私はレガシィアウトバックオーナーのスバリストであり、ステーションワゴンは一番興味のあるジャンルで常にチェックしている。
新型レヴォーグの発表により、ステーションワゴンがネットで盛り上がりを見せているように感じる。このジャンルの好きな私にとってはうれしい限りだ。
当記事では、新型レヴォーグと比較検討すると面白そうな、ステーションワゴンの中古車について紹介しようと思う。
ちなみに新型レヴォーグの見積もり金額めやすは、以下記事にてまとめているので参考にしてみてほしい。

この記事に書いているが、新型レヴォーグのベースグレードでアイサイトXを搭載した「GT-EX」の見積もり金額めやすは、約400万だ。
400万あれば、プレミアムブランドの新しい中古車含めて選び放題!なので、ご紹介していこう。
新型レヴォーグの予算があれば中古は選び放題!
上述した、新型レヴォーグ購入として最低限必要な予算の400万があれば、プレミアムブランド含めて選び放題だ!
ご紹介していこう。
以前新型レヴォーグのライバルになりそうな車種を紹介したので、それをベースにご紹介していこう。

アウディA4アバント

レヴォーグのライバルといえば、まずはアウディA4アバントからだろう!
400万以下で探せるものをピックアップしてみた。
年式 | グレード | 走行距離 | 車両価格 | 中古/新車 |
2019 | 35TSFI Meisterstück | 1.3万km | 364.0万 | 67.5% |
2019 | 40TSFI Meisterstück | 0.6万km | 388.0万 | 62.8% |
2017 | 1.4TFSI | 2.1万km | 238.0万 | 49.0% |
・・・値落ち率すごすぎないですか!?
40TFSIなど、1年落ち、0.6万キロしか走ってない車両が、もう62.8%と、車両価格に対して4割近く下がっている!新車価格618万~ですよ!?
3年落ちまで行くと、もう大体車両価格の半分くらいまでいってしまうようだ。
やはり輸入車は、新車至上主義とかでない限りは、一度中古車を見てみたほうがよいだろう。
スペックは以下の通りだ。
1.4TFSIと35TFSIは、名前こそ違うが、スペックは同じのようだ。
スペック | 1.4TFSI、35TFSI | 40TFSI |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4750×1840×1430 | |
車両重量(kg) | 1450 | 1510 |
エンジン | 1.4リッターターボ | 2.0リッターターボ |
最高出力 | 150ps/5,000-6,000rpm | 190ps/4,200-6,000rpm |
最大トルク | 250Nm/1,500-3,500rpm | 320Nm/1,450-4,200rpm |
トランスミッション | 7速DCT | |
駆動方式 | FF | |
燃費(JC08) | 16.6km/L | 16.6km/L |
スペック的には40TSFIのほうが、新型レヴォーグのライバルになりそうな感じだ。
個人的には、40TFSIの1年落ち0.6万キロ388万が、ほぼ新車みたいなもので、レヴォーグ新車と似たような価格で購入できるので、比較検討してみたい気はする。
メルセデスベンツCクラスステーションワゴン

メルセデスベンツCクラスステーションワゴンも、高級安全ワゴンという位置付けではメジャーな車種なので、紹介したいと思う。
年式 | グレード | 走行距離 | 車両価格 | 中古/新車 |
2019 | C220d アバンギャルド AMGライン | 0.9万km | 368.0万 | 60.2% |
2017 | C220d スポーツ | 3.9万km | 318.0万 | 50.1% |
・・・輸入車って中古だとガクンと値落ちするんだな、というのがよくわかる。
2019年のC220dは、新車価格611万だが、わずか1年で368万になってしまっている!相当にお買い得ではないだろうか?
ベンツCクラスにはC220dというディーゼルターボモデルがあり、このモデルは軽油で燃費もよく、さらにトルクもあるという、ロングツーリングには絶好のモデルである。スペックは以下の通りだ。
スペック | Cクラスステーションワゴン C220d |
---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4705×1810×1440 |
車両重量(kg) | 1700 |
エンジン | 2リッターディーゼルターボ |
最高出力 | 194ps/3,800rpm |
最大トルク | 400Nm/1,600rpm |
トランスミッション | 9速AT |
駆動方式 | FR |
燃費(JC08) | 18.9km/L |
燃費(WLTC) | 16.5km/L |
C220d、スペックスゲー!!
馬力194ps、トルクはなんと400Nmを1600回転でたたき出し、さらに燃費は実燃費に近いWLTCモードで16.5km/L、しかもディーゼルなので軽油だ!
個人的に輸入車は、ハイオクなのがネックだと思うのだが、ディーゼルならば軽油なので、燃料費は割安になる。しかも低燃費だ!
これが1年落ち368万か・・・新型レヴォーグの新車と比較検討してみる価値はありそうだ。
BMW3シリーズツーリング
メルセデスベンツCクラス、BMW3シリーズ、アウディA4アバントは、ドイツ御三家プレミアムブランドのDセグメントステーションワゴンとなり、新型レヴォーグとガチンコライバルになるだろう。

BMW3シリーズの中古も同様にご紹介しよう。
年式 | グレード | 走行距離 | 車両価格 | 中古/新車 |
2019 | 320d ラグジュアリー | 0.8万km | 348.0万 | 52.5% |
2017 | 320d | 3.0万km | 268.0万 | 45.8% |
BMWは、メルセデスベンツよりもさらに値落ちが大きい印象だ。これは、3シリーズは2019年でモデルチェンジしたからというのもあるだろう。
2019年式の320dラグジュアリーなんか、新車価格624万でっせ!それがなんと1年落ちで348万!
・・・というかベンツ、BMW、アウディはこれくらいが適正価格なのでは?と思ってしまう。
多分1年落ちで300万円台となると、新型レヴォーグの1年落ちと同じくらいの価格になるだろう。
320dも、燃料費が安くてトルクのあるディーゼルターボモデルとなる。スペックは以下の通りだ。
スペック | 320d |
---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4645×1800×1450 |
車両重量(kg) | 1650 |
エンジン | 2リッターディーゼルターボ |
最高出力 | 190ps/4,000rpm |
最大トルク | 400Nm/1,750rpm |
トランスミッション | 8速AT |
駆動方式 | FR |
燃費(JC08) | 21.4km/L |
スペック的には、メルセデスベンツCクラスのC220dとほぼ互角だ。
190psと400Nmもの大トルク、さらにはJC08で21.4km/Lの燃費と、文句の付け所がないスペックといえる。
ステーションワゴンの中古は輸入車が断然お買い得!
ちなみに、2019年式レヴォーグの中古をピックアップすると以下の通りだ。

年式 | グレード | 走行距離 | 車両価格 | 中古/新車 |
2019 | 1.6STIスポーツ | 1.1万km | 275.0万 | 76.0% |
2019 | 2.0STIスポーツ | 0.4万km | 396.0万 | 96.1% |
1.6STIスポーツはそれなりの値落ちだが、2.0STIスポーツの高値維持率がすごすぎる!
2.0STIスポーツの中古だと、なんとメルセデスベンツCクラス、BMW3シリーズ、アウディA4アバントの中古価格と逆転し、レヴォーグのほうが高くなってしまう!
やはりレヴォーグ2.0の300馬力は貴重ということか。2.0オーナーの方は大事に乗ってください(笑)下取りも高くなりそうですね!?
メルセデスベンツCクラスのC220d、BMW3シリーズの320dの中古は、ディーゼルターボモデルで燃費よし、パワーよし、燃料代安く、1年落ちのほぼ新車が300万円台中盤で買えてしまうという、かなりおすすめの状況なのではないだろうか?
新型レヴォーグを新車で検討している方は、これら輸入車の中古も同じ予算内で狙えるので、検討してみたらいかがだろうか?
自分が探すとしたら、とりあえず輸入車のほうも試乗はしてみて検討するかもしれない、と思います。