2021年9月更新
D型が発売されたため、D型の情報に更新しました。
スバルフォレスターですが、2020年11月のマイナーチェンジにて1.8リッターターボモデルが追加され、魅力が増したな、という印象を受けました!
フォレスターのグレードと装備、価格と、実際の見積はいくらくらいか?についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
一般ユーザーの口コミ評価をまとめた記事を書いているので参考にしてみてください。

スバルフォレスターの各グレードの価格
スバルフォレスターの各グレードごとの車両価格は、以下の通りです。
※2021年9月修正 D型の価格を反映しました。少し値上がりしてます・・・
グレード | 価格(旧型) | 価格(新型) | パワートレイン |
Touring | 291.5万 | 293.7万 | ハイブリッド |
X-BREAK | 305.8万 | 308万 | ハイブリッド |
Advance | 315.7万 | 317.9万 | ハイブリッド |
SPORT | 328.9万 | 330万 | 1.8リッターターボ |
フォレスターのグレードは上述の通り4グレード、パワートレインは、2.5リッター自然吸気エンジンはなくなり、ハイブリッドと1.8リッターターボに統合されました。
新型レヴォーグと同じエンジンである1.8リッターターボを積んだグレードはSPORTで、値段的には一番上のグレードになります。
フォレスターのハイブリッドとターボモデルのスペックの違い
スバルフォレスターのグレードは、大別するとハイブリッド(e-BOXER)と1.8リッターターボモデルに分けられるので、スペックの違いについて載せます。
スペック | ハイブリッド | 1.8ターボ |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4625×1815×1715 | 4625×1815×1715 |
ホイールベース(mm) | 2,670 | 2,670 |
車両重量(kg) | 1620~1640 | 1570 |
最小回転半径 | 5.4m | 5.4m |
ラゲッジ容量 | 509リッター | 520リッター |
エンジン | 2リッタNA + モーター | 1.8リッターターボ |
最高出力 | 145ps/6,000rpm | 177ps/5,200-5,600rpm |
モーター出力 | 13.6ps | – |
最大トルク | 188Nm/4,000rpm | 300Nm/1,600-3,600rpm |
モータートルク | 65Nm | – |
トランスミッション | リアトロニック(CVT) | |
駆動方式 | AWD | |
燃費(WLTC) | 14.0km/L | 13.6km/L |
燃料タンク容量 | 48リッター | 63リッター |
乗車定員 | 5名 | |
価格 | 293.7万〜 | 330万 |
ざっくりと違いをまとめると
- ハイブリッドのほうが車重が重く、パワーは低い
- ハイブリッドのほうが燃料タンク容量が小さい
- ハイブリッドのほうが燃費は上だが、ほぼ差はない
- ハイブリッドのほうがトランク容量は少ない
というところです。
個人的には、ハイブリッド(e-BOXER)のほうが、燃料タンク容量が48リッターと、ターボモデルよりも15リッターも少ない!のは大きい違いと思います。
燃費が大差ないので、仮に8割までの燃料タンク容量での航続距離を計算すると(タンク容量ギリギリまで走る人はあまりいないと思いますので)
市街地燃費がハイブリッドで11.2km/L、1.8ターボが10.3km/Lなので
- ハイブリッド:430km
- 1.8ターボ:519km
と、かなりの開きがあります。
郊外や高速道路だと、ハイブリッドと1.8ターボモデルでは、燃費の開きは更に少なくなるので(郊外だとむしろターボのほうが燃費が上)、航続距離の開きは更に大きくなります。
この航続距離というのは、長く使っていると地味に見逃せない要素になってきます。
ロングツーリングするならもちろんのこと、普段使いでも、ガソリンスタンドにどの程度の頻度で行かなくてはいけないか、に直結するからです。
個人的には、1.8リッターターボのほうが、フォレスターという車の正確に合っているのでは、と感じます。
ただ、e-Boxerのモデルのほうは、発進時の加速で、モーターの加速があるので加速がなめらか、街乗りが静か、などという好評価も見受けられるので、是非乗り比べて選んでみましょう!
フォレスターでは新型アイサイトXをつけられない
フォレスターは、2020年でマイナーチェンジしたC型では、新型のアイサイトXを選ぶことができません。
2021年9月追記
アイサイトXは、D型でも搭載見送りとなりました・・・D型で搭載されると思っていましたが予想外しました(^^;
アイサイトXを搭載できるのは、現時点で新型レヴォーグのみとなります。
通常のアイサイトと、アイサイトX搭載車の機能の違いについて、まとめたので参考にしてみてください。
装備 | アイサイト | アイサイトX |
アイサイトコアテクノロジー | ||
プリクラッシュブレーキ | 〇 | 〇 |
前側方プリクラッシュブレーキ | 〇 | 〇 |
緊急時プリクラッシュステアリング | 〇 | 〇 |
後退時ブレーキアシスト | 〇 | 〇 |
AT誤発進抑制制御 | 〇 | 〇 |
AT誤後進抑制制御 | 〇 | 〇 |
ツーリングアシスト | 〇 | 〇 |
全車速追従機能付クルーズコントロール | 〇 | 〇 |
定速クルーズコントロール | 〇 | 〇 |
車線逸脱抑制 | 〇 | 〇 |
車線逸脱警報 | 〇 | 〇 |
ふらつき警報 | 〇 | 〇 |
先行車発進お知らせ機能 | 〇 | 〇 |
青信号お知らせ機能 | 〇 | 〇 |
アイサイトアシストモニター | 〇 | 〇 |
アイサイトセイフティプラス(運転支援テクノロジー) | ||
スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム) | 〇 | 〇 |
エマージェンシーレーンキープアシスト | 〇 | 〇 |
アレイ式アダプティブドライビングビーム | 〇 | 〇 |
アイサイトセイフティプラス(視界拡張テクノロジー) | ||
デジタルマルチビューモニター(フロント/サイド/リヤ) | 〇 | |
前側方警戒アシスト | 〇 | |
アイサイトX テクノロジー[高度運転支援システム] | ||
渋滞時ハンズオフアシスト | 〇 | |
渋滞時発進アシスト | 〇 | |
アクティブレーンチェンジアシスト | 〇 | |
カーブ前速度制御 | 〇 | |
料金所前速度制御 | 〇 | |
ドライバー異常時対応システム | 〇 |
個人的には、通常のアイサイトで十分な機能を持っている、とは思いますが、アイサイトXの「前側方警戒アシスト」は欲しいかな・・・と思います。
また、アイサイトXでは以下が標準装備となります。
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム

12.3インチフル液晶メーター

コネクティッドサービス[SUBARU STARLINK]

ドライバーモニタリングシステム

また、アイサイトXの自動車専用道路での運転支援で必要なためか、ナビも標準搭載されています。
アイサイトXがどうしても欲しいのであれば、フォレスターは諦めて新型レヴォーグにするか、発売間近の新型アウトバックにするか、です。
ただ、フォレスターでも、アイサイトXではないですが、D型では性能アップした、レヴォーグと同じ性能のアイサイトが搭載されることになりました。視界がさらに広がっています。

スバルは、もともと安全性能には力を入れており、このフォレスターも衝突安全性能、予防安全性能ともに抜群のため、日常の足としては非常に頼もしい相棒となりそうです。
各グレードの装備比較
2021年9月更新
D型の情報反映しました。
といっても、ほとんど変わっていないようですが、シートは変わっており、Touring、X-BREAK、Advanceはいずれも撥水性のシートになったようです。
・△はメーカーオプション
装備 | Touring | X-BREAK | Advance | SPORT |
アイサイト・共通装備 | ||||
アイサイト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アイサイトセイフティプラス | △ | △ | 〇 | 〇 |
歩行者保護エアバッグ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
SRSサイドエアバッグ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
後席USB電源(2ヶ) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アダプティブドライビングビーム | △ | △ | 〇 | 〇 |
タイヤ・アルミホイール | ||||
225/60R17サマータイヤ | 〇 | |||
225/60R17オールシーズンタイヤ | 〇 | |||
225/55R18サマータイヤ | 〇 | |||
225/55R18オールシーズンタイヤ | 〇 | |||
パワーリヤゲート | ||||
ハンズフリーオープンパワーリヤゲート | △ | △ | △ | △ |
シート | ||||
撥水ファブリック | 〇 | 〇 | ||
撥水性ポリウレタン | 〇 | |||
ウルトラスエード/本革 | 〇 | |||
パワーシート | ||||
運転席8ウェイパワーシート | △ | △ | 〇 | 〇 |
アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能 | △ | △ | 〇 | 〇 |
シートヒーター | ||||
運転席+助手席シートヒーター | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
後席左右シートヒーター | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
ステアリング | ||||
本革巻ステアリング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ステアリングヒーター | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
全グレードで、安全機能はきっちりとついているところが、SUBARUらしいな、と好感が持てます。
△はメーカーオプションなので、もし付ける場合は別途費用が発生します。
個人的には、SPORTが装備充実しており、1.8ターボエンジンでもあるので一番魅力的かなと思います。
パワーリヤゲートが全グレードオプションなのが少し残念ですね。
【車購入の前に】愛車一括査定依頼について
もし、車の買い替えを検討されているのであれば、ネットで愛車の無料買取査定をご検討ください。
私の実体験ですが、ディーラーで下取り50万強で提示されたところがあり、そのまま売ったことがあるのですが、同じディーラーで私の車が100万で売りに出されていたことには驚きました!
下取り業者ならば、+2〜30万で売れたであろうと予想します。
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複数買取業者の一括査定、もしくはオークション形式による最も高値をつけた1社のみとの交渉を選択可能です。
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複数業者との電話が煩わしいという場合は、オークション形式にしてしまえば、1社のみとのやり取りで済みます。
また、買取業者と直接交渉し、少しでも買取金額を上げたい場合は、複数の業者に直接一括査定依頼できる、こちらがよいかと思います。
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私も一括査定依頼は利用したことがあり、複数業者と直接やりとりするのは確かに面倒ですが、その分リターンも大きく、高値で車を買い取ってもらえる可能性が高くなります。
ガチで買取査定を上げたい場合は、こちらも利用するのがよいと思います。
フォレスター見積り・値引き金額めやす
値引き金額めやす
価格.comに、値引き実績一覧がのっていますので紹介します。
2021年9月現在、30万程度は狙えるようです。
見積もり金額めやす
<必要最低限のオプションと諸費用>
- 付属品:ベースキット、ナビ、前後ドライブレコーダー、ETC2.0で、50万
- 諸費用:税金関係、延長保証(5年)、点検パック5年で、35.5万、ハイブリッドは税金が安いので7万安く、28.5万
- 値引き:30万
- 合計:55.5万、ハイブリッドは48.5万
フォレスターSPORT(330万)とレヴォーグGT-H(332.2万)の車両価格はほとんど同じなので、1.8ターボを選ぶ場合は、結構迷いそうです。
<見積もり金額めやす>
Touring:293.7万 + 48.5万 = 342.2万
X-BREAK:308万 + 48.5万 = 356.5万
Advance:317.9万 + 48.5万 = 366.4万
SPORT:330万 + 55.5万 = 385.5万
フロアマットを社外品にすれば10万以上安くできる!
フロアマットというのは、純正品の場合妙に高いです。
しかもスバルの見積もりでは、フロアマットは「ベースキット」という謎の(?)オプションの中に入っており、わかりづらくなっています。
しかもこのベースキットが高い!13万以上します。

このベースキットってなんぞや?と思って調べてみると、上記7点がセットになっているようです。(もう少し安いのもあるみたい)
・・・これ、いる?(^^;まあドアバイザーはあったら雨の日に便利だけど・・・
少しでも価格を抑えるなら、ベースキットをやめて、フロアマットを社外品にしてしまうという選択はアリだと思います。
実際、私も前のレガシィのフロアマットは、純正品が高かったので社外品で済ませました。

これなんかは楽天で9,900円と、凄く安いです!
フロアマットなので、形がきちんと適合していれば問題ないので、こだわりがなければ社外品を検討して節約してみてはいかがでしょうか。
ベースキットをやめて、フロアマットだけ社外品にすれば、それだけで12万以上は浮かせられますよ!
各グレードはどれがおすすめか?

スバリスト的には、新型1.8リッターターボエンジンを積んだSPORTモデル一択です(笑)
ハイブリッドのe-BOXERモデルは、上述の通り、燃料タンク容量が48Lと少ないです。
SPORTならば63Lあり、燃費も考えると航続距離にはまったく不満はないですが、ハイブリッドモデルの48Lというのは、燃費を考えると少し少ないと思います。
また、エンジンパワーも1.8ターボのほうが明らかに上で、やはりSPORTが一番魅力的なグレード、と感じます。
ただ、試乗動画など見ていると、e-Boxerモデルのほうも、発進時の加速でモーターアシストがありなめらか、重量があるので街乗りでは落ち着いているなど、高評価を見かけることも多いので、迷うのであればやはり乗り比べたほうが良いと思います。
フォレスター選びの参考になれば幸いです。