スバルXVについて、グレードと装備、価格と、実際の見積はいくらくらいか?についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
スバルXVは、スバルのラインナップの中では比較的安い部類の車で、デザインもよくAWD(4輪駆動)で走りの質も高いので、たくさん荷物を積む、ということでなければ良い選択になるのかなと思います。
新型レヴォーグやフォレスターについても、同様の記事を書いているので参考にしてみてください。


スバルXVの各グレードの価格
スバルXVの各グレードごとの車両価格は、以下の通りです。
グレード | 価格 | パワートレイン |
1.6i | 220.0万 | 1.6リッターガソリン |
1.6i-L | 233.2万 | 1.6リッターガソリン |
2.0e-L | 265.1万 | ハイブリッド(e-BOXER) |
2.0e-S | 287.1万 | ハイブリッド(e-BOXER) |
Advance | 292.6万 | ハイブリッド(e-BOXER) |
XVのグレードは上述の通り5グレード、パワートレインは、2.0リッター自然吸気エンジンはなくなり、1.6リッターガソリンとハイブリッドに統合されました。
また、全グレードAWD(4輪駆動)のため、悪路を走るのには頼もしいと言えます。
特に1.6リッターは、これだけの車格でデザインのよいSUVが、AWD(4輪駆動)で220万から、というのはかなりのコスパと言えます。
スバルXVのガソリンとハイブリッドモデルのスペックの違い
スバルXVのグレードは、大別するとハイブリッド(e-BOXER)と1.6リッターガソリンに分けられるので、スペックの違いについて載せます。
スペック | 1.6i, 1.6i-L | 2.0e-L, 2.0e-S, Advance |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4485×1800×1550 | |
ホイールベース(mm) | 2,670 | |
車両重量(kg) | 1410 | 1530~1550 |
エンジン | 1.6L DOHC | 2.0L DOHC 直噴 + モーター |
最高出力 | 115ps/6,200rpm | 145ps/6,000rpm |
最大トルク | 15.1Nm/3,600rpm | 19.2Nm/4,000rpm |
最高出力(モーター) | – | 13.6ps |
最大トルク(モーター) | – | 6.6Nm |
トランスミッション | リアトロニック(CVT) | |
駆動方式 | AWD | |
燃費(JC08) | 15.8km/L | 19.2km/L |
燃費(WLTC) | 13.3km/L | 15.0km/L |
タンク容量 | 63L | 48L |
トランク容量 | 385L | 340L |
乗車定員 | 5名 | |
価格 | 220~233.2万 | 265.1~292.6万 |
簡単にまとめると、ハイブリッドのほうがパワーもあり、燃費も良い分、価格は高い、ということになります。
ただ、燃料タンク容量、トランク容量は1.6ガソリンのほうが多く確保しています。
私は、XVのモデルチェンジ後に、1.6ガソリンと、今はラインナップからなくなってしまった2.0ガソリンの両方を試乗したことがあります。
XVの車格的には1.6ガソリンだとパワーが物足りなく、2.0ガソリンがベストバランスだと感じました。
1.6ガソリンは、残念ながら世代の古いエンジン、と、どうしても感じてしまいます。
噂では、レヴォーグの1.8リッターターボ(CB18)の小排気量版で、1.5リッターターボを開発中、とも聞くので、1.5リッターターボへの置き換えを期待したいところです。
なので2.0のハイブリッドのほうが、もちろんおすすめではありますが、値段も高いので、試乗してみて1.6で満足できるのならば、コスパのよい1.6を購入するのもよいのではないかと思います。
スバルXVでは新型アイサイトXをつけられない
スバルXVは、2020年でマイナーチェンジした型では、新型のアイサイトXを選ぶことができません。
アイサイトXを搭載できるのは、現時点で新型レヴォーグのみとなります。
通常のアイサイトと、アイサイトX搭載車の機能の違いについて、まとめたので参考にしてみてください。
装備 | アイサイト | アイサイトX |
アイサイトコアテクノロジー | ||
プリクラッシュブレーキ | 〇 | 〇 |
前側方プリクラッシュブレーキ | 〇 | 〇 |
緊急時プリクラッシュステアリング | 〇 | 〇 |
後退時ブレーキアシスト | 〇 | 〇 |
AT誤発進抑制制御 | 〇 | 〇 |
AT誤後進抑制制御 | 〇 | 〇 |
ツーリングアシスト | 〇 | 〇 |
全車速追従機能付クルーズコントロール | 〇 | 〇 |
定速クルーズコントロール | 〇 | 〇 |
車線逸脱抑制 | 〇 | 〇 |
車線逸脱警報 | 〇 | 〇 |
ふらつき警報 | 〇 | 〇 |
先行車発進お知らせ機能 | 〇 | 〇 |
青信号お知らせ機能 | 〇 | 〇 |
アイサイトアシストモニター | 〇 | 〇 |
アイサイトセイフティプラス(運転支援テクノロジー) | ||
スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム) | 〇 | 〇 |
エマージェンシーレーンキープアシスト | 〇 | 〇 |
アレイ式アダプティブドライビングビーム | 〇 | 〇 |
アイサイトセイフティプラス(視界拡張テクノロジー) | ||
デジタルマルチビューモニター(フロント/サイド/リヤ) | 〇 | |
前側方警戒アシスト | 〇 | |
アイサイトX テクノロジー[高度運転支援システム] | ||
渋滞時ハンズオフアシスト | 〇 | |
渋滞時発進アシスト | 〇 | |
アクティブレーンチェンジアシスト | 〇 | |
カーブ前速度制御 | 〇 | |
料金所前速度制御 | 〇 | |
ドライバー異常時対応システム | 〇 |
個人的には、通常のアイサイトで十分な機能を持っている、とは思いますが、アイサイトXの「前側方警戒アシスト」は欲しいかな・・・と思います。
また、アイサイトXでは以下が標準装備となります。
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム

12.3インチフル液晶メーター

コネクティッドサービス[SUBARU STARLINK]

ドライバーモニタリングシステム

また、アイサイトXの自動車専用道路での運転支援で必要なためか、ナビも標準搭載されています。
アイサイトXがどうしても欲しいのであれば、スバルXVは諦めて新型レヴォーグにするか、1年待って次の年次改良モデルにするか、になります。
スバルXVは、次の年次改良モデルで、アイサイトXが搭載される可能性は、高いと予想しています。
スバルXVの各グレードの装備比較
※△はメーカーオプション
装備 | 1.6i | 1.6i-L | 2.0e-L | 2.0e-S | Advance |
アイサイト・安全装備 | |||||
アイサイト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アイサイトセイフティプラス | △ | △ | △ | △ | |
歩行者保護エアバッグ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
サイドエアバッグ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
カーテンエアバッグ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
後退時ブレーキアシスト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
USB電源 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アレイ式アダプティブドライビングビーム | △ | △ | △ | 〇 | 〇 |
タイヤ・アルミホイール | |||||
225/60R17タイヤ&17インチアルミホイール | 〇 | 〇 | 〇 | ||
225/55R18タイヤ&18インチアルミホイール | 〇 | 〇 | |||
パワーリヤゲート | |||||
ハンズフリーオープンパワーリヤゲート | |||||
シート | |||||
トリコット/トリコット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
本革シート | △ | △ | △ | △ | |
パワーシート | |||||
運転席8ウェイパワーシート | △ | △ | 〇 | 〇 | |
シートヒーター | |||||
運転席+助手席シートヒーター | |||||
後席左右シートヒーター | |||||
ペダル | |||||
アルミパッド付スポーツペダル | 〇 | 〇 | |||
照明 | |||||
インパネアンビエント照明 |
レヴォーグやフォレスターに標準装備されていたりする装備がXVにはなかったり、アイサイトセイフティプラスが全グレードオプションだったりと、車種ごとの差別化はされていると感じました。
XVはお買い得な分、装備はレヴォーグやフォレスターと比較して抑えられているというイメージです。
ただ、ベースグレードの1.6iでもアイサイトはきっちりと装備され、安全装備も充実しているので、割り切って1.6iというのでも何ら問題ない装備ではあると感じます。
スバルは安全装備に気を使っており、ベースグレードでもしっかりと装備されているところが好感持てます。
スバルXV見積り金額めやす
スバルXVは、実際に購入するとなるとどれくらいかかるのか?
ネットの見積情報をもとにまとめてみました。
値引きめやす
価格.comに、値引き実績が紹介されています。
2021年2月現在、35万程度は狙えるようです。
見積もり金額めやす
<必要最低限のオプションと諸費用>
- 付属品:ベースキット、ナビ、前後ドライブレコーダー、ETC2.0で、50万
- 諸費用:税金関係、延長保証(5年)、点検パック5年で、35.5万(ガソリン)、ハイブリッドは28.5万
- 値引き:35万
- 合計:ガソリン50.5万、ハイブリッド43.5万
ハイブリッドのほうが税金が安いので、諸費用は若干ハイブリッドのほうが安いようです。
<見積もり金額めやす>
1.6i:220.0万 + 50.5万 = 270.5万
1.6i-L:233.2万 + 50.5万 = 283.7万
2.0e-L:265.1万 + 43.5万 = 308.6万
2.0e-S:287.1万 + 43.5万 = 330.6万
Advance:292.6万 + 43.5万 = 336.1万
ガソリンモデルだと300万未満で買えそうですが、ハイブリッドだと300万未満は厳しそうです。
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各グレードはどれがおすすめか?

個人的には、1.6はレスパワーで、長く乗ると気になってきそうなので、やはり2.0のハイブリッドになるかな、と。
ただAdvanceなどの上級グレードだと、フォレスターにも手が届きそうになってくるので、2.0e-Lくらいが一番良いのかなと思います。
ただ、個人的には、ラインナップから外れてしまった2.0ガソリンが、ベストバランスで一番コスパが良かったと思います。
なので自分が買うなら2.0ガソリンの中古かな(笑)

例えば上記など、スバル認定中古車で2018年、走行距離も2.8万なのでまだまだこれからバリバリ走れる、という感じの車両です。
それでも総支払額226.2万なので、ぶっちゃけ新車買うよりやっぱりお得だな、と感じてしまいます。
XV購入の参考になれば、幸いです。