フルサイズ・キーボード (6列)、89キー (Fnキー、PgUpキー、PgDnキー、Windowsキー)、JIS配列、TrackPoint、ThinkPadクリックパッド、バックライト・キーボード |
指紋センサー | あり |
ポインティング・デバイス | TrackPoint+ThinkPadクリックパッド |
本体寸法(幅×奥行き×高さ) | 約 315.6×222.5×15.36mm |
本体質量 | 約 1.12kg~ |
バッテリー | 固定式 4セル リチウムイオンポリマーバッテリー 57Whr |
バッテリー駆動時間(JEITA2.0に基づく計測)* | 最大 約24.9時間 |
本体カラー | ブラック |
ThinkPad X1 Carbonは、ThinkPadの中でもフラッグシップに位置づけられるモデルです。
私が、もし会社で使うノートパソコンを選んでよいとなれば、真っ先にこれにしたいと思うパソコンです。
レノボのノートパソコンの中でもフラッグシップとなる性能を持つノートパソコンで、すべての性能が高いですが、最大の特徴は以下でしょう。
- 16:10の縦長14インチディスプレイ
- 14インチなのに1.12kgと軽量
- 定評のある打ちやすいキーボード
- 米軍調達基準に準拠した高い耐久性
ノートパソコンにこだわる人が、最終的に行き着くモデルとして選ばれることも多いです。
欠点は、、、やはり高いことでしょうね。
2022年8月現在、新型が24.3万〜です。
予算に余裕があるのなら、とてもおすすめできるノートパソコンです。
X1 Carbonはレビュー記事を書いているので参考にしてみてください。

Dynabook RZ/LV
ダイナブックの14インチ超軽量ノートパソコンです。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-1260P プロセッサー |
CPUコア数 | 12コア/ 16スレッド |
メモリ | 16GB(16GB×1)/最大16GB |
ディスプレイサイズ | 14.0型WUXGA高輝度・広視野角(Low blue light)(非光沢) |
SSD | 512GB SSD |
光学ドライブ | なし |
無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth(Ver5.2) |
スピーカー | ステレオスピーカー |
Webカメラ | 有効画素数 約92万画素(Webカメラシャッター付き) |
指紋認証 | あり |
顔認証 | なし |
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 |
外形寸法(mm) | 約312.4mm(幅)×約15.9mm(高さ)×約224.0mm(奥行) |
駆動時間 | 約20.5時間 |
重量 | 約940g |
発売年月 | 2022年4月 |
一番安い構成で20.3万です(2022年8月現在)
Officeありの構成だと22.7万です。
ダイナブック直販サイトは、会員登録するだけで、相当な割引になるので、価格を参考にする場合はかならず会員登録しましょう。
CPUに最新の第12世代CPUを搭載しており、Core i7-1260Pのみのようです。
メモリは16GB、SSDは512GB〜と、スペック的には極めて高く、申し分のないスペックです。
しかも16:10縦長ディスプレイの14インチで、重量940gと、非の打ち所がないスペックです。
価格も、時期にもよりますが、ThinkPad X1 Carbonよりも安く、予算20万程度出せるのならば圧倒的におすすめの機種です。
14インチノートパソコンおすすめ機種紹介(高品質・高性能)
ここでは、安くもなく、軽量でもないですが、高品質・高性能でコスパの良い機種を紹介します。
Lenovo Yoga 770 AMD
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen™ 7 6800U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
液晶 | 14″ 2.8K液晶 (2880 x 1800) OLED, 光沢あり, マルチタッチパネル, 100%DCI-P3, 400 nit, 90Hz |
重量 | 約1.42kg |
サイズ | 約 316.66×220.25×17.35mm |
インターフェイス | USB Type-A×2、Type-C:×2 (Power Delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き)、HDMI、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
バッテリー | 最大17時間 |
価格 | 15.3万~(レノボ公式サイト) |
価格は2022年8月時点調査のものです。
14インチで、2.8Kの有機ELディスプレイ、最新のRyzen 7 6800Uを搭載、メモリ16GB、SSD1TBと、かなりお買い得ではないかと思います。


アルミニウムのボディは質感やデザインが優れており、とても魅力的な1台です。
自分も、HP ENVYをもし買ってなかったら、この機種とめちゃくちゃ迷ったかも・・・
最新のRyzen 7 6800Uのベンチマークについて、Cinebench R23のスコアを紹介しますが、Ryzen 7 5800Uと比較しても大幅向上しています。
CPU | シングル | マルチ |
Ryzen 7 6800U | 1617 | 14228 |
Ryzen 7 5800U | 1436 | 9276 |
Ryzen 7 5800Uは、私が購入したHP ENVYの実測値で、これでも十二分に速いのですが、6800Uはさらに大きくスコアを上回っているので、大いに期待できそうです。
またRyzen 7 6800Uは、グラフィック性能も大きく向上、Intel第12世代CPUのグラフィック性能を大きく上回っています。
グラフィックボード | 3DMark Fire Strike |
GeForce RTX 3060 | 20764 |
GeForce RTX 3050 | 14877 |
GeForce GTX 1650 | 9047 |
GeForce MX450 | 約5400 |
AMD Ryzen 7 6800U 内蔵グラフィックス | 約5400 |
Intel Iris Xe Graphics(Intel CPU内蔵) | 約4500 |
AMD Ryzen 7 5800U 内蔵グラフィクス | 約3200 |
上記のように、GeForce MX450と同等レベルのグラフィック性能を保持しているようで、3Dゲームでも軽めのゲームならばそれなりに動く性能があります。
また、動画編集などでも力を発揮してくれると思います。
HP Pavilion Plus 14-eh
OS | Windows11 Home(64bit) |
CPU | 第12世代 インテル® Core™ i5-12500H プロセッサー |
メモリ | 16GB(デュアルチャネル) |
ストレージ | SSD 512GB |
液晶 | 14.0インチワイド・2.8Kブライトビュー・OLEDディスプレイ(2880×1800) |
重量 | 約 1.33kg |
サイズ | 約 314 x 225 x 16.9 mm (最薄部) |
バッテリー | 最大 8 時間 |
価格 | 12.5万~(価格.com限定) |
- Intel最新世代高性能CPUを搭載
- ディスプレイに高解像度有機ELを搭載
- 14インチで重量1.33㎏と比較的軽量
これらが特徴と言えます。
総じて高性能・高品質な機種です。
重量1.33kgというのも、うれしいポイントです。14インチとしてはそこまで重くないので、外への持ち運びもできるでしょう。

HP Pavilion の最大の特徴は、値段の割にボディの質感やデザインが良いというところで、ある程度上質なパソコンが欲しいが、値段は抑えたいという方にはマッチすると思います。
またディスプレイも有機EL搭載モデルを選択できます。

- 高解像度2.8K(2880×1800)
- 画面比率16:10の縦長ディスプレイ
- 有機ELディスプレイ
- 輝度400nit、sRGB100%
ディスプレイの性能は申し分ないですね。
画像編集でも、動画鑑賞でも、どんな用途にも向くディスプレイだと思います。
CPUも最新第12世代Intelで、高性能のHシリーズなので、動画編集などにも向くCPUです。
高性能なノートパソコンをコスパ良く購入したいということであればとてもおすすめできる機種です。