トヨタRAV4の価格・グレードごとの装備と、実際の見積や値引きはいくらくらいか?についてまとめました。
トヨタRAV4は、2019年にフルモデルチェンジし、2019-2020のカーオブザイヤーを獲得、評価の高いSUVとなります。
2021年2月現在は、ハリアーのほうが人気がありますが、ハリアーが新型になる前は、すごく人気があり売れていた車です。
人気があり、カーオブザイヤーにもなったということで、どこが優れているのか、など、興味があり調べた結果をまとめましたので参考にしてみてください。
各グレードごとの価格
各グレードごとの車両価格は、以下の通りです。
・ガソリンモデル
グレード | 価格 |
X(2WD) | 274.3万 |
X(4WD) | 297.4万 |
G(4WD) | 339.1万 |
G Zパッケージ(4WD) | 353.9万 |
Adventure(4WD) | 331.0万 |
・ハイブリッドモデル
グレード | 価格 |
X(2WD) | 334.3万 |
X(4WD) | 359.6万 |
G(4WD) | 402.9万 |
基本は、X・G・G Zパッケージ・Adventure(ガソリンのみ)の、比較的シンプルなグレード体系です。
ガソリンだと、2リッターガソリンになるので、動力的にはもっと欲しくなります。
ただ、そうなると約60万円高いハイブリッド、になるので、悩ましい選択と言えそうです。
60万円の差だと、税金を加味しても、燃費だけで元を取るのは難しいので、燃費以外のパワーなどに価値を見出すか、というところになります。
RAV4は、ハリアーとはキャラが異なり、オフロード志向の車となっています。
そのため、2WDも用意されていますが、4WDのほうが主体で、グレード種類が多くなっています。
このようなオフロード志向の車でも、わざわざ2WDを用意するところがトヨタの上手いところだな、と感じます。
スバルのフォレスターやレヴォーグは、AWD(4輪駆動)しかありませんからね・・・。
トヨタRAV4のスペック
トヨタRAV4のスペックをご紹介します。
大別すると2リッターガソリン、ハイブリッドに分けられるので、スペックの違いについて載せます。
※[ ]表記は2WDのスペック
スペック | 2.0ガソリン | ハイブリッド |
---|---|---|
全長×全幅×全高 | 4600×1855×1685mm | |
ホイールベース | 2,690mm | |
最小回転半径 | 5.5m, 5.7m(Z・Adventure) | 5.5m |
車両重量(kg) | 1570〜1630[1500] | 1670〜1690[1620] |
エンジン | 2.0L | 2.5L + モーター |
最高出力 | 171ps/6,100rpm | 178ps/5,800rpm |
最大トルク | 21.1Nm/4,100rpm | 22.5Nm/3,600〜5,200rpm |
最高出力(前モーター) | – | 120ps |
最大トルク(前モーター) | – | 20.6Nm |
最高出力(後モーター) | – | 54ps |
最大トルク(後モーター) | – | 12.3Nm |
トランスミッション | CVT | |
駆動方式 | 4WD[FF] | 4WD[FF] |
燃費(WLTC) | 15.2km/L[15.8] | 20.6km/L[21.4] |
タンク容量 | 55L | 55L |
乗車定員 | 5名 | |
価格 | 274.3万〜 | 334.3万〜 |
2リッターガソリン
2リッターガソリンのスペックは、自然吸気ながら、171ps、21.1Nm、15.2km/Lの燃費と、なかなかのスペックを誇ります。
スバルインプレッサの2リッターガソリンが、154ps、20.0Nm、14.0km/Lであることを考えると、かなり優秀なスペックであることが分かります。
実はこの2リッターガソリンエンジン、トヨタハリアーのガソリンモデルでも採用されており、私も試乗したことがあります。
パワーは、速くはないですが必要十分、という感じでしたので、コスパ重視で、ハイブリッドではなくガソリンを選ぶ人も多いのでは、と思います。
ハイブリッド
ハイブリッドは、2.5リッターガソリン+前後モーターの組み合わせで、後モーターは4WDの場合のみの装備です。
モーターのスペックが素晴らしく、4WDの場合、ガソリンと前後モーターで352ps、55.4Nmと相当に速いスペックを誇ります。
また、燃費も4WDで20.6km/Lと優秀、市街地モードでも18.1km/Lと素晴らしいです。
ハイブリッドは、市街地でも燃費の落ち込みが最小限なのが素晴らしいですね。
このハイブリッドのシステムも、ハリアーと共用となります。
2リッターガソリン、ハイブリッドともに、スペックは非常に優秀、ここはスバルとの差を見せつけている、という印象です。
スバルのXVやフォレスターのハイブリッドも、これくらいのスペックがあると、魅力がグンと増すのですがね・・・
トヨタRAV4の特徴、イメージについて
トヨタRAV4ですが、同社のハリアーが都会的でラグジュアリーカーとなっているのと対象的に、RAV4はオフロード志向で実用的なイメージの車となっています。
外観
ハリアーとは異なり、RAV4はオフロードを走るイメージを持つ車です。
ホームページのギャラリーにも、オフロードを走っているイメージ画像が多く掲載されています。
ラゲッジ
ラゲッジ容量は580Lと、非常に多くの容量を確保しています。
スバルフォレスターでも520Lなので、580Lというのがいかに多いか、ということが分かります。
各グレードの装備比較
グレードはX、G、G Zパッケージ、Adventureの4グレードのため、この4グレードで比較します。
※△はメーカーオプション
※Adv = Adventure
※Z = G Zパッケージ
X | G | Z | Adv | |
安全装備 | ||||
プリクラッシュセーフティ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
レーンアシスト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
レーダークルーズコントロール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アダプティブハイビーム | ||||
オートハイビーム | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ロードサインアシスト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
先行者発進通知 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
パーキングサポートブレーキ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
リアオートブレーキ+ブラインドスポットモニター | △ | △ | △ | |
車両接近通報通知 | ハイブリッドのみ | |||
ニーエアバッグ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
カーテンエアバッグ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
デジタルインナーミラー | △ | △ | 〇 | △ |
パノラミックビューモニター | △ | |||
バックガイドモニター | △ | △ | ||
バックカメラ | △ | △ | △ | △ |
タイヤ・アルミホイール | ||||
225/65R17タイヤ&アルミホイール | 〇 | |||
225/60R18タイヤ&アルミホイール | 〇 | |||
225/55R19タイヤ&アルミホイール | 〇 | 〇 | ||
メカニズム | ||||
SNOWモード | ガソリン4WDのみ | |||
ダウンヒルアシスト | 〇 | 〇 | ||
ヒルスタートアシスト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
パワーリヤゲート | ||||
パワーバッグドア | 〇 | 〇 | △ | |
シート | ||||
ファブリック | 〇 | |||
合成皮革 | 〇 | 〇 | 〇 | |
本革 | ||||
パワーシート | ||||
運転席8ウェイパワーシート | 〇 | 〇 | 〇 | |
助手席4ウェイパワーシート | ||||
ポジションメモリー機能 | 〇 | 〇 | ||
シートヒーター・ベンチレーション | ||||
快適温熱シート | 〇 | 〇 | ||
快適温熱シート+シートベンチレーション | △ | |||
空調 | ||||
ナノイーX | ||||
ナビゲーション | ||||
T-Connectナビキット | △ | △ | △ | △ |
ハリアーと比較すると、装備はいい勝負ですが、快適系装備はハリアーのほうが少し上、という印象です。
AdventureとG Zパッケージでは、G Zパッケージのほうが値段が高い分、装備も充実しているという印象ですが、Adventureのほうが、外観がよりアウトドアな感じとなります。
※上記の左がAdventure、右がZパッケージ/G
Adventureのほうが、RAV4のアウトドアな雰囲気に合っているので、このグレードが人気があるようです。
【車購入の前に】愛車一括査定依頼について
もし、車の買い替えを検討されているのであれば、ネットで愛車の無料買取査定をご検討ください。
私の実体験ですが、ディーラーで下取り50万強で提示されたところがあり、そのまま売ったことがあるのですが、同じディーラーで私の車が100万で売りに出されていたことには驚きました!
これがもし下取り業者で売っていたならば、+2〜30万で売れたであろうと予想します。
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「カーセンサー車査定」のホームページに飛ぶことができます。
カーセンサーはリクルートが運営する車買い取り査定サイトです。
複数買取業者の一括査定、もしくはオークション形式による最も高値をつけた1社のみとの交渉を選択可能です。
一括買い取り査定サイトの最大手で、買い取り形式も選択できるので自分の希望に応じた活用ができます。
複数業者との電話が煩わしいという場合は、オークション形式にしてしまえば、1社のみとのやり取りで済みます。
また、買取業者と直接交渉し、少しでも買取金額を上げたい場合は、複数の業者に直接一括査定依頼できる、こちらがよいかと思います。
↑上記の画像もしくはボタンをクリックすると、「ズバット車買取比較」というホームページに飛ぶことができます。
私も一括査定依頼は利用したことがあり、複数業者と直接やりとりするのは確かに面倒ですが、その分リターンも大きく、高値で車を買い取ってもらえる可能性が高くなります。
ガチで買取査定を上げたい場合は、こちらも利用するのがよいと思います。
トヨタRAV4の見積りと値引き金額めやす
トヨタRAV4の見積もり金額と、値引き目安についてまとめます。
値引き
実際の値引きは、価格.comに実績一覧がまとまっています。
2021年2月現在、50万程度は狙えるようです。
見積もり金額めやす
ガソリンのAdventure(4WD)グレードについて、紹介します。
RAV4のアウトドアな雰囲気に合っているのは、Adventureで、このグレードに人気があるようです。
ガソリンとハイブリッドだと、ガソリンのほうがコスパが良いのと、輸出用として需要があり、リセールもガソリンのほうが良く、ガソリンのほうが人気があるようです。
・ガソリン Adventure
- 車両価格:331万
- オプション:56万(ナビ、ETC、シートベンチレーション、デジタルインナーミラー)
- 諸費用・税金:23万
- 値引き:50万
- 総額:360万
ハリアーと、似たような金額になるようですが、RAV4のほうが若干安いようです。
RAV4のほうが、4WDであったり、ラゲッジ容量が広かったりと、実用性はハリアーよりは上かな、と感じます。
ちなみにハイブリッドだと、税金諸費用が11万程度で済むようなので、ガソリンより12万程度、税金諸費用が安く抑えられます。
・ハイブリッド G(4WD)
- 車両価格:402.9万
- オプション:48万(ナビ、ETC、デジタルインナーミラー)
- 諸費用・税金:11万
- 値引き:50万
- 総額:411.9万
トヨタRAV4はどのグレードがおすすめか?
コスパを考えると、やはりガソリンにどうしてもなってしまうかな、と思います。
ハイブリッドのパワーは魅力ですが、2リッターガソリンでも、市街地を走るには必要十分なパワーがあります。
リセールがよいのも、輸出用の需要のある、ガソリンのほうになるようです。
RAV4のアウトドアな雰囲気を考えると、装備のバランスがよく、外観がアウトドアな雰囲気をもつ、Adventureのグレードが良さそうです。
また、ハリアーとも迷いそうな感じがしますが、実用性・コスパ重視ならRAV4、ラグジュアリー感重視ならハリアー、というところでしょう。
RAV4のグレード選びの、参考になれば幸いです。